あけぼの

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Busy, Busy, Busy 師走、1日5回笑う目標が…

2014-12-30 11:29:06 | 旅行記、多文化教育、国際

  写真1.モンサンミッシェル 2.聖歌隊ぶどうの会 3.黄さん夫妻と地球村塾常連星先生  我が家だけでなく皆さんも路上をセカセカ駆けてらっしゃいますね。出し遅れた年賀状、買い遅れたお正月の食材…、袋をぶら下げた人々が行きかう年の瀬。我が家もパリの記事や写真の整理が出来ぬままクリスマスに突入。まずは大好きな聖歌隊へ。小川地球村塾の仲間、幸子さんが真ん中で歌う聖歌隊に千代子さん、夫自悠人、幸子さんの夫君と聴衆席から参加。バッハもヘンデルもモーツアルトも大好きなので最前列に座り、聖歌隊と一緒に口パクパクして参加。勿論クリスマスソングは全部知っているし、何とアンコールの曲は昔大学の混声合唱団で歌った「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。涙が出るほど懐かしく、大声で唱和させていただいた。帰宅後から夫自悠人は鬼の攪乱、ひどい風邪で寝込んでいる中、台湾の黄さん夫妻が訪問してくださり2泊、夫は高熱で物も言えず寝ているので筆者が川合玉堂美術館や近くの温泉等、ガイドやおもてなし。直後に大学セミナーハウスで教免講習講師、と、いやはや、息もつけない師走でした。今日明日は正月料理作り。今数の子の塩抜き中で今夜味付け。鯛は大きいのを7匹も買い込んである。筆者はどんなに忙しくても正月料理は手作りする。餅は70個手作りした。丹波の黒豆はでかくておいしい。出来上がった黒豆に夫が「この黒豆全く甘みが無い」と苦情。「甘くしたら市販の黒豆買うのと同じになるのよ!」と反論したが、「注文の多い”客”!」だ。「1日に5回笑う」と病気も快癒すると本で読んだが、5回笑うより5回口論する日のほうが多い。夫婦も異文化、何年一緒に居ても共生は難しい。(彩の渦輪)


1000本の蝋燭が美しく揺れていたサンジェルマン・デプレ 

2014-12-20 10:31:55 | 旅行記、多文化教育、国際

ルーブル前で入館を待つ人々 バスの中

 サンジェルマンデプレの聖歌隊と1000本のローソク 

ルーブルの外の行列は多文化共生の模範 夫が覚えていたが、ルーブルは第一日曜日が入場無料。周知の事実らしくルーブル前は大変な行列だった。早朝9時に着いたが入場まで1時間並んだ。我々の前にはNYから来た夫婦、後ろは韓国からの女性。前後左右の行列に白、黒、茶色、アラブや欧米、アジア系とありとあらゆるお顔が並び、写真を撮り合ったり荷物の見張りしあったり、笑顔で会話を楽しみ、大人しく入場の順を待っている。この光景こそ多文化共生の姿だと感動。外の行列と裏腹にさすが内部は広く、モナリザの微笑もミロのヴィーナスも翼を広げた女神像にも再会出来、懐かしさ一入だった。

1000本の蝋燭が美しく揺れていたサンジェルマン・デプレ 午後雨宿りしたバス停でペティータという名の中年女性と出会い、お喋りするうち創立1000年の古い教会、サンジェルマン・デプレへ一緒にバスで行くことにした。「1000年記念のイヴェントは今日まで」と聞いて。ここでも1時間待った。少人数ずつしか中に入れないからだ。内部は真っ暗にし、1000年の歴史を劇で見せていたが、1000本の蝋燭が美しく揺れていた。(彩の渦輪)


郷愁のメトロでパリジェンヌに見初められた!~フランス共和国~

2014-12-18 13:48:59 | 旅行記、多文化教育、国際

メトロの中 マルティーヌと ノートルダム寺院

 最近の徘徊地は主として途上国だがたまには先進国へ、35年前家族旅行した華のパリへの感傷旅行も悪くないナ、と夫婦で出かけた。まずはヴェルサイユ宮殿へ。東京、山の手ほどの面積に王と4000人の貴族が暮らした宮殿だ。357個の絵画が展示されている鏡の廻廊の豪華さは記憶にあり懐かしさ一入、ルーブルは勿論、メトロの有効利用で35年前の訪問地をほぼ網羅した。地下鉄メトロで日本語放送 ヴェルサイユの帰路、都心オペラ座裏でバスを降りセーヌ川に向けて歩いたが、途中来たバスに飛び乗り、ズバリ、ノートルダム寺院の前へ。まるでパリっ子ね、と自己満足。別名バックシャンのこの寺院の裏手がセーヌ、傍の橋には恋愛成就を願う鍵がビッシリ張り付いている。ラトヴィアでも見た風景だ。カフェでは郊外からのお上りさん夫婦と2度目の出会いでコーヒーを共にした。帰路のメトロで驚いたのは車内放送だ。フランス語の後が日本語。「スリにご注意ください!」と。翌日のメトロでまた「携帯品にご注意ください!」と。いかに日本人観光客と日本人の被害者が多いかということ。メトロでパリジェンヌに見初められた! 翌日またセーヌ川で船に乗ろうと(寒いのに!)メトロに。アルマ橋で降りようと夫と声を掛け合ったらにこやかなマダームが我々の後について降り、「シャシュショシュシュ!」とフランス語で話しかけてきた。スリではなかった。我々の写真を撮りたいという。我々ペアーの身なりが気にいったのか。エッフェル塔の見える橋で撮ってくれ、すぐにその夜、iPadで写真を受け取り、お礼を英語で送信したらもう1枚写真が届いた。マルティーヌ・コンスタン、パリガイド(Guide parisienne)のうちの一冊の著者、とあった。そのうち我々の写真がパリ案内の本を飾っているかもしれない。マルティーヌからの写真と共に届いた本文は:

マダム!

今朝バトームーシュに向かって歩いているご夫妻にお会いできて大変うれしかったです。添付の写真でご覧になると分かるように、とてもお元気でとても幸せそうでした。ご夫妻に「お茶にご招待したい、たとえ日本のお茶ほどではないにしても」とお話しできなかったことが残念です!よい一日を!

マルティーヌ・コンスタン。パリ住民、パリガイド(Guide parisienne)の一冊の著者    (彩の渦輪)


Ayako’s Chocolate Chip Cheesecake

2014-12-13 16:16:50 | 多文化共生パーティー

とても美味しいNew York Cheesecakeのチョコチップ入りを紹介しす。小川地球村塾には20人分以上に切れる大型2個が必ず登場、このPartyだけでしか食べられない美味しさと評判。クリームチーズを大量に使い、砂糖は台の部分だけに少し入れるけどケーキ部分にはコンデンスミルクだけ。アメリカで覚えたのでレシピが英語です。が、料理英語ですから想像できるでしょ。材料:

1.5 cups graham cracker crumbs (ビスケット類でOK)

1/3 cup HERSHY'sCocoa (どんなココアでも OK)

1/3 cup sugar(台の部分だけに入れる)

1/3 cup butter or margarine

3 packages (8 oz. each) cream cheese, softened(内容量が少なければ4 packagesがgood)

1 can (14 oz.) Sweetened Condensed Milk (NOT evaporated milk)

3 eggs

2 teaspoons vanilla extract (クヮントローというお酒でもOK)

2/3 cup HERSHEY’s MINI CHIPS SEMI-Sweet Chocolate

 Heat oven to 300F(180度C), In bowl, combine the cracker crumbs, cocoa, sugar and butter; press evenly onto bottom of 9-inch springform pan. In large mixer bowl, beat cream cheese until fluffy.  Gradually add sweetened condensed milk, beating until smooth. Add eggs and vanilla; mix well. Pour into prepared pan. Sprinkle choco chips evenly over top.  Bake 40 mins-1 hour.  Turn oven off; allow to cool in oven 1 hour.  Remove from oven; cool to room temperature.  Refrigerate before serving. (始める前に:All ingredients should be room temperature before you begin cheesecake. 写真は最近のParty風景とチーズケーキ(彩の渦輪)


雪見障子

2014-12-04 18:40:30 | アート、文化

雪見障子とはある世代でないと解らないかもしれない。現今は障子のある家そのものも少なくなっただろう。筆者は生まれ故郷の生家が懐かしく、2軒建てた家のどちらにも雪見障子をつけた。雪見障子というのは、障子の下半分がガラス窓になっており、その前側に普通の障子が重なってあるので普段はガラス窓は見えない。重なった障子部分は上下にスライドし、ガラス部分は見えたり見えなかったりと、機能的だ。その障子を上に持ち上げるとガラス越しに外の雪景色を観賞できるのです。

だが、雪景色を観賞した記憶がない。折角風流な障子を作ってあるに。多忙だったのか。ステイタス気分も味わわず仕舞いだった。人生も終焉が近づいたというのに。そうだ!これからでも初心に返って風流心を味わうことが出来るではないか。もともと料亭や茶室など客人が来る部屋にあるもの、床柱を背にしてくつろぐところにある日本風の優雅な障子なのだ。

 ところが、である。今朝起きがけに身体がフラつき、動いた瞬間雪見障子に倒れかかったのだ。メリメリと音がして障子の桟が壊れ、筆者は障子ごと倒れるところだった。ガラス窓が筆者の支えの働きをし、難を逃れた。妙なところで「お役に立っていただいた!」。(自悠人)