このところ体調が悪過ぎる。眼の手術後42日経ってやっと新しい眼鏡の処方を頂き、いざ眼鏡屋さんへ、と立川市の眼科の外に出たらすぐに転んだ。頭痛と眩暈でフラフラだ。立川駅までやっと歩き南武線に乗るまでに何度も転んだ。頭が鉛か鉄のようだ。ぶっ倒れず何とか帰宅、布団に転がり込んだ。眩暈と頭痛+数日前から復活していたぎっくり腰のせいか両足が痺れる。横隔膜あたりにも痛みがあり心臓も悪そうだ。肩がガンジと固まり寒気がする。「これは普通じゃない!」と感じつつ、救急に電話をかける気力なし。夫は不在。
翌日脳神経外科に行きMRIを撮ったが、もうひとつの検査MRAを待っているところだ。栄養はヨーグルトで。山中湖村の麗子さんにウン十年前教わったヨーグルト・ババロアは三日にあげず作ってきた。500ccの牛乳、砂糖少々、450cc のヨーグルトをゼラチンで固め、果物の缶詰(or果物)を彩りよく表面にならべたもの。10分で作れる。黄な粉ヨーグルトはもっと簡単。あり合わせのフルーツを刻み、ヨーグルトを乗せ、黄粉をかける。ヨーグルトと黄粉は相性がいいですね。黄粉は上質のがよい。ヨーグルトは菌が生きて腸まで届く森永が好き。勿論琴ちゃん(琴欧洲)のブルガリア・ヨーグルトは琴ちゃんを思いながら頂く。ヨーグルトを作る人もいるが面倒だし、いろいろ違うメーカーのを買う方が楽しいでしょう。昨年はアゼルバイジャンに行き、カスピ海沿岸を毎日歩いた。長寿の人に一杯会ったがよくヨーグルトを食べていた。アゼルバイジャンの若者との出会いはとても楽しかった。「日本文化や日本語を教えに来てね!」と言い、待っていてくれるが、さて私の脳みそは今鉛だし足はふらつく。行けるかな?行きたいな!
(彩の渦輪)
私の出生地は鳥取県の田舎だ。学生の頃は急行夜行列車で郷里に。結婚してからの家族移動は新幹線で。中年から停年までは航空機で往復したものだった。その時々の懐具合で移動した記憶がある。温泉にワイフの両親を招待した領収書が見つかった。56歳の時だ。皆生温泉旅館の75000円の領収書と2枚の東京往復全日空半券だ。両親は宿泊を断って家に帰られたが当時は豪勢な里帰りをしていたものだった。
近年の郷里通いは夜行バスだ。生活レベルが下がったね。知人たちは航空機で往き帰していると自慢そうに話す。「窮屈で眠れないでしょう」と同情してくれる。むしろ馬鹿にしているのかもしれない。だが私には考えがある。胸の内では航空機で行ったつもりで差額は会った親族や皆さんと会話を楽しむための会食に使う。勿論私の奢りで、だ。窮屈な思いをしても、相手に喜ばれることをすれば気分がよい。自尊心を傷つけられてもいい。与えて喜ぶ人間性でありたいしプライドは死ぬまで維持したいから。最近は葬儀や法事系が多いがその都度バスだ。そしてご馳走する。心豊かでなくして顔は出来上がらない。昔、飛行機と温泉旅館、今、夜行バスと銭湯で、満足してます。(自悠人)