我々夫婦はどんなに忙しくとも少々体調悪くとも暮れの31日に餅つきをする。田舎風の丸餅だ。娘から昨日20個は欲しいと電話がありモティヴェーションが高まったが息子も手作り丸餅は喜ぶだろう。張り切って昨夜3KGの餅米を水に浸した。今朝8時半に水から笊へあげ十分に水を切り、その後は…臼、杵、せいろ(蒸籠)…と言いたいがその全部を兼ねた虎さん、いや、虎の顔の付いたタイガー餅つき機、「力自慢」さんにお任せ。虎さんは45分でお米を蒸しブーと合図、蒸されたお米は10分間くるくる回転、計約1時間で上手に餅つきしてくださる。その直後から2人は急に忙しくなる。アツアツの餅の塊は大きなまな板にドン!と置くが、出来た餅を並べる板も準備して。夫が適当なサイズに千切り、はなから妻が丸める。熱くても急ピッチでやらないとちぎった餅の表面が固くなりひびが入る。30個出来た! 大急ぎで次のもち米を虎さんに仕込み、また1時間。待つ間に黒豆の最後の仕上げや筑前煮、松前漬け、数の子の味付けもと、結構仕事が出来る。ブーと鳴った。もう一度アツアツの餅の塊と格闘だ。涼しい部屋に60個並べ終えて11時半だった。2時間ちょっとの作業で杵つき餅の美味しさの田舎風丸餅を頂けるのです。お試しあれ!餅作りで思い出すのは母のこと。杵つき餅は自悠人の子供の頃の思い出だ。母親の綾子さんが中心になってせいろで10回ぐらいついた、と言う。結婚してのち筆者が実家の母に頼むと、母、八重子さんは嬉しそうに東芝の「餅っこ」という名の電気釜でいくらでもお餅を作ってくれたものだった。母が作ってくれたから筆者もお餅を作るのかな?(彩の渦輪)
夫、自悠人を講師に若き学校教師の純子先生と由紀子先生が生徒でチーズケーキ教室を昨日開催!お2人ともO地球村塾によく参加してくださるお方で、純子先生は道徳授業研究会参加のため福井県からご上京の折を利用して、フランス語教師、由紀子先生は東京だから近い。O地球村塾でしか食べられない(?!)美味しい CHOCOLATE CHIP CHEESCAKEの実習で夫が指南役、丁寧に泡立てるのが1つの大切なコツ、自悠人は慣れたものだが、お2人にもプロセス全て体験、マスターして頂いた。このケーキはアメリカで20年隣り合って住んだSusanがよく作ってくれ、筆者が余りにも気に入ったのでAYAKO’s CHOCOLATE CHIP CHEESCAKEと名付けてレシピを教えてくれた超美味のケーキだ。ケーキ部分には砂糖を一切使わず、よく泡立てた4箱のクリームチーズにコンデンスミルク1缶を少しずつかき混ぜながら流し込む。卵も入り、Panに流し込んだ後チョコチップを振り撒きオーブンへ。詳細は割愛するが、出来上がったケーキはこってり濃厚、且つ上品な甘さだ。これを教えてくれたSusan はこの9月に筆者より若い身空で抗がん剤に負け天国に行ってしまったが、夫のPaulは今Sasanがいない広い家で猫のチェスターと住んでいる。彼ら夫婦の家でケーキ作りをしていた時、コンデンスミルクを流し込むのをチェスターちゃんがじっと待って居たことを思い出した。缶にへばりついたミルクを舐めるのを楽しみに。筆者は日本でこのチーズケーキの作り方を広めたが、レシピをあげただけですぐ作られたお方はやはり教師の敬子先生ぐらいかな?お料理大得意な夫さんが作られたのでしょう(笑)。今回はおしゃべりに夢中でオーブンの時間が長過ぎ、チョイ焦げたが、3家で仲良く分け、冷蔵庫に冷やして本日頂いたケーキはやはり超美味でございました。お2方ご苦労様!Susan有難う!(彩の渦輪)
まだクリスマス気分?と笑わないでください。ケンタッキーに居る友人Dawnから1日遅れで優しいメールが。時差がありますからね。25日のクリスマス家族集会で我々、「瘤夫とGANKO」のためにお祈りしたと。ご存知、アメリカではクリスマスには家族が揃いお祈りをします。全米に散らばっている親族がこの期に集合し、お祈りするのです。去年の今頃はDawnの家を訪問、お祈りをし、彼女の猫ちゃんたちと遊んだのですが、今年も我々を親族扱いし、我々のためにお祈りをしてくれたのです。ハグもDawn と猫ちゃんたちから。多くのアメリカ人が友人となれば親身に、真剣に行動してくれます。自悠人も感謝、感激、緊張緩和いたしております。(彩の渦輪)
Hi, Ayako,
I am celebrating Christmas with my family today, and have kept you and Tadaaki in my thoughts and prayers. I hope your health concerns are taking a turn for the better! I'm attaching a photo of Linus, who helped me wrap Christmas gifts. I love that his face is reflected in the wrapping paper. Lots of hugs from me, Linus and Myrtle the kitties!
目と鼻の先に仮の保育園が出来て久しい。市の保育園が次々と改築するその期間、臨時に1年間ぐらいここに通うのだ。我が家の前の小路は朝夕送迎の母娘連れで賑わう。自転車や車の2、3人乗りだが雨の日は大変だ。傘をさし、乳母車に幼児、背中に赤ちゃんを背負っての3人連れ通いだから。家からの距離は判らないが母親の苦労が察しられる。目の前を通過する母子を見て、子育て時代のワイフも同じ毎日だったのだと初めて想像した。母親としての女性の一生は忍耐と情愛か。妻たちの辛抱が家族を支えてくれるのだろう。感謝の一言に尽きる。「子を持って知る親の恩」という諺がある。母親の献身的努力が家庭の礎となっているのだ。父親は伝統から「そんなもの」と思い込んでいるのか、「当然と気に留めないだけ」か。我々の若い頃と違うのは貧富の差が減ったことだろう。昔のブルジョアは雲の上の存在で庶民には見えなかった。現今は保育園へ乗用車での送迎も目に付くが運転は母親だ。いつの世でも存在する格差、今のほうが暮らし易くなったかもしれない。若夫婦たちよ、子育て時代から将来を見据えて頑張って欲しい。そして、夫族殿、くれぐれも奥さんの忍耐と愛情に気づいて、理解と感謝をお忘れなく!(自悠人)
Merry Christmas! クリスマス連休をお楽しみ中の皆さまに瘤の話題は向きませんが入院手術はまだ先、待つのが辛い夫婦に思いやり小包みやご招待、優しい電話が続き、緊張緩和のクリスマスだ。自悠人の姪の晃子さんと会話中瘤の話をしたら3日後にジャムを送ってきた。「血液がサラサラになるジャムを手作りしました!」と。何と優しく行動が速いんでしょう!甜菜糖、柚子の皮と色々な果汁で作ったジャムで、スプーン1杯を水で薄めて飲むのだそうだ。Kご夫妻は「くつろぐ日が必要でしょう!」と昼食会にご招待くださり、上げ膳据え膳で夫婦とも久方ぶりにリラックス・ホリデーだった。黄さんは台湾から目出度い菓子を国際便で送ってきた。娘は友人たちに聞いた情報とかで、医療事故の少ない専門病院を選べとアドヴァイスをくれたり、トイレで力まずに済む知恵あれこれを毎日電話してくる。血管の破裂を心配して。同級生I君は総腸骨大動脈瘤の大先輩だったことから入院中の記録を郵送してくれ、別の友人Mさんは血管を柔軟にする食品を教えてくれた。椎茸、鰯、グリーンアスパラ、こんにゃく、大豆、ひじき、猿の腰掛だそうだ。ゆえに我が家の食事は連日昆布と椎茸入り大豆煮つけ、焼き鰯、アスパラのサラダ、こんにゃくと野菜の煮つけ、野菜入り炒めひじき、の組み合わせだ。昨日もシャンパンの代わりに甜菜糖ジュース、七面鳥の代わりに七面鳥型に切ったこんにゃくでメリークリスマス!自悠人は皆さんに守られ手術まで大丈夫でしょう。人事を尽くして天命を待つ年の瀬です。(彩の渦輪)写真1.晃子さんからの血液サラサラジャム(優しいワンちゃんもお手伝い?)。 2.胡麻びっしりの目出度いお菓子