2007年5月17日(木曜日)。
朝鮮半島の両国にとっては歴史に残る記念すべき1日となりました。
NHK手話ニュースでボリボリさんが話されましたとおり、分断後57年ぶりに南北の鉄道が本日限りの試運転で往復。
韓国では歓迎ムードの漂うさなか、拉致事件がまだ解決できていないのに、そう簡単に往来できるもんか!と拉致被害者の家族の方々が反対する場面もありました。
テレビでは軍事境界線を越え、北朝鮮の開城(ケソン)駅に到着、関係者のみで交流食事会、わずか1時間半の滞在で韓国に戻ったそうです。
5月17日(今日)だけの試運転でしたが、定期的に運用されるのはまだ未定。
いつかは日本人も含む拉致被害者を乗せ、この京義線で帰ってくるに違いない。
テレビではあまり取り上げられていなかったが、東海(トンヘ)線も試運転が行われた。
東海線の文字を見ただけでJR東海線を連想してしまいますが、朝鮮半島から見れば東側の海、すなわち「東海(トンヘ)」。日本から見れば、日本海側にあるところですね。 京義線終着駅の臨津江(イムジンガン)駅。
駅名の看板では次は平壌になっているが、事実上は非武装地帯の中にある都羅山(トラサン)駅。
韓国人が乗れるのはここまで、次の都羅山駅に行きたければ、日本人も含む外国人のみ。発車する前にパスポートチェックされます。 この先は非武装地帯。
一般の韓国人にとっては最北端。
そこに立っている男性は・・・・友人のヨングク君。
(韓国の俳優ではなく、日本人で~す)
冬のソナタに出ていた俳優にそっくり、韓国人に間違われやすいので勝手に「ヨングク」と名づけてしまいました。(笑)
ヨングク君はその風景を見て何を思い馳せているのだろうか・・・?
ちなみに 「失郷老人(故郷を失った老人)臨津閣(北朝鮮を望める建物の名前)追慕(遠く離れて会えない人を懐かしむこと)行事 統一を祈念します」と書かれています。 臨津閣の近くにある北朝鮮資料館で見かけた、韓国の子供が「今、わが国はひとつ(イセ ウリヌン ハナ)」と統一を願う作品。
どうしても最北端の都羅山駅に行きたくてリベンジ。
その男性は誰かって、私なんです(笑)
顔を見せなくてごめんなさい。
ここから北朝鮮までわずか数キロ、開城までわずか17.8キロ。
南北のレールはすでに連結工事完了、北朝鮮が鼻の先にあるのに、行けなくてもどかしい思いをしている私。 都羅山駅の中にあった、「ユラシア(ユーラシア)横断鉄道」図。
レールはすでに連結しているのだが、定期的に往来できていれば、釜山からヨーロッパまで1本のレールで結ばれていることになる。
戦前の大日本帝国時代、東京駅で「平壌まで」と言えば、「東京から平壌ゆき 東海道、山陽、下關、關釜、京釜、京義 経由」といったように1枚のきっぷで旅が出来たらしい。
大日本帝国時代のソウルは「京城(けいじょう)」と呼ばれていたので、韓国における「京」の字は日本統治時代の名残だろうか。
JR旅行センターでソウルまでのきっぷが買えることはご存知でしたか~?
JRから私鉄への乗り継ぎ切符みたいに「東京都区内→ソウル」といったような発券はできないが、「日韓共同きっぷ」で東京からの新幹線、関釜フェリーまたはビートル(博多~釜山の高速船)、韓国高速鉄道(KTX号)といったように1枚のきっぷで行けるのです。
飛行機を使わない海外旅行になるわけで、時間もかかりそうですねぇ・・・。
京元(キョンウォン)線の乗車したときの写真がなくてもったいないことをしてしまいました・・・。
文字通り、京城(ソウル)と北朝鮮の元山(ウォンサン)を結ぶ路線で、韓国側は新炭里(シンタンリ)駅が終着駅。
地下鉄1号線で護政府(ウィジョンブ)駅まで行き、京元線のディーゼルカーに乗り換え。
護政府駅周辺では前線を守る迷彩服の軍人さんをたくさん見かけました。
38度線を越えていても、大極旗(国旗)みたいに真ん中の線がS字のようにはみ出ていると同じようにれっきと韓国領。
始発から1時間半も揺らされ、やっと終着駅の新炭里駅。
ホームの先に鉄路が途切れているのが見える。
都羅山駅は軍事関係の施設やらで物騒なところだが、ここは静かな山間。
もっと周辺を探検すればよかったのに、ハメをはずさないように慎重に行動。
民家や小さなお店、温泉マークの民宿らしきものも見かけたが、ここで泊まるとJASの映画みたいに南北の兵士がお互いの敵地で交流を深め、このあたりに北の兵士が訪ねてきて私を連れて行かれそうな気がする(まあ考えすぎか)ので、ソウルに引き返してしまいました。
最近、自宅の駐車場に着き、ドアを開けたとたん、田舎の香りが漂うようになりました。
田んぼの土からなのか、それとも新緑が芽吹いた木からなのか、原因がわかりません。
特にこの期間だけ、都会では絶対に味わえない田舎特有の香りが漂うのです。
田舎の香りがするなあと気づいたのは、東京の多摩地域から千葉に転居した年の5月頃だったと記憶しています。
今日は「たから荘」内部をご紹介。
趣きのある本館の居間。
江戸時代の人間は背が低かったのか、手がもう少しで天井に届きそうです。
ここはもともと居間だったらしいだけど、湯上りのひとときを過ごす場所だそうです。 壁には戦前のいろいろな資料が展示されていました。
これは(今はなき)陸軍省から徴兵命令の赤紙。
非常に交通不便な山奥にちゃんと赤紙が届き、強制的に徴兵されたみたいです。
他にも各種の賞状も展示、見た目では新しいものだなと思いましたが、日付を見るとなんと昭和12年、昭和14年、大日本帝国・・・・。
つまり、この建物は江戸時代の建築技術で通気性が非常によく、戦前の紙でも色が褪せてしまったりすることはないそうです。 部屋のテレビの上にあった、カーネーション。
そういえば、5月13日は母の日。
真っ赤なカーネーションだと和風の部屋にそぐわないのか、このような花になったのだろう。
小さなお花で和ませてくれるのは素晴らしいことですねぇ・・・。
韓国ドラマの「チャングムの誓い」の場面だが、医師試験結果発表で「不通(??「プルトン」)3つ、帰郷(??)「クィヤン」)!」というところがある。
不通3つ出ていれば、もう泊まりに行くことはないが、ここの旅館は不通1つも出ていない。
いつも楽しませてもらっている、ウメダスさんのブログにも名古屋の美味しいお料理が紹介されていました。
見ているだけでよだれが出てしまいそうですね。
東京都最西端の旅館「たから荘」も、夕食のごちそうが勢ぞろいなので、動画付きでご紹介しましょう。
本館の個室に案内され、真っ先に目に付くお料理はご覧のとおり。
これだけではなく、後から次々とお料理がたくさん運ばれてきます。
手前のお皿は焼きたてのヤマメ塩焼きを温かいうちに召し上がれるようにスタンバイしてあるのですねぇ・・。 牛肉のたたき。
ヤマメの塩焼き。
食事に進み具合を見て、焼きたてのが運ばれてくるので、香ばしくて美味しい。
句の山菜天ぷら。
良質の油で揚げているので、山菜のあっさりとした味を引き出している。 若主人の作った、手打ちそば。自家製なので、「檜原手打ちそば」と名づけてもよさそうな。
作りたてなので、香りを逃さないように今すぐ召し上がってくださいとのこと。
お料理はすべて「たから荘」のご家族が心をこめて1品1品ずつ作られたものだそうです。
運んだり、食器を下げたりするのも料理人である若主人。
身振りを交えたり、こまめに筆談でお料理の説明、お部屋から出るときも絶対にお尻を向けない。
韓国ドラマの「チャングムの誓い」みたいにお辞儀をしてから国王さまのお部屋に入り、出るときもお尻を向けずに後ろ向きで歩き、お辞儀をしてから出る作法に全く似ています。(最初に気づいたのは、チャングム。「韓国ドラマに出ていたとおり、お部屋に入るときはお辞儀をして、配膳し、食器を下げるときもお尻を向けないんだよね」)
他の旅館に何度か泊まったことはあるが、ろう者のお客さんだと料理の説明をするのに筆談だと億劫だったり、こまめに足を運ぶことはなかったのに、この「たから荘」は気配りが素晴らしい。
美味しいお料理だけではなく、そういう嬉しい気配りもあるから、何度も訪ねたくなるのです。
うちの契約しているガス会社はプロパンガス協会に加盟、適正な価格でガスを供給。
ガス切替を勧める訪問販売の特徴は・・・・
←こんな感じだそうです。
5月1日(火曜日)訪問販売のT社セールスマンが来宅し、切替契約。
契約内容は5月9日(水曜日)にガス供給切替工事を行います。
切替に伴う費用や工事代などの負担は全くありませんと覚書を交わす。
5月7日(月曜日)従来から契約しているガス会社が来宅、T社の営業実態の説明を受け、(T社との)契約を解除するように話し合い。
5月8日(火曜日)T社に契約解除通知、その日の夕方、常識破りの押しかけ。
つまり、悪徳業者はグリーニングオフは契約してから8日以内だということは知っていたのか、7日目に従来から契約しているガス会社にいきなり解約通知を出し、クリーニングオフ期限後の9日にガスボンベだけの交換を目論んでいたかも知れません。
7日目に従来から契約しているガス会社が来てくれなかったら・・・と思うだけでぞっとしますね。
LPガス協会からのお知らせに2001年1月10日東京朝刊 35ページ(社会面)の新聞記事が載ってありました。
「固定用チェーンを切断してボンベを勝手に持ち去られた」、「販売店に無断撤去されたボンベがワゴン車に横積みされた危険な状態で返却された」とか、暴力まがいな商法だったのです。
プロパンガスの切替を勧めるセールスマンが来ても絶対に応じないように気をつけたほうがよいですね。
夕食時間まで1時間あるので、東京都内で残された、唯一の秘湯「たから荘」ご自慢の蛇の湯(じゃのゆ)温泉へ。
なぜ「蛇」の文字が付いているかと言うと・・・・大昔、傷ついた大蛇が渓谷で湧き出る温泉でいやされたと言い伝えがあるためだそうです。
露天風呂ではないが、窓を全開すれば、秋川渓谷に面しており、四季の眺めは抜群。
雨の日の夕刻だとビデオの色調がはっきり出てこないため、翌朝の入浴前に撮影。
貸切風呂の付いている温泉旅館だと45分3000円取られてしまいますが、そちらは貸切状態でも無料!!
・日本秘湯を守る会(朝日旅行)-蛇の湯温泉 たから荘
ろう者は浴室の風景を堪能できるのですが、聴者はその風景に加え、秋川のせせらぎと鳥のさえずりも楽しむことができるそうだ。(チャングム談)
昨日は更新をさぼってしまいました。
土曜日に休暇を入れれば、5連休!のはずだったが、土曜日は半数体制になってしまうので、出勤。
複数の本をポンとカウンターに置き、「これこれ・・・・*※△●◎・・・・」
(延長ですか?これを延長するのですか?)と身振りで示すが、相変わらず、これこれ・・・・と早口でしゃべりまくり。
爆発するところが抑えつつ、その対応やらで本当に疲れてしまいました。
これはさておき、檜原の話に戻そう。
「檜原村」といっても、役場のある中心地の標高はおよそ300メートル、東京都最西端の里、数馬あたりだと標高800~900メートル、東西の距離はおよそ13キロ。
五日市から檜原街道で行けるが、今回は奥多摩湖・周遊道路を経て檜原入り。
途中から空模様がおかしくなり、とじゃぶりになってしまった。
都民の森で歩きながら新緑を楽しもうと思っていたが、こんな天気では断念。
お気に入りの風景を動画で作ってみましたので、こころゆくまでドライブ風景をお楽しみください。
前半2分はほとんど風景なのですが、「こんな何もない田舎の風景を見たってつまらん!」とそう思わないでくださいね。
クリックすれば、檜原のマイナスイオンをパソコンのファンから出るというシステムがあれば、リラックスできそうですね。
3人だと「春爛漫」の角部屋に案内され、大きな窓が2面。
4人部屋は「まきよせ」、2人部屋は「やまぶき」。
人員により部屋の広さが変わるらしいだが、あたり一面新緑や紅葉が眺められる、この角部屋がすごくお気に入り。
チェックインすると、地元で獲れた熱々の数馬じゃかいもに自家製のネギ味噌が添えられたものが運ばれてきた。
和紙で綴られた「思い出日記帳」によれば、美味しい数馬じゃかいもに数たくさんのお料理目当てで何度か来ていますと書かれてあるとおり、根強いリピーターが何人かいるそうだ。
かくいう私も5回も来てしまいました。
青ヶ島や小笠原だと交通の不便さもあり、年に何度か行けないが、ここだと千葉の自宅から陸続きだもんね・・・(笑)
本館は築500年の茅葺き屋敷。
1500年代に建てられたらしい。
冬は積雪で交通が途絶え、食料確保が難しい時代が続き、いっそのこと山を降りて観光旅館・・・と思っていたこともあったらしい。
「先祖が守っていた温泉や長年にわたって訪ねてくるご常連のお客さんのことを考えると、去ることも新築することも思い悩みました。(略)
おかげさまで「それだから来たんだよ」とおっしゃるお客さまが多くなり、古さを守るという生き甲斐すら覚えるようになりました」と温泉の脱衣所に書かれてあるとおり、昭和40年代後半に宿泊棟建築。
本館は500年前、宿泊棟はおよそ40年前に建てられたものだが、手入れが行き届いている。
熱々の数馬じゃかいもにネギ味噌添え。
「たから荘」の前にあった信号機が新しくなっていました。
前までは廃校になってから7年間も「数馬分校前」の地名を示す標識がついていましたが、今はご覧のとおり、新型の発光ダイオードになっていました。 下は取り替える前の信号機。
新しくなっても「数馬分校跡前」といったように標識を取り付けて欲しがったな~。 たから荘の若主人が幼い頃に通っていた、数馬分校への路地。
1999(平成11)年廃校、7年間は校舎をきれいに手入れを行いながらそのままにしていましたが、現役だった頃を復元し、土・日・祝日の10時から15時まで一般公開できるようになりました。
今日は平日なので、中を見ることができずに残念・・・。
1959(昭和34)年竣工の白亜木造校舎。
東京都内で「村」が付く利島・新島・神津島・三宅・御蔵島・青ヶ島・小笠原の7村は島嶼だけど、檜原村だけは内地にある唯一の村。
アクアライン→大井町→芝浦→新宿→中央道・八王子のルートだけど、平日とはいえとも、首都高速は混んでいた。(T_T)
圏央道の一部として木更津東ICまで開通したが、何年か後に自宅近くの市原南(仮称)IC開通、八王子から横浜を経てアクアラインと直結すれば、都心を通過する首都高速を避け、自宅から圏央道1本で行けるらしいだが、いったい何年後になるだろうか・・・。
国道411号線で青梅方面に走るとついさっきまでの都会の風景から急変し、爽やかな風景に。(これでも同じ東京都内!)
奥多摩は「そば」だけではなく、「釜めし」も名物になっているので、昼食は「釜めし」にしようと日向和田駅近くの「奥多摩めし」へ。
「奥多摩」と銘打っているが、行政上では青梅市内。
健康志向派のお店だったらしく、塩分も控えめ、有機野菜、旬の山菜がふんだんに使われている。
JR青梅線で奥多摩町に入って最初の駅は「川井駅」だが、急斜面のところに駅舎とホーム、車を停めるスペースがないので、となりの「古里(こり)駅」で休憩。
駅舎がいつの間にかに新しくなり、新築の山小屋風になっていました。 新宿からわずか1時間半でここにたどり着いた「奥多摩釜めし」
そのような風景を眺めながらの食事はおいしい。
いろいろな具の入っている釜めし。水炊き、味噌汁はシジミまでも入っていました。
2003年~2004年頃に日本テレビで放映された「イマイと申します。―架空請求に挑む、執念の報道記録」の内容を本にしたものが図書館にあるのを見つけ、借りてきたことがある。
今はもう手元にはないけど、架空請求された視聴者に代わり、業者に積極的に電話をかけまくり、電話で教えられた事務所まで押しかけ、どんな人がやっているのか、どんな手口で請求をしているのか明らかになっていく内容。
電話のやり取りも業者の言い分で理解に苦しむところやわけのわからない話に対しても、おとぼけを交えながらのやりとり、業者の稚拙なコミュニケーションで核心を引き出す話術。
昨日押しかけてきた業者も契約辞退表明をはっきり出したにも関わらず強引に押しかける常識破り。
問いかけに常識範囲内で回答のやりとりだと延々と1時間近く粘り続けてしまうが、「イマイ」みたいに常識破りに常識破りの回答だったら、すぐには帰ってくれたかも。
また来て欲しくない業者だけど、シミュレーションしてみました。
1.設備などはK社所有のものでT社は全く買い取る意思はない
「設備はすべて私の所有かとカン違いし、おたくのを契約してしまったのだけど、あとでよく調べたら、すべてK社のものになっていたのですよ。
物事を進めるには、何かも順序があるのですよ。
K社の契約書では、契約開始から15年以内に契約解除をすれば、設備を買い取って戴くことになっていると書かれてありますよね。支払うつもりはあるのですか?
支払うつもりがなければ、ここにある設備をぜ~んぶきれいに取り外して、K社に返すのが筋なんですよね。
ガス管はもう土の中なので、その取り外しは必要ですな~。
おたくだけでは取り外しができないのなら、うちの家を作ってくれた工務店に依頼して、ショベルカーで壁を取り外したりする必要があるので、見積書をもらわなくてはならないのですね。
ここに取り付けてくれるのはありがたいだけど、その工事費はすべておたくがやってくれればね」
2.法務部内の弁護士を立てる
「えーっ!裁判になるのですか?被告人は誰になるのですか?
私が被告人に!?契約してからわずか数日間で解除なのに訴えられるのですか~?
おたくの会社の組織の中に「法務部」っていうのがあるんだよね。初めて聞きました。
この間もらったパンフレットの組織図には載っていました?
どれどれ?
裁判になるのなら、私にも弁護士に会わなければならないのですね。
その弁護士の所属する法律事務所はどこなんですか?
その所在と氏名と電話番号は?会社に帰って調べるっていうのはおかしいですよ。
今すぐ電話でもして所在を明らかにしないと・・・」
こんな感じだったら、1時間粘るところが10分程度ですぐ引き下がってくれそうな。
ハイエナという獣はご存知ですか・・・?
日本ではあまり馴染みのない獣だけど、ライオンが仕留めた獲物をスキを見て奪い取る、小型の動物。
パチンコ屋でも「ハイエナ」は存在。多額の投資をしてもなかなか当たらずに帰る客を狙い、帰ったらその台で打ち込み、少ない投資で大当たりを狙う客のこと。
まさか、ガス業界でも「ハイエナ」がいるとは思ってもみなかったので本当に呆れてしまいました。
パチンコ屋で空きの台があっても、どのくらい投資したのかチェックするために通路でウロウロしている客がいれば、間違いなくハイエナ。
狙っていた台が大当たりになっていれば、ハイエナは諦めて帰るということが多い。
今回の件でいろいろ調べたところ、建築時にK社の投資で施工や設備を無料でハイエナし、プロバンガスだけで供給ということになっているので、辞退の意思表明を出したというのに、2回も訪ねてきたのですよ。
1回目は契約撤回通知を受け取った朝。
ハン尚宮(母)が外でお掃除している間に訪ねてきて、会釈だけで帰っていった。
2回目は私の在宅時間を狙った夕食後の7時半頃。
「来たけど、すぐに帰ったよ、もう諦めてくれたのかしら?」とハン尚宮(母)の話で安心したのもつかの間、「ピンポーン!!」と来客を知らせるチャイムにドアフォンの画面にハイエナの顔が映った。
「うわっ!またあのハイエナが来た!!」かと思っても居留守を使うと、あの執拗な態度から見るとまた来るに決まっているので、出ないわけじゃない。
T社:「K(従来の契約している)ガスから契約解除の通知をまだ受け取っていませんが、サインしましたか?」
<はあ?契約解除通知を出したから、こうして来ているんだろうか、おめぇは?>
「昨日、K社から色々説明を受けましたので、そのような結果になったわけです」
T社:「でも、おかしいではありませんか?・・・・・・・うんぬん・・・・・・・・」
「ガス設備などが全て私の所有のものだと勘違いし、契約したわけですが、いろいろ調べてみると、ガス設備はK社所有のものであることがわかり・・・・」
私もT社も用紙にカキカキカキカキ・・・・・・とペンを走らせる。
<お、おめぇよ、聴者の男性は相手がろう者で筆談を嫌がるというか苦手な人がほとんどだというのに、一生懸命に書かなくてもいいじゃない!?>
私が書き終えると、向こうからコメントの横やり、そうしているうちに話が平行線に。
T社:「でも、おかしいじゃないですか?K社は工務店と一緒になり、違法な価格で売りつけているのですよ」
<はぁ、頑張って工務店と提携を作ればいいじゃない!?>
「ガス価格は、平成9年からの法律改正で自由化(あらかじめホームページでいろいろ調べておいた)になり、業者ごとの価格が決められているのは仕方がないことです。たとえば、ガソリンの給油所ごとの価格がマチマチになっていると同じです」
私もT社も用紙にカキカキカキカキ・・・・・・とペンを走らせる。
T社:「こうなってしまっては、法務部の弁護士を立て裁判になるかも・・・」
「原告はT社で被告はK社ということで決着をつけてください。私はその結果を見てどちらかにするか最終的に決めたいと思います」
急に話をコロコロと変え、平行線に振り出し。
やっと諦めてくれたのか、帰ると話が出たとき
「この間、パンフレットをいただきましたよね。経営がしっかりしておられるのに今回は残念だと思います」と締め出し。
一発で撃退すると逆さ恨みがこわーいし。
時計を見たら、8時22分。つまり、50分間も粘り続けていた・・・・。
昨日来たK社も筆談で説得。これも1時間近くかかった。
聴の男性はお金にからむと筆談がスムーズなのは不思議。
プロパンガスの適正価格など、いろいろなホームページで調べたところ、単価は情勢により変動するもので、恒久的に単価が決められているかように見せかける業者の料金表は騙しのテクニックのひとつで、いったん契約してしまえば、もうこっちのもの。
一定期間を過ぎてしまえば大幅に値上げといった目論みだそうです。
ガス料金なんて、公共料金だと勘違いし、どの業者でも信頼できるものと思いきや、プロパンガスはガソリンの燃料と同じく民間のサービスだったのです。
ガソリンスタンドはいつも入れているブランドにするか、あっちのほうが安そうだとクルマで移動しながら決められるが、プロパンガスは1つの業者しか契約できないので、業者の見極めが必要ですね。
もう懲り懲りです(T_T)/~~~
今回の経験で、2度と訪問販売に応じるつもりはないです。
皆さんもそういう訪問販売に十分留意してください。
ちゃんとした身なりに名札を装着してでも、頼んでもないのに突然やってきては疑うべきです。
一発撃退すると、また執拗にやってくる可能性もあるので、うまく追い出せば大丈夫のようです。
ハン尚宮(母)が「ガス業者が来たわよ、早く玄関に出てよ!」
「えーっ!新しく契約するガス会社ではなく、契約解除の通知を出したガス会社なんでしょ?」
ガス会社:「私は●●●です。ガス会社変更についてお話を伺わせていただきました。どのような経緯で変更されたのですか?」
「突然訪ねてきて、基本料金や単価が安いだとか、丁寧に説明を受け、変更ということになりました」
ガス会社:「その業者が安く提供するのにそのような事情があるのです。私どもで契約している契約書はもうご覧になりましたか?当社が風呂沸かし器やガス配管などの設備を貸与してあるのですが、当社への契約解除は設備などを買い取って戴くことになっています。向こうの会社からは何かの説明を受けましたか?
つまり、当社が貸与した設備を横取りということになります」
「えー、そうだったのですか!?向こうの会社が設備を買い取るということはないのですか?」
ガス会社:「いいえ、買い取ってくれるということは全くありません」
「向こうの会社がお宅の検針票を見せながら15%とは暗号めいた記号で家の規模により割増料金を徴収していたとか?」
ガス会社:「いいえ、とんでもないのです。使用量に応じて割引されるシステムです。使用量の多い家では30%の割引になります」
(さては、別の業者が大きい家だと30%の割増料金だとウソついたなー)
「単価を計算してみたら、おたくのは402円で、向こうのは294円。基本料金も安くなっています」
ガス会社:「その会社は、一定期間を過ぎると大幅な値上げが行われ、契約のとおりではないとトラブルが相次いでいます」と注意喚起のチラシを見せてくれた。
「契約したときに何も基本料金や単価の説明もなく、注意喚起のチラシもなかったので、別の業者が訪ねてきて話を聞けばお宅のは詐欺まがいをしていると思わざるをえないのですよ!!」と叱り付けてやりましたわい。
←こういう注意喚起のチラシを早くもらっていれば、今回のようなトラブルに至らなかったはず。
もっと早くよこせってば・・・!!
ガス会社:「では、私どもから契約撤回の書類を出しますので、印鑑をもらってよいですか?今からクリーニングオフで契約の取り消しも可能です。
その会社がまた訪ねて来るかも知れませんので、ご注意ください」
今の契約しているガス会社を継続契約ということになった。
別の会社が訪ねてきたとき、「今まで契約している会社に契約解除や機材の取替えなどはすべてやってくれるのですか?」と確認したとき、「はい、私どもが今使っている機材を返却し、新たに設置します」とのこと。
他社を押し退けて、自社のを取り付けるのはすごく強引なやり方だな~と思っていた。
ちゃんと覚書も交わしたことだし、これで大丈夫かと思ったら・・・・
「うま~い話にウラがあった!!
訪問販売は全て詐欺師だと思え!
こういう人が来たら門前払い!」
と肝に銘じたほうがよいです。
また来て欲しくないので、両社宛の通知文書を作成し、FAX。 個人情報保護法に基づき、会社名は黒で消してあるのですが、
今の契約しているガス会社の頭文字は「ク」、
訪問販売に来た会社は「ト」です。
ちょっと見づらいですが・・・。
この文書を出したのも関わらず、また訪ねてきたら強引な押し売りってことになりますね。くわばら、くわばら・・・・。
図書館は連休の間、ずっと開館していたので、私にとってのゴールデンウィークはこれから。
目のつきやすい場所に新刊図書が並べてあるのだが、最近、その棚がはげてしまい、なんだか寂しくなってしまいました。
しかも「今日の返却本」のコーナーもすっからん。
何かの本・・・・と思いついたのは、やはり硫黄島も含む東京アイランド。
「青ヶ島の村落構造と社会組織 -島の生活・文化の変容を視点として-」の貸出件数1件、私のゴリ押しで購入した「アイランドタイムズ(これも青ヶ島を題材にした本)もわずか3件。
来館者の皆さんに青ヶ島を宣伝しようと1番目立つ場所に2冊セットで置いてみた。
と、と、ところが・・・・今日の来館者は2000人越えているはずだが、ほとんどのお客さんは目に留まっても素通り。手に取って中身を見たりする人は皆無。
青ヶ島の下に「硫黄島の戦い」「栗林忠道(硫黄島の戦いで守備隊総司令官を務めた)」などの硫黄島に関する本を置いたところ、あっという間になくなっていました。
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」で有名になってしまったので、興味を示したのは納得できる。
360度絶海の大海原からにょきと突き立っている奇抜な島の表紙を見ても興味がないのは何でだろうね・・・??
昭和31年(1956年)に完全自治制の「東京都青ヶ島村」を設け、選挙権・被選挙権が認められるようになったのは、日本で最も遅れていた。
人口推移表を見ると、天明5年(1785)年に丸山が大噴火する前の人口は343名。
今のように航海術の発達がなかった頃なので、八丈島からの救助船がやってくるのは至難の技、やっと来たかと思えば島民全員が乗れるわけではなく、200名以上が命を落としたといわれている。
起こし返りのために残留していた人はわずか12名。だが、八丈島への船を出すたびに遭難や破船などで交通が途絶えたこともあった。
享和元年(1801年)から16年間は無人島の時代が続いていたが、文化14年(1817年)佐々木次郎氏が起こし返りを再開、それから7年後の文政7年(1824年)ほとんどが故郷還住に成功した。
八丈島~青ヶ島の定期船「還住丸」という名前の由来はこれだったのです。
2007年3月現在の人口は192名だが、最大記録は明治14年(1879年)の754名だったことがわかる。
これだけでも興味があるはずなのに、「青ヶ島」に見向きもせず素通りだったのはちょっと悲しいーですねぇ・・・。
民芸店に持ち込めば、貝殻をお皿などに加工リサイクルできそうだが、あれから3年、雨風にさらわれてしまい、もう少しで土に返ってしてしまいそうな状態。
ハン尚宮(母)が「通行の邪魔になるので、軒下に放置してあるアワビの殻を埋めてお墓を作って欲しい」とそう伝えたらしい・・・・。
お墓とはいえとも野ざらしになっていますねぇ・・・。
これが韓国ドラマの「チャングムの誓い」に出ていたドックおじさんらしい??
動画では「2年前・・・」と話していますが、今年は2007年なので、3年目になろうとしています。
千葉に転居すると漁業組合員の資格がなくなってしまうので、帰っても再び獲ることはできない。
故郷を離れる最後の年(2004年)の夏、乱獲したものを冷凍保管しながら千葉に持ち越し。
本当は二見にアワビの貝殻が山ほどあるのだけど、わざわざ持ち込まずに(ここで)消費したものはこれだけでした。と、ドックおじさんの説明がありました。
はて、そんなに食べたっけ?と首を傾げてしまいました(笑)
近所のチャングムが魚屋さんで初カツオを見つけ、鮮魚が好きなわが家にお届け。
さっそくハン尚宮(母)が初めて韓国風のカツオたたきを作ってくれました。
隠し味はチヂミ(韓国のお好み焼き)の調味料に使われるコチュジャン(唐辛子味噌)。
日本人の口に合うように唐辛子とコチュジャンの量を少し減らしたのか、あまり辛くもなくちょうどよい味になっていました。
韓国人ならコチュジャンをもっと入れるだろうな・・・(笑)
ハン尚宮(母)いわく、山口(二見)や青ヶ島のように獲れたてなら生で食べられるが、ここでは生よりも少し炙(あぶ)くとよいとのこと。
←青ヶ島。
獲れたてのカツオをその場でお刺身!!(2001年7月)
(職場のパソコンではブログの更新ができないので携帯から投稿です)
今日は図書館流通センターより新刊全点案内が届いた。
真っ先に調べたのは国王さまの本、ちゃんと巻頭ページの図書館十進法順に掲載されていました!
一般件名は「手話」なので背番号は378に分類されるそうです。
図書館流通センターの職員が今週に出る新刊すべてを読破し、この本に対するジャンル分けや書評も書かなくてはならない大変な作業だと思われるのだが、国王さまの意図の通りに掲載されているのは嬉しいことですね~!
しかも「図書館にあってもよい」とお勧めする★マークが2個も!!(^o^)
全ての新刊を読破する時間のない図書館職員向けに目安として載っているわけだが、★のある本なら職員たちの判断で納入するようになっているので、もしかしたら全国の図書館にもあるかも知れませんね~。
「玄関に誰かが訪ねてきたみたい」とハン尚宮(母)。
「押し売りなら門前払い!」「いや、作業着にちゃんと社員証をつけている人だよ」と言うので、話を聞いてみた。
「私はガス会社の者です。プロパンガスは、各事業者ごとの基本料金や単価が決められているのですが、契約しているガス料金に不審な点はございませんか?」とのこと。
つまり、私の契約しているプロバンガスの会社とは別の業者のようだ。
「ガスの単価はよくわからないんだけど??」と検針票を見せた。
「ああ、やっぱり、お宅は15%の割増料金ですね。基本料金も単価も高すぎます」
何でそんなことがわかるのかと聞いてみたところ、
「too1 15% と暗号めいた記号が付いています。家の規模を見て15%だったり、30%だったり、10%だったり、家によっては差別を行っているみたいです」と
他の家で参考資料として回収された個人情報を伏せた請求書を数枚か見せてもらった。
「この会社に契約するときに単価表、基本料金等の説明はありましたか?」
「私が業者を指名したのではなく、工務店が契約していたみたいですね。ガス料金についての説明もなかったような記憶がします」
「私どもではどの家でも基本料金を均一、単価もあらかじめ定められています」と料金表が渡されてきた。
「今契約しているガス会社に契約解除通知し、改めてそちらに契約するのにまとめてそちらがやってもらえるのですか?」
それで商談成立。
3キロ先の土地区画整備済(つまり、何丁目何番地とか)の新興住宅街だと都市ガス、下水道のインフラが整えているが、ここは田舎なので、プロパンガスと浄化槽になり、都市部よりも高くなるのは仕方がないと思っていたのだが、消費者を錯誤させようとする業者もいるのですねぇ・・・。
都市ガスの基本料金 987円(前住んでいた地域)
プロパンガスの基本料金 1890円(今回契約している業者)→1575円(新規契約)
都市ガス 1立方メートルあたり 107円
プロパンガス 402円(今回契約)→ 294円(新規契約)
ここは輸送費のかかる、伊豆諸島・小笠原じゃあるまいし、今回訪ねてきた業者に頼んでよかった・・・。