あけぼの

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マグロは泳ぎ続けて倉吉、米子、京都、奈良、東京、そして茨城へ

2012-04-22 16:08:50 | アート・文化

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平安神宮の中庭 と善峰寺

先月北米オハイオとと中米パナマへ回遊してきたこのマグロ、今月も泳ぎ続けた。相変わらずの夜行長距離バスで義兄の49日法要のため鳥取県関金町へ。次は米子市の鳥取医大へ妹の家族のお見舞い。プロモーションで超格安の皆生温泉ホテルに泊まりちょっと休養したが帰路もまた夜行バス。懲りない夫婦だ。親族の辛い出来ごとをシェアーする用件だったが、またまた桜に出会えた。関金の帰路有名な倉吉の打吹公園で満開の桜の下を歩き、近くの極楽寺で巨大な古木の枝垂れ桜を楽しんだ。実家のある南部町の法勝寺川土手もまた桜で有名だが雨のため車を流して見学、実家には30分の滞在だけで米子に戻り、続けて夜行バスで東京へ。戻った翌日自悠人は神奈川県の山登り、彩の渦輪は立川の根川で友人二人と花見散歩。その翌日の16日から20日まで京都だった。多くの人に会い、神社仏閣の桜の下も歩き続けた。平安神宮の中庭の美しさ、知恩院、円山公園、八坂神社、清水寺、天竜寺、善峰寺、十輪寺、勝持寺、そして加茂川、高瀬川にも美しい枝垂れ桜が。白川は柳の新緑最高。会合では勿論、親族との新しい出会いもあり、恩師、旧友、その他の出会いの花盛り。とどめは京都から帰京翌日、茨城県取手市。自悠人の長い友人夫妻に会いに行きご馳走になり、本日もお土産のご馳走の残り物を頂いてこのマグロ、久方ぶりに自宅のカウチでトグロをまいておりまする。マグロのトグロ巻きは難しうござんす。(彩の渦輪)


St. Patrick’s Dayと国立の桜祭り

2012-04-10 21:21:45 | アート・文化

Panamat_005 Panamat_022 アメリカに戻ってすぐの314日、Cincinnatiのさくら通りは満開ではらはらと散るところだった。皆さんTシャツ、アメリカは前例がないほど暑い春だった。空港へは教え子Garyが迎えに出てくれた。教え子Scottから「楽しいところへお連れします」とGaryへ伝言があった。すぐに確定申告を済ました。17日の朝、Scott夫妻が筆者と夫に「プレゼントです。これを着て下さい!」と緑色のTシャツ2枚を持って現れた。”I’m extra happy”とか”This is my Lucky Shirt”とか書いてあった。Scott夫妻の赤ちゃんも緑色ずくめの衣装だ。この日はアイルランドの聖職者(st. Patrick) セイント・パトリックを祭る日、皆さんアイルランドの国花、緑色の衣装を身に付け緑色のビールを飲んだりする。Scottはアイルランド系だ。パレードも凄かった。Scottが緑色のビールを飲みたがったがどの店も満杯だった。

 日本に戻った。国立は3月末から4月にかけて桜が咲くことが多いのに、今年は異常に寒かったようで運良くこの週末が最高だった。満開の桜並木は幻想的でとても好きだ。まず歩いた。8日、桜祭りの日は9分咲き、我が家から矢川通りへ、矢川通りからさくら通りへ、そして大学通りを中央線国立駅までとZ状に連なる桜並木を片道50分、ショッピングも楽しんだ。帰路は逆に国立駅から大学通り、さくら通り、そして矢川通りから我が家へと計2時間の散歩。また、例年になく2日間も桜の下で花見をした。9日は人通りも少な目だったがこの日が満開、大学通りの桜の大枝の下で夫とビール、巻きずしで花見、懲りずに10日はさくら通りの小公園でアメリカ帰りのチーズとワイン、五目ビーフンで花見。この日ははらはらと花弁がグラスに降って浮かんだ。桜は散り際が特によい。天国に居る気分だ。今年はSt. Patrick’s Dayと国立の桜祭りと両方楽しめてラッキーだった。眩暈はあったが桜酔いに違いない。(彩の渦輪Panama_106


マグロがパナマ運河を渡ってきた!

2012-04-02 11:18:57 | アート・文化

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エンベラ村の小学校訪問         エンベラ村の調理室

1月中旬以降大変体調が悪く、眩暈、転倒、頭痛、胸痛、腰痛に悩まされていたことを書いた。電話やメールで心配してくれた友人・読者の皆さまのなかで「今回は4か月も日本に居たの?あなたには長すぎる!マグロのように回遊していないから病気になるのよ!」と言った玲子さんの言葉に暗示をかけられ急遽アメリカへ。確定申告の必要もあった。オンラインで出来る時代だが、今年の申告は去年までとはかなり違うので行ってやりかたを聞く方が早いし、多くの友人とも会える。税金のことだけでは飛行機代が勿体ないからついでに旅も、というわけでパナマ行きも追加し、ママヨと出かけた。「アンタはマグロだ」と自らに言い聞かせて。アメリカ1週間、パナマ8日間、日米往復を入れて18日間の移動中コルセットは離せず、眩暈も当初はあったが次第に減り、胸も痛まず頭痛も転倒もなく、無事本日帰国した。

パナマ運河に貨物船(遊覧船も)が来ると水門を開け、船を誘導して水門を締め、プール状になったところで水を入れて水位を高め、船をどんどん持ちあげ通過させる。パナマ運河の構造をマグロは実体験した。原住民の村も訪問した。提供された魚のフライと揚げバナナはとても美味だった。他には熱帯雨林のジャングルと何処に行っても工事中の道路。パナマ運河あってのこの国は好景気だ。

アメリカのかつての住いのお隣さん、Susan は、「バランスが悪ければTai Chi (太極拳)をやるといい。マグロダンスも!」と。檄を飛ばし、暗示で直してくれた玲子さんは脳外科医に優る医者でした (彩の渦輪)