あけぼの

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Took a chance! いちかばちか切符を買い、問題抱えて入国挑戦!

2017-04-29 17:42:14 | 旅行記、多文化教育、国際

 問題抱えて渡米に出かけた。入国の可能性50%の切符を「エイヤッ」と買い、シアトル空港から成田への逆戻り覚悟で。Green Cardを持っていると年に一度はアメリカへ戻らねばならないけれど、アメリカはイラン人の入国を拒否するだけではなく、日本人も過去にイランに行った者は入国拒否してきたのだが、我々夫婦は昨年8月にイランに行っていた。今年1月、2月にも過去のイラン訪問ゆえ入国出来ない日本人が多く、3月には少し状況が良くなってきてはいた。アメリカ大使館に聞いても「過去イランに行った人は入国出来る人と出来ない人がいます」と明確な答えはくれず、「アメリカの空港に行ってみないと判りません。入国審査官が決めるのです!」とも。一か八か切符を買って出かけるしかなかったわけです。抱えていた問題とはこのイラン訪問だけではなく夫の健康問題。大動脈瘤で2月に3つのステントグラフト挿入手術を受け、やっと普通に歩けるようになった状態で、体力不十分という不安も。シアトルはシンシナティ時代の教え子Mikeが居るので成田―シアトル―シンシナティという3角切符を買い連絡、入国できようができまいが迎えに来て外で待つと言ってくれていた。入国できない場合のため成田へ逆戻りの飛行機代も準備して。さて結果はいかに?入国審査が自動化され今まで審査官を前にやってきた入国手続きの全てを機械相手に自分で行い、出てきたチケットを係官に渡すだけでした!ニューヨーク空港では2015年に経験したが、シアトルもそうなっていたのです。だが、別の問題が!夫が日米のお金、クレジットカード、アメリカの運転免許証入りの財布を紛失、待ち受けていたMikeに会えたのは飛行機の乗客全員中我々が最後でした。夫の体力は旅の道中はOK、だが帰りの飛行機で通路にぶっ倒れたのです!(続く)(彩の渦輪)

  写真1.Mikeと 2.Mikeのお姉さんのJeannineと近くの公園で 3.Jeannineの旦那さん、Glennの大ご馳走


Aqua最後の高速ドライブと大腿骨神経麻痺

2017-04-13 15:26:32 | 旅行記、多文化教育、国際

 4年5か月乗ったAquaで娘の所へ出かけた。鍬と作業着を積んで。Aquaで娘の所に行く最後の運転だろう。ワイフは娘とのショッピングが楽しみ、筆者は草取り奉仕、娘が慣れない草取りを1人やるのでたまには手伝ってやろうと。昼を挟んで5時間半、草が未成長なのでこれ位で済んだ。作業中両隣さんに挨拶した。片方は地元のシニアで72歳、私の年と経歴を聞いて吃驚した。「お若い!70歳に見えました!」。別隣りさんは幼児を持つ若夫婦、会社から帰り、暫くしてタクシーで出かけて行った。後で奥さんに聞いたら3日間の韓国出張とのこと。草取りしながら若き日の自分の出張を思い出し、懐かしんだ。クリスマスを挟んだ出張は大変だったなあ、と。

 夢中で鍬を使い続け、またも繰り返した足の痛み。前回は腓骨神経麻痺で医者にかかったが今回は腿が痛く、大腿骨神経麻痺と自己診断。一晩寝ても痛くて階段が降りられない。次の夜も痛みで目覚め、腿をもんだり足の上下運動をして一晩中筋肉をほぐす動作を繰り返した。それらの運動のお蔭で痛さと突っ張り感が取れ階段も下りられ、30分散歩も出来た。これで回復するだろう。どっこい、何と次には腰痛まで発生した。駅から「歩きたいので車は不要」というワイフを自転車で迎えに出て、彼女に歩行速度を合わせて自転車の遅乗りをしたら翌翌々朝は腰が痛いではないか。若い時は何でもないことが老いて柔軟性の無くなった身体には単純作業もこたえるのだねえ。シニアへの威嚇があるのかな。動きの1つ1つが身体に堪えるとは!動脈硬化だけではなく身体中の硬化だ。ああ、情けない。とは思ってもやはり諦めてはいけない。生きることを続けたいならば野生動物のように歩き回ることだろう。寒さや風雨に耐えて歩け、歩け!「人生はワン・トゥー・パンチ、汗かきべそかき歩こうよ!」と清子さんも歌っておられるように!(自悠人)

 真2.ワイフがCOSTCOで買い物を楽しんだ食品 


故障攻撃に耐えた1年:37年前の3本ブリッジが激痛、腰も脛こも指も目も!

2017-04-11 14:18:46 | 旅行記、多文化教育、国際

「唇が切れて笑えない」と書いたのは1、5年前だったが、なぜ、何奴(なにやつ)に気に入られたかこのからだ、この1年は故障との戦いだった。まずぎっくり腰、1年以上コルセットが欠かせず、旅にも持参した。次は1年前の3月20日、散歩道で転び半月板が故障。続いて8月イランで親指に怪我、膿んで水が使えず苦労した。秋には富士山が2つに見え、これは白内障の手術、眼鏡交換で解決、最後は今年に入って、ああ、自慢の歯がうずき出し、右前の3本ブリッジが風が吹いても、うめくほど。

①   前歯3本ブリッジ:大変だ! 笑えば人様から見える前右3本ブリッジ、37年前の歯が突然うずいた。自転車走行中うっかり口を開けたりすれば風に触れても「おお痛!」で、歯医者さんへ。

歯医者A:「3本中1本が虫歯ですが、これは金が多く混った3本ブリッジなので保

険は利かない。3本一緒に抜くしか方法はないので3本で30万円です!」「キャッ!」

歯医者B:「保険でやってあげられるけど3本一緒に抜くしか方法はない。」Q「何日ぐらいで治りますか?」医者B「抜いてみなければ判らない!」Oh, おお、人前に出る役目があるのに、前歯3本抜いたまま何日も過ごせます? で、37年前の歯医者さん(隣の市)がまだ開業してるかTelしたら…同じ先生がやっていた。

歯医者C(37年前の歯医者さん):レントゲンを撮り、「1本の虫歯だけ治療できますよ!」と。3歯科医ともレントゲンを撮ったのにこの違い!「先生、私の顔に見覚えなくても先生が作られたブリッジには記憶がありますか?」「あるよ!」とガリガリ削られた。3回の通院で痛みが収まり長めの外出可能に。救い主さまでした!

②    ぎっくり腰:1年で治った!めでたし、めでたし。

③    脛:丁度1年後、勝手に治っていたがまた捻ってサポーターが必要。

④    親指:じくじく膿んで苦労したが半年かかって完治した。

⑤    右目:白内障の手術をし、富士はくっきり1つに戻った。Hello there!

⑥    唇:今も切れっぱなしでこれだけは処置なし。

”良い”年令になると健康回復力は悪くなる。1年余り苦しんだが歯と目以外は自力で治し、唇だけはお手上げだ。何奴様か知らないけれど、故障攻撃お手柔らかに!(彩の渦輪)


国立は花見客の列、富士山麗は雪だるまちゃんの列

2017-04-07 18:04:35 | 旅行記、多文化教育、国際

国立は桜満開!東京のはずれからも大勢見にいらっしゃるこの名所は、一橋大学通りからさくら通りへ、更に矢川通りへとZ状に続く桜のアーチだ。カメラ片手にそぞろ歩く笑顔の家族が続く。昨日は寒風で人影が少なかったが本日は午後から太陽が顔を見せ最高の花見日和だ。大学通りの特等席にはゴザの上にくつろぐ円陣の乾杯風景があった。見慣れた風景に夫婦で思ったことは、「お花見にも変化がつけられたらいいね」だった。世界の桜を見に行くとか、身体の不自由な人たちを招待するとか、桜を見たくても見られない人に写真を送ってあげるとか、エトセトラ。などと考えながら家に戻ったら、なんと、山中湖畔に住む親友麗子さんから手作り絵ハガキが届いていた。それには可愛い雪だるまちゃんの行列が…。お孫娘ちゃんたちが「春休みだよね~」と言いながら作って置いて行ったのだと。「3月末の大雪で木々の芽もひっこんでしまった」とも「雪疲れで休憩中」とも書いてあった。麗子さんは身体の不自由な人たちのお世話をしながら海外に何度も行ったお方だ。お疲れ様~~!秀麗富士に見守られ、その霊気にいつも清められ、お孫さんたちの作った雪だるまを見てお幸せですね! 桜は散り際が素敵です。お孫娘さんたちと見に来てください。オチビちゃんたち、桜の花びらアートも作りますよ、きっと。(彩の渦輪)

 


ナビ付きカー世界を走る②~生まれた国によって生涯が決まる~

2017-04-06 17:23:49 | 旅行記、多文化教育、国際

 北極圏の島国アイスランドで若者が言った:「家と車の無い生活はありえない」と。勤労意欲を表現した彼の言葉は観光立国の若者らしいが家族の基本思想のようにも思えた。ここ、ハーツで借りたレンタカーは日本車のトヨタだった。途上国の庶民にとって車は高嶺の花のようだが日本はその気になればいつでも購入可能、贅沢な乗り物とは思っていない。短期の旅では時間に制約のないレンタカーをよく利用する。街から街へ、目的地から目的地へ、そして宿探し、と。ミャンマーでは日本大使館の車に乗せて頂いた。人は生まれた国によって生涯が決まる。先進国に生まれれば文明社会が享受できる。筆者は子供の頃の農村の生活を知っているだけに、触れ合いの旅で国力の差が個人の生活差になっていることを痛感する。日本人に生まれて幸せだといつも思うわが旅、祖先や先輩の勤勉努力に感謝し、後輩としてせめてやるべき行動をしなければ、と常に自覚する。完(自悠人)

 写真 1.アイスランドのレンタカーはトヨタだった 2.ミャンマーでお世話になった日本大使館職員さんと車