あけぼの

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小川地球村塾通信 第一回

2012-05-27 10:27:39 | アート・文化

22012519_001 「フレーフレー小川地球村塾!」22012519_010 マジョリティー・マイノリティー・ゲームの演技者

22012519_017 22012519_022 22012519_023 22012519_027 トールペイントを紹介するKさんはアコーディオンでも活躍

小川地球村塾 第2回 (2012年度第1回) は7月の暑さを避け5月の土曜日にしました。集まりは少な目で35名、遅れて参加した方が5名、今回は全員自己紹介を省いたにもかかわらず会の進行も終了時間も遅れたのは結構発言が多かったためです。活気があったことを喜ぶべきでしょうか。12時から5時半、二次会は8時過ぎまで続きました。

 飲食には十分に時間を取りました。交流はちょっと見うけられましたが、ご持参のお料理やデザートを紹介しながら食べていただくと良かったと気づきました。異文化料理系、得意料理系、等、結構お時間をかけ、お気遣いなさっていたようなのでご労作のご紹介は意義があるでしょう。アルコール系は当方が準備していましたので今後はお気づかいなくどうぞ。お茶、水等の小ボトルを出すことを忘れて全部残りました。勉強会のマジョリティー・マイノリティーゲームは問題提起・意識覚醒といった目的だったのですが、予想以上に盛り上がり、予定の2倍以上時間が過ぎたのは良かったのでしょうか?今後は音楽5分以内、スピーチ3分以内でどうでしょうか。気仙沼の映像とプレゼンテーションは好評でしたが、多文化の映写、地球千鳥足はどうでしたか。最後に配布するファイルを持たずに帰られたお方が半数ありましたが、始めにお渡ししておく方が良いと気付きました。時間配分の再考が課題です。

2_t2012519_021 (村長/自悠人、塾長/彩の渦輪)


小川地球村塾本年第一回

2012-05-17 09:54:48 | アート・文化

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多文化共生のヒントと多文化音楽・多文化アートの昼食会    

             

小川地球村塾、塾長、彩の渦輪の専門は多文化、グローバル、平和教育であり、村長の自悠人と共に異文化歴訪を続けてきた。この塾の主テーマは多文化共生だ。地球というたった一つの丸い船を分かち合う地球村民の集い、この塾は、村人が共有する知恵を基盤に人種や民族を超越して平和的に共生する術を学び合う、という目的を持つ。この集会では5つの参加チャンスを楽しめる。

    多文化共生の学習=異文化が衝突するスキット(今回はゲーム)を毎回参加者の前で有志に演じてもらい、異文化理解・共生について意見交換する。

    多文化アート紹介=参加者が持参した多文化アートを鑑賞し合う。    多文化音楽=種々の楽器の演奏や合唱も。昨年はアイリッシュハープ、ピアノ、三味線、サックス、アコーディオン等を楽しんだ。

    多文化ドリンクス及び多文化食で会食=多文化飲料と多文化食12品は主催の塾が準備、料理のみ持ち寄り。(参加者の義務は廉価な一品料理のみ。財布に負担をかけないお惣菜を無理の無い量で。

    地球千鳥足の旅の写真を纏めた多文化Power Pointを見て

    交流会=ここで若者やシニアの縦の交流が出来ます。

    「今日の日はさようなら」でお開き

つまり参加者はアートで、音楽で、意見交換で、スピーチで、と、必ずどこかで参加を楽しめる。「みんなが主役」の会なので他の学習会よりは長めになります。では楽しみに! (村長自悠人、塾長彩の渦輪)       

               


「パナマは世界の架け橋、宇宙の心臓」

2012-05-08 14:19:35 | アート・文化

Panama_052 パナマ運河と閘門

人類史上最大の土木工事だったと言われるパナマ運河は、ご存じ、米国によって施工され1914年に開通、富が流入して米国は潤った。20世紀末に多くの施設と共にパナマに返還され、返還後今年で12年目だ。運河は富を齎しパナマの景気は上々、現在拡張工事に忙しく、泥を掻きあげていた。道路も至る所工事中だ。「パナマは世界の架け橋、宇宙の心臓です」とタクシーの運転手フレディー君は胸を張り、「2年後にもう一度来て下さい。地下鉄が完成し、道路工事もきれいに終わっていますから」と続けた。パナマのタクシーにはメーターがないが、フレディー君は「日本がパナマで色々助けてくれた」と言っていつも安くしてくれた。パナマ運河は、太平洋側と大西洋側の間にあるガトゥン湖の海抜が高いため他にも人造湖を造り、閘門(こうもん)を開閉して水位を上下させる。船が来ると閘門を開け、船を誘導して門を締め、プール状になったところで水を入れて水位を高め、船を持ちあげて通過させるのだ。この国では米ドルがそのまま使えるので旅行者には便利だ。Panama_072_2 Panama_065

エンベラ村の小学校訪問

チャグレス川をモーターボートで遡上し原住民のエンベラ村を訪問した。自給自足の村で、男性はビーズで出来た短い腰巻の上にふんどしを着装、男女でダンスを披露してくれ、提供された魚のフライと揚げバナナはとても美味だった。入村料は$25と高いが観光には不慣れな様子、観光業者にかなりぼられているのでは?と心配した。奇遇もあった。オハイオ州の中学生(1115)の修学旅行団と一緒になったが、引率の校長先生はシンシナティの住人で、「生徒に国際体験させるのが目的」と語っていた。この村の小学校も訪問した。少人数の2クラスに立派な先生が2人いて、スペイン語で行儀よく授業を受けていた。(彩の渦輪)


死は新しい世代を結ぶ

2012-05-01 09:53:02 | アート・文化

 

Feb.24, 2012 兄、武弥逝く。享年84歳。私のすぐ上の兄だ。6人兄姉も残り2人になった。兄姉の中で一番長命だった。死因は脳梗塞。姉と同じだ。父も倒れてから寝たきり、多分同じ病名ではなかったか。今年、小生も傘寿になり年代が変わってお呼びがぐっと近づいたと思ったら1か月後に兄が亡くなった。命運、何時尽きるか。命の終焉は89歳と決めているのだが・・・。親族で兄仏の未亡人を除いて私が最年長となった。甥や姪は中年、その子どもたちは結婚適齢期から児童、幼児まで集まった。

一つの死は賑やかな集団を呼び集めてくれた。泣いてこの世に生まれた仏が終焉を迎え、悲しみを通り越して楽しささえ喚起してくれるのだから、時代の変化と親族集合の年齢層の変化を喜ぶべきだろう。ゆきとどいた医療行為で長生き出来た証左だろう。死は大げさに騒ぐものではないと知った。慣習は変わった。坊主も必要なかろう。簡単な家族葬とかでもスムーズに子孫に世代の引き継ぎが出来ればよい。(自悠人)