あけぼの

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冬の七夕の会は“きらきら星”家で

2011-01-22 10:33:14 | アート・文化

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彩の渦輪の拙著、「音無し川は水深し:Still Waters Run Deep」の読者の方々の集まりで26年前に始まり、年に一度七夕祭りの頃集まる「七夕の会」のミニミニ会を持てた。ほんの一部のメンバーだけしか集まれなかったのは映画鑑賞会も兼ねたので、PCと大型TVが接続されているハイテク星家に会場をお願いしたから。コーヒーを頂きながら鑑賞した。PCTVに接続したり、PCの中の大量の写真集、CDDVDPowerPoint TV画面で皆さんに鑑賞して頂くには特殊コードを購入すれば済むと聞き、すぐに実行した。写真はTVで見れることを確認、あとはAudioのコードを接続するだけでDVDも映画も大型スクリーンで見られる。それが出来たらお客にも写真やDVDを持参し我が家を利用しておうと考えている。旅先で買い求めた各種コーヒーをご馳走しながら色々鑑賞してもらおう。

この日鑑賞したのは新進プロジューサー斉藤彰穂さんの「Re-Take」。仕事が充実し、一度は仕事を取るため離婚した主人公のやり手女性制作者が自らの決断に苦悩した挙句、仕事をやめ母たる生活をRe-TakeするというStoryだ。似た世代、状況の女性が3組登場するので「仕事を取るか子どもを取るか」という50年以上前からの課題が今なお新しいテーマになるからだろう。日本では働く母の勤労条件整備はカタツムリの速度であるのは事実である。専業主婦の座に憧れる若い女性も多いという日本の昨今だがこの映画の鑑賞者、特に若い女性はこのRe-TakeにどういうReactionを示すだろう。メンバーたちの感想は次回作の案を練っているプロジューサーにお届けした。(彩の渦輪)


大使館訪問と岩塩の街~コロンビア完~

2011-01-13 10:38:29 | アート・文化

 Xmas_partyscottsenas_homes_osechi_f ボコタ、日本大使館のあるビル

 今回ブラジル・ビサの発行調査も兼ねコロンビア来たのだが、ブラジル大使館は英語が通じない。日本大使館の参事官さんに調査依頼し、日本大使館を訪ねた。予約したのだがオフィスに入るのが非常に厳重で驚いた。メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、アルゼンチンのそれと余りにも違いすぎた。大使館は大きなビルの9階だが、1階の受付で記載書類に記入、指紋を登録して持ち物検査、指紋をチェックしてエレベーターに。9階で室内に入るのにボディーチェックしてからガラス越しの受付嬢に要件を告げて許可される。問い合わせていたブラジルの入国ビサについては調べて頂いており、取得出来ることを確認できた。この国の危険情報など具体的に親切に教えて頂き対応も丁寧で好感度抜群、感謝の念で一杯だった。一つだけ危惧したことは大使館員が外に出て活動することが出来るだろうか、ということだった。

 郊外50キロ、バスで1時間強のシパキラは岩塩洞窟の街、地下120mの壕に広い岩塩教会があり、ヘルメットをつけたガイドと巡る。巨大な十字架、礼拝堂、多くの塩の彫像があった。信者たちには地底と言う荘厳さが堪らない教会だろうと見受けた。

コロンビアは緑に囲まれた農業国で水も豊富な大国、観光にはまだまだ開発の余地がある。南米特有の貧富の差を克服すれば指導者次第で国の発展、成長は無限だろうと思った。自悠人


箸使いと下手なスペイン語が気に入られ ~コロンビア②~

2011-01-12 11:09:06 | アート・文化

Xmas_partyscottsenas_homes_osechi_fカリブ海の一部、ボカグランデ

とある小さなレストランで元気のよい客引き掛け声に誘われて入ったが、その女性は経営者のワイフ、全て自分でお客のサーヴィスを仕切っていた。彼女はエクアドル国境近くの村からボゴタに出て、英会話スクールに通いながら勉強し、このボカ・グランデに来て今の彼と出会った。イタリア系の彼はビジネスに甘かったのか2つの店を持ちながら経営は赤字だった。彼女と知り合ってから順調に発展したのだという。客の我々に真剣に話をし出したきっかけは我々が持参の箸を取り出して食べた所作を見てだった。そのうちに店長の彼も出て来て我々の話を聞いた。上手に箸を使い魚を食べスペイン語と英語 を混ぜて語る日本人夫婦に興味を持ち、感心して夫婦共々我々夫婦に握手を求めた。珍しい客に満足したようだったが、懸命に働く若夫婦に出会って我々も気分が良かった。車で10分のカルタヘナ旧市街は城壁に囲まれた16世紀の建築群の街で世界遺産。薄汚い狭い宿が120ドルとは驚きだった。読者がもし行かれるならボカ・グランデに宿を取って車で旧市街に来て見ればよいだろう。自悠人


不安は杞憂だったコロンビア

2011-01-11 14:00:59 | アート・文化

Xmas_partyscottsenas_homes_osechi_f クリスマスのボリーバル広場

 噂では治安の悪さに定評があるコロンビア、殺人や誘拐、痲薬件数の多さに訪問ガ南米で最後になった所以だ。結果は他の中南米の国と等しく、行動に緊張があった分、興味を倍加させられた国だった。また12月の訪問だったが、首都ボゴタは海抜2600mゆえ夏とは言え春先の気候で寒くて震えた。ホテルにも暖房設備はなかった。着いた日、タクシー乗り場で調べていたホテルを告げたらPCで料金が判るシステムになっていた。そこで頂いたチケットを運転手に渡すだけ。メーター計はない車が多いが、このシステムは地方に行った時のバスターミナルでも同じ、始めて乗る場所でも安心だ。黄色い小型タクシーは殆んど韓国車、ヒュンダイ、キワ、たまに中国車だ。市内は中型バスを含め車の洪水だ。郊外に通ずる大通りは真ん中が歩道と自転車専用道路だが、日、祭日には歩行者専用道をとなるようだ。その両側には近代的でカラーフルな3、4階のアパート群が密集している。市内は至るところが掘り返され建設ブームだ。この国も安全性が見直されて外国からの投資も活発だと聞く。それにしても警官が多すぎる。街角毎にいる感じだ。人々も服装は地味だが親切で感じが良いので助かった。やはりバスに乗れる都市が有難い。

ところが1時間20分の飛行でカリブ海に北上したボカ・グランデは情熱的な音楽に包まれたビーチ、国の広さと季節に無関係な国民性-選択の幅-を感じた。波打ち際にビルが立ち並んだリゾートは波は荒かったが泳げた。季節のせいか甲羅干しは少なかった。観光用の馬車もあり、特にクリスマス前の街の賑わいはとても楽しい雰囲気だった。レストランでのエピソードは次回に続く。自悠人