あけぼの

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芳香にむせるメルヘンティックな9月末

2015-09-29 14:08:54 | 旅行記、多文化教育、国際

  月下美人が咲いた。本年2度目、昨年よりちょっと遅く24日。この花は年1回、1夜のうちに咲いて萎むことによる希少価値から、また、上品なその姿と芳香も愛される所以だろうが、昼も咲いている変種もあるそうだ。近年は気候異変の影響か認知症になり年2、3度咲く。階下は勿論、吹き抜けのお蔭で2階の部屋まで芳香が漂い、ドアを開けておいた寝室に満ち、誘われて何度か玄関まで。月下美人の名に相応しく前回は七夕の夜に開花、織姫・彦星ならぬ野良のミッシェルちゃんとお医者さんの出会いを助けてくれた。アメリカを去る日、2009年の暮れだったが、隣家のPaul, Susan夫妻に残してきたこの花、Moonlight Cactusはかの地でも義理堅く咲き、本年2度目も今咲いているそうだ。

 さて、一歩外に出ると、ムムム?何の匂い?金木犀だった。金色の花がびっしりと枝にまぶすようにくっついている。早朝30分の散歩道は香りのベルト、金木犀のある家々は芳香流れる天の川の星のよう。

 昨夜、埼玉の娘の家からの帰路、十六夜のま~るいお月様が。始めは地球すれすれに浮かぶ巨大な赤玉だったが、そのうち金色の折り紙を丸く切り抜いて空に張り付けたようなお月様に変わった。車の窓から1時間以上語り合った満月Full Moonさん、月下美人、Moonlight Cactusさん、芳香のMilky Wayさん、メルヘンティックな9月末を有難う! (彩の渦輪)

 純白の大きな花に漂う芳香はその一夜に命をかけて「咲いたぞ!」と目いっぱい叫ぶ月下美人から来るのだ。狂い咲きはあっても開花を約束している癒しの花、孤高の誇り高い花だ。筆者は株を増やして育てることにしている。「今日は何の日?」の番組で、9月29日は月下美人の日だ。原産はメキシコ、孔雀サボテンの一種。この花が開くたびメキシコでの暮らしが去来する。深夜咲き明け方凋む月下美人の特質は地球の生物始まって以来一種類しか無いと信じる。(自悠人)下の写真は自悠人の剪定風景

 


時代を反映?自然食レストランは超満員だった!

2015-09-23 10:29:58 | 旅行記、多文化教育、国際

連休のど真ん中、高校の同級生で筆者の玄米菜食指導者、タミオ君ご夫妻の家に出かけた。最寄りの新百合ヶ丘駅周辺に自然食バフェ(=バイキング)があると聞いていたので、ず~っと楽しみにしてきたこのレストランの名はハーベスト。種類も多く、試食しきれず残したものが結構あった。常日頃筆者の手作り健康食、薄味で「まずくても食べよ!」料理に付き合わされている夫も「薄味だけど美味しい!」と大満足。筆者が避ける肉類は1種だけあったが、南瓜やお芋等、畑からの直行便収穫物(店名の由来?)は超美味、それが超満員の理由でしょう。国民の50%が癌持ちの日本だけど、「生産者の論理」で市場に出回る添加物だらけの食品を口にせざるを得ない日常だ。美味しくて健康に良いご馳走が食べ放題(時間制限あり、1.5時間以内に食べること)となると繁盛するわけです。すぐまた行きたいと思い近くのブランチ店を聞いたら、ありました、立川に!店名のハーベストはご存じ、収穫Or収穫物。近くのスーパーにはライ麦パンその他の自然食が豊富にあり、タミオ君のおうちでまた健康食の講義も受け、この日のハーベストは無限、満足感120%の休日でした。(彩の渦輪)


これで長生き保障だ!:玄米の新米到来

2015-09-22 11:39:10 | 旅行記、多文化教育、国際

鯖江市の教師、純子先生から新米が届いた。クロネコの箱の品名、「新米」に夫自悠人が歓声をあげ、「おお、今年はこんなに早く新米が食べれるんだ!」。開けて2度目のびっくり、ただの新米ではなかった!玄米の新米だったのだ。丹生郡越前町八田農産の「特別栽培米」とある。彼女は筆者が玄米菜食の信奉者であることを記憶し、筆者の健康のことを心に掛けてくだり、新米が出たら贈ろうとアイデアを温めていてくださったのだろう。活力が漲るのを感じたが、五感の高揚により免疫力も高まったに違いない。純子先生はこの夏、母と女性教職員の会全国集会、「子どもたちに平和な未来を~戦後70年、今行動のとき…」に参加なさり、「今日の日はさようならコンサート」にもぎりぎり-最後の歌の頃-駈けつけてくださり、我が家にも寄ってくださった。国分寺の殿ケ谷戸庭園にもご一緒した。旧三菱財閥の岩崎家の別邸で昭和49年に都が買収した殿ヶ谷戸庭園では武蔵野らしさの象徴、植生が見られ、樹木も野草も多く、野の花にも出会えた。武蔵野の雑木林の夏を純子先生と自悠人の3人で楽しんだが、目の前の新米玄米と共にひと夏の思い出が蘇った。純子先生とかっこいい団那さま、「早速頂いて長生きに努めます!」(彩の渦輪)写真は殿ケ谷戸庭園

  2人娘


フレンドシップ・フォースのメンバーたちと楽しいひと時

2015-09-21 09:49:11 | 旅行記、多文化教育、国際

30年来の友人、黄さん夫妻が来日した。昨年の今頃台湾のお宅に泊めて頂き、温泉巡りをしていたが、今回は我が家には泊まらずFFI(フレンドシップフォース・インターナショナル)の仲間、トコさんの家に泊まられた。トコさんご夫妻とも25年ぐらいの付き合いだ。この一家はアメリカのケンタッキー州に住み、我々はその隣のオハイオ州に-オハイオ川を渡ればケンタッキーだ-20年以上住んできたので交流があったわけ。今回FFHC(台湾新竹市代表)の黄夫妻がトコさん宅に宿泊したのでFFIの取り持つ縁で30年来と25年来、全く別の地で友人だった3組が再会したのだ。フレンドシップ・フォースとは1977年、当時のアメリカ大統領ジミー・カーターとロザリン夫人の 提唱で始まったそうで「ホームステイという形で国の違う市民同士が生活を共にし、文化の相違や類似点を発見し、相互理解を深める国際交流の非営利団体で政治的、宗教的影響は受けず友情の輪を広げていくことにより世界平和を目指す」と理念説明がある。世界70か国に370以上のクラブがあり日本では2012年末、25番目のクラブとして、FF Mt.富士 山梨が登録されたそうだ。トコさんは数年前FF東京の代表だった。東工大の近くにお宅があり、大岡山というところには初めて行ったが、トコさんの手作り料理に舌ずつみを打ちつつこの家で古い友人3組が再会、いやもうお1方FFメンバーのTomさんもいて国際交流をテーマに楽しいひと時を過ごした。(彩の渦輪)


摩訶不思議、1か月以上の腹痛が突然消えた!

2015-09-20 10:31:05 | 旅行記、多文化教育、国際

  

災い転じて福というほど大げさな話ではないですが: 先週後半は病院週間、癌研で大腸内視鏡の検査、女子医大で定期血液検査。大腸内視鏡は3回目ぐらいだが結構苦しい検査だと記憶していた。検査までに大腸を空にしなければならない。まず前夜就寝前に下剤3錠服用、朝から2Lのモビプレップを便が淡黄色透明になるまで飲むのだが美味しい薬ではありません。筆者はもともと下痢症で1日13回トイレに行く日もあるぐらい。不眠症というおまけつき。海外バックパックの旅では筆者にとってはトイレ探しが重要な仕事、便秘症の夫の「またトイレか!」といういや~な顔を見せつけられながら。そんな筆者なので就寝前の3錠だけでもう夜中から下痢が始まり前夜は一睡もできなかった。朝も一応まずモビプレップをガブ飲みし、クタクタで病院へ。ところがです。検査前に軽い睡眠薬の注射があったが後のことは何も知らない。眠っているうちに30分の検査が終わっていたのです。こんな楽な検査は初めてでした。お医者さん曰く、「大腸はきれいです。2年後に来てください!」下痢症と不眠症のお蔭で楽チン検査、おまけに結果まで良かったとは!

「原因は旅に出かけないからだよ!」: 女子医大の血液検査結果もはみ出しているものは白血球1つだけだった。H先生、「いい結果じゃないの?」筆者、「1か月以上前から左下腹部がチクチク痛いんですけど転位じゃないですか?」筆者は3年前腎う癌で右腎臓を摘出していた。実際、その日も家から日暮里までの2時間、電車中でお腹が痛み続けていた。H先生、「 右なら可能性あるけど左なら関係ないよ。貴女この頃地球千鳥足やってる?」筆者、「いえ、6月上旬以来忙しくて出かけてないんです。」H先生、「ああ、判った!旅に出かけないからお腹が痛むんだよ!」

 不思議なことに帰路の車中では痛まなかった。あんなに痛んだのに昨日も本日も痛まない。ドクターの一言で腹痛が収まることもあるんですねエ。(彩の渦輪)