あけぼの

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鯛の鱗取り、したことある?

2013-01-24 11:28:04 | アート・文化

201301221308000 きれいに鱗をとり上手に焼けた!

 「腐っても鯛」と言うように鯛は昔から目出度い時のご馳走である。勿論、見かけもいいし美味しい。鯛が美味しいのは鱗で覆われて光沢があり、明るいピンクの色調が高級感と品性を訴えるからだ。ところが料理には鱗とりが待っていてこれが難題だ。通常は調理済の姿焼きや刺身を食べるので「鱗取り」はご存知無いかもしれない。

筆者は先日80歳で初めて鱗とりに挑戦した。毎年正月には焼き鯛を買っていた。調理済みの鯛は季節で売られるものだから自分でやるしかなかった。鯛をまな板に載せ、包丁を垂直に立て鱗を“こさげる”のだが、しっかりくっ付いていて中々取れない。頭に近づくに従って鱗片が大きくなり、更にしつこく、力が必要だ。慣れるに従って要領を得てくるが、6匹を取るのに48分かかった。それから腸抜きして塩をするのだから大変な作業だ。二度とやりたくない仕事だった。

 現代は魚は切り身や既製料理で売っており一般には調理の必要はない。出刃庖丁もない家庭が多いだろうが我が家は山陰出身なの出刃庖丁その他多種の包丁があり、ワイフが魚料理も出来るのでその気になったのだ。余談だが玄人は鱗取り専用の器具で処理するから簡単、勿論飛び散らないように魚をヴィニールで囲ってやるという。そう言えば鱗が四方八方に散って掃除も大変だった。が、嬉しかったのは一昨日、81歳の誕生日に、5人のゲストがものも言わずに食べてくれたことだ。珍味だったのだろう。残渣は「猫も跨いで通る」ほど、きれいだった。(自悠人) 


餅つき、初詣、恒例行事はぬかりなく

2013-01-03 16:26:34 | アート・文化

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写真1.餅の手作り 写真2.谷保天神前の行列 

写真3.去年の破魔矢や達磨のお清め焼き

写真4.多摩川土手にて自悠人

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年末年始は手術後40日目だが例年と同じように餅をつくり、初詣は谷保天神様へ、そして今日3日には多摩川土手を歩いた。手作り丸餅は娘や息子夫婦が楽しみにしているので。1晩水に浸けたもち米を1升ずつ3回搗いた。と言っても杵ではなく途中までは機械だ。餅つき機に入れ、2X381個できた。餅を作るのは電気釜だが最後に丸める時はとても忙しい。餅取り粉を散らした大きな板の上に、夫が出来たての餅の塊を適当な大きさにちぎって置く。筆者が丸めて平らにつぶす。ちぎり終えた夫もすぐ丸める方にまわる。ちぎった餅がすぐ硬くなるからだ。病気のお蔭で今年は例年より時間があり、沢山正月料理が出来た。数の子は3パック、蟹は2パック、黒豆は丹波のがでっかくて好きなので3パック準備した。田作りはお手の物、松前漬けも上手くいった。長芋が郷里鳥取県の友人から届いたので美味しい生酢を作った。鯛の塩焼き、かまぼこも準備した。雑煮は勿論郷土風に。若い客のためフランクフルトのビール煮も。いつもで飽きられてるけどヨーグルト・ババロアも。これ全部手作りでした。娘が立派なおせち料理をカンパしたい、というのを辞退したが、みんなみんな美味しいと好評だった。

谷保天神は元旦に。夫がお屠蘇を飲んでしまったので車には乗れず自転車で行った。筆者は手術後初めて自転車に乗ったが何でもなかった。天神様の前は例によって長蛇の列、蝸牛の歩みで進む。夫曰く「去年家内安全を祈ったけどアンタハン、立派な病気頂いたね。」「去年はお賽銭が少なかったんじゃあないの?」と筆者。ジャランジャランだったから。さあ、今年はお賽銭箱から反響が無かったけど、万札か、はたまた1円玉か。まあ、ご利益が無くたってやっぱり元旦の神社はいいものですね。2日目から多摩川土手に上がり四谷大橋まで歩いた。明日は関戸大橋まで足を伸ばそう。歩いて走ってサバイブだ! (彩の渦輪)