あけぼの

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新型コロナで外出禁止状態だったが、親族も病院見舞いが無理とは!

2020-05-31 13:13:51 | 講演・アート・音楽・スピーチ

新型コロナで外出禁止のような状況、自宅軟禁状態で情けなかった。アメリカ時代の親友が海外から日本に出張してきたので新宿のホテルまで面会に行った。電車は使わず自家用車で。そのホテルがあるビルには釣堀があり、釣った魚を刺身にして食事に提供してくれる。もとより懐かしいアメリカ仲間との久方ぶりの面会、その上、釣った魚の刺身とドリンクスだから話が弾んだ。釣堀のあるレストランとは良い企画だね。駐車料はしっかり取られたけど。「変化こそ人生」と常々口にする筆者にはこのレストランは楽しかった。続く週末には埼玉の新座市に学生時代の友人に会いにいった。奥さんの病気見舞いを兼ねて。なんと、現今は病院に親族が見舞に行っても病室には入れないのだそうだ。必要な品物など届けるだけだったそうだ。コロナ支配というか、エライ状況になったネエ。

  2つの面会で感じたこと:自ら積極的に出かけることはシニア人生に変化がつき、年齢を超越でき、元気が倍増、未来が見えたりする。行動が老化防止の何よりの妙薬だネ。(自悠人)
写真2:魚が釣れるとこの太鼓を鳴らしてくれる


魅せられて聴いた!読んだ!古関裕而:「古関裕而の昭和史」

2020-05-27 10:18:27 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 今月始めの或る夜…と言うか、明け方ですね…ラジオ深夜便、3:00過ぎから4:00、「にっぽんの歌こころの歌」で、「メディアの音楽~古関裕而作品集①」を聞いた。1.昼の憩い。 2.栄冠は君に輝く。 3.スポーツショウ行進曲。 4.NHK取材曲集。 5.スポーツショウ行進曲。 (3.と5.はバージョン比べ) 6.日曜名画劇場のテーマ(S32年~)。7.荷物片手に。 8.あの橋のたもとで。 9. 君の名は。これは佐田啓二と岸恵子主演の連続放送劇で古関裕而がハモンドオルガンを演奏、この時間帯は女湯が空っぽになると言われたそうだ。 10.…(聞きそびれゴメン) 11.さくらんぼ大将。 12.NHK教育テレビ放送終了のテーマ。高校野球の甲子園大会時に演奏される「栄冠は君に輝く」等、あまりにも懐かしい曲ばかりで一睡もせず聴き、音楽放送が終わるころ、「次回には『長崎の鐘』」と予告があったので、勿論15日の続編も聴いた。そればかりか、辻田真佐憲著、「古関裕而の昭和史:国民を背負った作曲家」も購入し、今読了寸前だ。その上、東京新聞の予告編に、連続テレビ小説、「エール」で、三浦貴大演ずる早稲田大学応援部団長が『新しい応援歌を作曲して欲しい』と窪田正孝演ずる裕而に詰め寄るシーンの写真が出ていたので、お隣さんへTVを見せてもらいに行って楽しんだ。我が家にはTV が無いのだが、どうしても見たくて。辻田の著書に、「古関裕而は最大の盟友で二人三脚の相手、作詞家の菊田一夫の死に、『ああ、寂莫!私の心に空洞が出来た。…』と嘆き、作曲が減少し出す」と。ここまで読んで、筆者の心身もしばし動きが停滞ぎみだ。(彩の渦輪)


遊牧民族や農耕民族の伝統的生き方は現代に繋がっている

2020-05-25 13:06:09 | 講演・アート・音楽・スピーチ

シルクロード、ローマへの道第七巻:パミールを超えて(パキスタン・インド)の感想だ。紀元後2000年の歴史を超えた遊牧民族及び農耕民族の生きざまが現在まで繋がっている。大小の民族の自然淘汰からなる国作りを経て現今のアジアがある。パター族は伝統的に武器作りが有名であった。ペシャワール地方で銃や弾丸を手作り生産していた器用な人種。何でも分解、研究して模造品を作り上げた一例だが、英国のフィリィップ殿下がこの村を訪問した折り、護身用の小銃を持っていたので、村民が借りることを所望した。半日後にもう小銃ができた。殿下は出来栄えに驚かれたという。弾を入れて連発すれば熱で銃身が歪む欠陥はあっただろうが、何でも熱心に摸倣し遂げる人種だったのだろう。伝統から変化をつけられず、進展のない民族もあったのだが。通常の暮らしは物々交換、食べ物は自給自足で、決して暮らしは楽ではなかった。取材班が農民に幾つかの質問をしてみた。

「あなた方の一番の楽しみはなんですか?」「仕事です。この作業です」

「農業するのに機械は使わないですか?」「使っています!」「田に水を汲み上げるのにポンプを使ってます!」「外には?」「外には使っていません!」

「農業は好きですか?」「好きか嫌いかはあまり考えたことはありません!」

「ベナレスに行ったことがありますか?」と、インドの地方人へ。「まだ行っていません。一度は行って沐浴したいと思っています!」

「生まれ変わったら何になりたいですか?」「勿論人間に。出来たらもっとカーストの高い医者とか弁護士の家に生まれたいです!」

 現代の農業は機械が中心だが、手作業との組み合わせで、シルクロード時代と似たようなことをしている。人間は生まれた国や境遇によって人生が決まる。時代が古ければ古いほど個人の命運の格差は大きかっただろう。時代と共に選択の自由が増えてきた。自己の個性を生かし、信念を全うして生きられるようになった我々は幸せだと思いながら読んだ。(自悠人)


18歳と81歳の違い:「笑って免疫力アップしてね!」と富生さんより

2020-05-21 11:45:50 | 講演・アート・音楽・スピーチ

梅雨入りか?と思うほどこのところ雨は続くし、コロナちゃんは東京にはまだ居座っていらっしゃるし、巣籠りでストレス溜まりますね。アメリカの友人、富生さんからの転送です。笑えたらいいですが…

From: Tomio Fukumura
Sent: Wednesday, April 22, 2020 11:17 PM
Subject: 笑って 免疫力アップしてね😁

18歳と81歳の違い。

◯道路を暴走するのが18歳   
  道路を逆走するのが81歳   ◯自分探しするのが18歳
                         皆が探すのが81歳   

◯恋で胸を詰まらせる18歳
 餅で喉を詰まらせる81歳    ◯心がもろいのが18歳
                        骨がもろいのが81歳
◯まだ何も知らないのが18歳
  もう何も覚えてないのが81歳     ◯嵐と言えば松じゅんの18歳
                             嵐と言えば 嵐寛寿郎の81歳

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 メールで何人かに転送したら感想を沢山頂いた。例えば友人K君は、「見事に大笑いさせられました。日本には綾小路公麿と言う漫談家が高齢者を『いじる』漫談で人気を集めていますが(高齢者自身がいじられて笑ってしまう)、それに負けず劣らずの出来ですね。 作者(福村富生氏)のユーモア・センスは驚きです」と。そこで富生さんに、「貴方が創ったの?」とメールで聞いたら、「その才能はありません。(笑) 他から回ってきたので作者は解りません。」と。友人Mさんは、「プッと吹き出しエヘヘと笑いました。久し振りのストレス発散。有難う!」、麗 さんも「思わずふきだした!」と。玲子さん、Terumiさんからは他の笑い咄を送ってきた。我ら夫婦の日常もこの笑い咄に追加できそうだ。1+1=2でありたいと願って来たが、最近はどうも1/2 + 1/2=1になったようだし、同じ場所に2回行ってやっと目的を達する夫婦になりにけり、だ。例えば銀行に行ったけど何か大事なものが無くて家に取りに戻り、やっと2度目に目的達成、だ。相手の失敗も自分のも笑い飛ばして免疫力をUpするっきゃないですネ!(彩の渦輪)

 


シルクロード、ローマへの道 全12巻:NHK取材編を読み終えた!

2020-05-19 08:39:38 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 友人から1984年出版のシルクロード全12巻を頂いたので全巻目通した。古代中国の西安、烏魯木斉からローマに通ずる道のこの歴史編は関心もあり、写真中心なので読やすかった。例えば第十一巻は、「騎馬・隊商の道:コーカサス・シリア・トルコby江上波夫・陳舜臣、NHK取材班」、十二巻は、「すべての道はローマに通ず:イスタンブール・ギリシャ・イタリアby井上靖他NHK取材班」だ。生きるために草原を移動した遊牧民!筆者自身、バックパッカーで新疆地区の烏魯木斉やトルファン、また、西安等、訪れている。砂漠や高山道は通っていないし、時代は異なるが、カザフスタン、キリギス、ウズベキスタン、ウクライナ、アゼルバイゼン、アルメニア、ジョージア等の旧ロシア圏及びイラン、トルコも旅した体験から、遊牧民の生活に頷き、共鳴する気持ちが多々あった。ウズベキスタンのベカバードという街では、ウオッカをなめながら多勢の老婦人とロシア民謡を一緒に歌った。感動したのはカザフスタンの日本人墓地だ。厳寒の中を重労働に耐えた日本人捕虜の墓地にお参りし、涙した。自分の旅を思い出しつつ、人類の歴史の重みに胸押しつぶされそうになりながら読み終えたのだった。(自悠人)