自己能力から創造性が消えたみたいだ。今までなら何も行動しなくても、新聞を読んだだけで、1つの記事を題材にすらすらっとエッセイが書けた。最近脳みそが真っ白になった感じがする。不思議な現象だ。PCも使う気にならなくなった。単なる老化?注意力が落ちて何も脳を刺激しなくなったのかな?思考力が衰えたのかな?困った!だが、生涯記憶に残る体験…命がけの行動だったこと、運が味方してくれたこと、強烈な感情にさいなまれたこと、等は勿論今でも脳裡を走り、忘れ得ない。一例を紹介しよう。 アメリカのデス・バレー(死の谷)をドライブし、ストーン・ブリッジを見ての帰りだった。下りの砂利道で突然ブレーキが効かなくなった!更に強く踏んでも効かず、踏み続けても車は更に加速するのみ。「どうしよう、どうしよう!もうだめだ!ああ・・・」で意識を失った。気付いたら車は止まっていた。命はあった!!!!!が、車内は埃で何も見えない!車が180度回転しているのに気付いた。スピンしたのか?前輪の左側のタイヤとリムとの間に石が入り、タイヤがパンクし、タイヤの大きさが異なるので左旋回して止まったようだった。想像もつかない事故に遭遇したものだ。この事件の場所はその名も死の谷、死ぬまで忘れ得ないだろう体験だ。当時一度は書いたが、こんな体験なら書けるだろう。頭のトレーニング、脳みそ真っ白現象防止には、やはり努力が必要ですね! (自悠人)
もう半年以上も続いているかな。寒さで空気がピリピリする早朝 5:30出発し40分歩く。現今は準備運動などしないがしっかり大股で歩く。姿勢に気をつけて。ワイフも6時直前から別ルートで歩き、帰路、家の近くで会ったりする。暖かくなって早い目覚めが習慣化し、出発時間も4:50分にしたが、米寿男にしては足腰軽く歩ける。出会う人とは挨拶をする。えてして日本人は知らない人には挨拶しないネ。こちらが挨拶してもしらんぷりの人が多い。知らない人には素通りと決めているのだろう。アメリカ人の習慣とは違うネ。アメリカでは、家の庭の向こう、大変遠くの道を散歩する人にでも大声で挨拶してくる子どもが多い。散歩道周辺の景色は色彩豊か、ある家には枇杷がなっており、畑には南瓜がなり、茄子には紫色の花が可愛い。小川の近くにはかるがもが歩き、名も知らぬピンクと白の花がしだれ、多くの家の生垣にはつつじが咲く。早朝散歩で後ろ向きに歩いているシニアにも出会う。小川で洗濯しているお婆さんに会ってインドのベナレスを思い出した。ここ2、3日、鴉が啼いて追っかけて来て気分が悪い。2羽だ。1回は筆者の頭めがけておりて来たので手を振って退けた。襲われたら怖いからね。コロナ禍以降、風景に変化を感じるこの頃だ。通常、4月から学校が始まるが、コロナの所為か女子体育大の学生も、体育の早出練習や通学の気配が感じられない。とにかく人通りは僅少だが、自然との対話を楽しむ早朝散歩だ。(自悠人)