あけぼの

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童謡、『思い出のアルバム』のお寺、福増山常楽院再訪、歌碑前で歌った!

2018-06-09 13:53:24 | 講演・アート・音楽・スピーチ

   とても素敵なお寺、福増山常楽院はふる里のように心奥に横たわる郷愁の源泉、間欠泉のごとく定期的に胸に湧き上がるので、近くに住むちえ子さんを誘い再訪した。京王線つつじが丘下車、駅から近いお寺だ。つつじが丘駅の列車接近メロディーは現住職、本多祐昭氏のご祖父、鉄麿氏の作曲、「思い出のアルバム」なのだ。大抵の人が知っている素敵な童謡で、つつじが丘駅ではメロディーに合わせハミングする人もいた。鉄麿氏の作曲は2000余曲も残っているそうだ。本多祐昭様との出会いは昨秋、調布市へ「思い出のアルバム」や「今日の日はさようなら」を歌いに行って、その時来賓だった現ご住職、祐昭様に話しかけ、直ぐにこのお寺を訪問出来たことによる。積極性がもたらした幸運だった!今回は2回目の訪問だ。暫しお庭の雰囲気を楽しもうと直ぐにはベルを押さず、「思い出のアルバム」の歌詞やメロディーが刻まれた鉄麿氏の歌碑の前に行ったら先客あり、素敵な母子が「思い出のアルバム」を歌っていたので唱和した。母子は幼稚園の帰路いつもここに立ち寄り、「思い出のアルバム」を歌ってから時にはここでお弁当を食べると言う。食前のお祈りのように母子で歌うお歌、素敵ですね!我々がベルを押さないので温顔、祐昭住職さまが様子見に玄関を開けてくださり再会!鉄麿さまやつつじヶ丘駅の列車接近メロディーにまつわるエピソードをたっぷり伺い、本堂で珍しい像や54年前の鐘をみせていただいた。帰路ちえこ子さんに合わせて調布で降り、ゲゲゲ通りを歩いた。郷里鳥取県の境港市のキタロー・ロードには行ったけど、ここにもみずきしげるロードがあるとは知らなかった!水木しげるさん一家が住んでおられるからだろう。調布駅北口からすぐの天神商店街入り口で鬼太郎君の像が道案内していた。超素敵な1日だった!! (彩の渦輪) 

   2.常楽院前の歌碑 3.現ご住職様 4.天台宗常楽院 5.大変古い鐘 6.7. ゲゲゲの鬼太郎君


渡辺一城写真集「人」は豚と人について考える本です!

2018-06-03 10:12:21 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  写真家の著者、渡辺一城さんによると、「豚と人は似ている」そうだ。内臓も性格も。読了後写真集も後書きも何度もめくった。感情移入して。巻末の「美味しい豚を作ること」というタイトルのエッセイ中の臼井欽一氏(有限会社臼井農産 代表取締役)の言葉、「消費者との距離を縮め、目隠ししてもわかる美味しい豚肉を生産、販売していく。それは…私の使命であり役割である…」には感動、素晴らしい言葉だ。最終的には殺すのにいつもその健康状態をチェックする行動は、消費者への愛情だけではなく豚ちゃんへの愛情にほかならない。「そのことをもう一度考えるため」というタイトルのエッセイ中、小櫻憲治氏(株式会社サンリョウ 代表取締役)は最後の2行で、「日本の食文化がどのような過程で成りたっているのか。そのことをもう一度考えるための、一つのきっかけになれば嬉しい。」と閉じているが、確かに筆者も何度も豚ちゃんたちのことを考えた。彼は「経済動物としての豚を一つのテーマとして掲げる若者はなかなかいない」と、著者、渡辺一城さんを高く評価しているが、筆者も同感だ。渡辺一城さんのエッセイ、「人として生まれたこと」には、「豚を育てること。殺すこと。食べること。全ては“人”がやっていることである。豚はこのことを知らずに生きている。知ることができるのは“人”だけである。」と。確かにそうだ!豚ちゃんの本に「人」というテーマがついているのがまた素晴らしい。豚ちゃんを思い、豚ちゃんへの人々の愛と感謝に触れ、考えるチャンスをたっぷり頂いた、渡辺一城写真集、「人」に心底多謝!(彩の渦輪)

  渡辺一城さん写真集より


「憧れのハワイ航路」知ってる?今年も歌ってきました「歌声コンサート」

2018-06-01 16:43:52 | 講演・アート・音楽・スピーチ

    「歌って健康、杉山公章の歌声コンサート」知ってる?チラシには、「主役はお客様!! 上手・下手なんてココでは関係なし!!! 楽しく元気に、思いっきり歌いましょう」、また、「思い出の唱歌・民謡・歌謡曲など、世代を超えて一度は口ずさんだことのある楽曲を、プロの生演奏をバックに客がみんなで歌うイヴェント」とある。立川たましんRISURUホールがほぼ満員、200人以上入っていたかな。若き日歌った童謡、唱歌・抒情歌、民謡、歌謡曲など31曲。筆者より高齢そうな男女が顔中口にして元気一杯に歌っていた。特筆すべきは「憧れのハワイ航路」、昔父と歌った歌だった。当時のNHKのど自慢を父と聞いたものだが、一番『憧れのハワイ航路』2番『憧れのハワイ航路』、3番『憧れのハワイ航路』と何人も続いてこの歌を歌っていたことを覚えている。人気沸騰の歌だっただろう。今回のコンサートでこの歌の題名が画面に出たら参加者が嬉しそうにどよめいたが、それは筆者より年長の参加者が多かったということか。筆者も3、4日前、道子さん、祐子さん、博子さんと一緒に歌ったばかりだ。杉山公章さんはユーモアのセンスがあり、オーバーに客を褒め、体を揺らしながら歌い、参加者は爆笑しつつ乗りに乗り、あっという間に2時間が終了。昨日歌った歌を書いてみましょう:  「1.高原列車はゆく 2.洒落男 3.四季の歌 4.山男の歌 5.山のけむり 6.上を向いて歩こう 7.夏は来ぬ 8. 夜明けのスキャット 9.翼をください 10.春の日の花と輝く 11.芭蕉布 12.花かげ 13.小指の思い出 14.いちご白書をもう一度 15.糸 16.およげ!たいやきくん 17.カチューシャ 18.花の街 19.青春時代 20.千の風になって 21.お富さん 22.夜明けのうた 23.有楽町で逢いましょう 24.憧れのハワイ航路 25.愛燦々 26.学生時代 27.故郷の廃家 28.ハナミズキ 29.愛の賛歌 30.大空と大地の中で 31.幸せなら手をたたこう」  でした。大声でエネルギーを発散でき、大満足でした。(彩の渦輪)