「いえ。当分サービサーには譲渡しません。回収は私どもがします。
不良債権を全部、直ちにサービサーに譲渡する事など、私ども信組の力では
出来ません。当分、私どもが直接集金にお伺いします。よろしくお願いします。」
保証人として、初めて信組の担当者と会った時の言葉でした。
彼は元会社の同僚の保証を、会社倒産後にして居たのです。
ある日、突然会社が倒産したのです。
彼は紹介で、この辺りでは有名な神社に転がりこみました。
そんなある日、偶然に境内で彼と会ったのです。
新しく仕事を始めるため、事務所探しに歩いているとの事でした。
其の晩、一杯吞みながら彼は保証人に成ることを承諾したのです。
まだ、保証協会の保証が得られなく、やっと保証人さえ居れば、
信組で1000万までOKの約束は取り付けたと云うのです。
そして口説かれたのです。「保証人になってくれれば、毎月3万づつの保証料は
支払います。」と云うことです。今までの彼には考えられないことでした。
お金は振り込まれるようになりました。
ところが一大事、それが3回目から止まったのです。
最初は電話にも出たのですが急に電話も繋がらく成りました。
尋ねても、会社も自宅ももぬけの殻でした。
こうなってみると、3万どころでなく、保証人の重みが解かってきました。
周囲の風評が、重くのしかかってくるのです。
でも最終はサービサーに譲渡されて3%くらいで和解に成ると云う噂を
知って安堵の胸をなでおろしたのです。
そんな時、彼は信組の訪問にあったのです。
「此の件、間もなくサービサーに譲渡されるのでしょう。」
聞いた彼に信組の担当者は冒頭の返事をしたのです。
信組の担当者は言葉遣いは丁寧ですが、内容はきつかったです。
一括では無理でしょうから毎月5万は払ってくださいと下がりません。
「そうでないと、私ども給料の差押なども視野に入れないと成りません。」と脅しです。
勤務先は保証するときに明らかにしてあります。
彼は承諾せざるを得ませんでした。
丁度そんな頃、同居の祖母名義の彼の住まいを区画整理で市が
買い上げてくれる話が決まったのです。
新たに住宅を買うくらの資金は補償されます。
彼は、之を機に自分名義の自宅を持ちたいです。
祖母から借りた事にすれば資金も出来ます。
自分名義にすれば信組に狙われるなんて、一応考えましたが、軽く考えただけです。
幸い、気に入った処も見つかりました。市からお金が下りるまで、手金が必要です。
そのために、信組に払えなくなりました。
「自宅を引っ越すことは、黙っていれば解からないだろう。
しかし給料の差押さえがあるかも知れないな。」
彼は宮司に給料の差押えの可能性のことについて打ち明けたのです。
万一の時は、神社に助けて欲しいと云うのが本心です。
「神社と云うところは人を救う処だよ。差押えなんて強盗の様な事はさせないよ。
心配するな。私はあの信組の理事長も知って居ますよ。決して悪いようにさせません。
新しい家を持つのも結構な話です。この神社の者が良くなっていくのは有り難いね。
心配しないで任せなさい。私が君の保証人みたいなものだよ」
保証人の保証人か。
彼はよいところで働いてよかった。とつくづく自分の幸運を感謝したのです。
新居は物入りにも掛かりました。彼は段々と支払いが滞りました。
彼には、あのときの宮司の力強い言葉が何時も支えになって居たのです。
そのために信組は何回も催促をしましたが、効果は少なくなる一方です。
ついに信組は彼の給料を差押えてきたのです。
早速宮司に報告と相談に行きました。
力になってくれると信じていたのす。
が、大きく外れました。
「差押えになるなんて人間の屑です。
そんな人間がわが神社に居たとは嘆かわしいです。自宅があるならば、
それを売ってでも保証したものは、綺麗にしなければ成りません。」
まるで新居を売れと言う口ぶりです。
お布施やお賽銭は差押えになりません。
同じ様に従業員の給料も差押えにはならないと信じていた節も有ります。
其の挙句宮司は信組を呼んで、彼の自宅を担保に入れさせるから、
又前の様な分割を復活させてくれと頼んだのです。
素直に信組と話していれば悪くても5万を払っていればよかったですが、
なまじ宮司の力を信じたために家は担保に成るし、支払いも金利まで
払うことに成りそうです。此処をやめても、働き場所はなくなるし、
自宅は信組に取られることは間違い有りません。
宮司に恨みを持ちつつ、此処に勤めて居るしか有りません。
保証人もうっかり人の言葉を信じると、その人がどのような人で有っても、
ひどい眼にあいます。
http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから
電話・FAXでのお問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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出来ません。当分、私どもが直接集金にお伺いします。よろしくお願いします。」
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彼は元会社の同僚の保証を、会社倒産後にして居たのです。
ある日、突然会社が倒産したのです。
彼は紹介で、この辺りでは有名な神社に転がりこみました。
そんなある日、偶然に境内で彼と会ったのです。
新しく仕事を始めるため、事務所探しに歩いているとの事でした。
其の晩、一杯吞みながら彼は保証人に成ることを承諾したのです。
まだ、保証協会の保証が得られなく、やっと保証人さえ居れば、
信組で1000万までOKの約束は取り付けたと云うのです。
そして口説かれたのです。「保証人になってくれれば、毎月3万づつの保証料は
支払います。」と云うことです。今までの彼には考えられないことでした。
お金は振り込まれるようになりました。
ところが一大事、それが3回目から止まったのです。
最初は電話にも出たのですが急に電話も繋がらく成りました。
尋ねても、会社も自宅ももぬけの殻でした。
こうなってみると、3万どころでなく、保証人の重みが解かってきました。
周囲の風評が、重くのしかかってくるのです。
でも最終はサービサーに譲渡されて3%くらいで和解に成ると云う噂を
知って安堵の胸をなでおろしたのです。
そんな時、彼は信組の訪問にあったのです。
「此の件、間もなくサービサーに譲渡されるのでしょう。」
聞いた彼に信組の担当者は冒頭の返事をしたのです。
信組の担当者は言葉遣いは丁寧ですが、内容はきつかったです。
一括では無理でしょうから毎月5万は払ってくださいと下がりません。
「そうでないと、私ども給料の差押なども視野に入れないと成りません。」と脅しです。
勤務先は保証するときに明らかにしてあります。
彼は承諾せざるを得ませんでした。
丁度そんな頃、同居の祖母名義の彼の住まいを区画整理で市が
買い上げてくれる話が決まったのです。
新たに住宅を買うくらの資金は補償されます。
彼は、之を機に自分名義の自宅を持ちたいです。
祖母から借りた事にすれば資金も出来ます。
自分名義にすれば信組に狙われるなんて、一応考えましたが、軽く考えただけです。
幸い、気に入った処も見つかりました。市からお金が下りるまで、手金が必要です。
そのために、信組に払えなくなりました。
「自宅を引っ越すことは、黙っていれば解からないだろう。
しかし給料の差押さえがあるかも知れないな。」
彼は宮司に給料の差押えの可能性のことについて打ち明けたのです。
万一の時は、神社に助けて欲しいと云うのが本心です。
「神社と云うところは人を救う処だよ。差押えなんて強盗の様な事はさせないよ。
心配するな。私はあの信組の理事長も知って居ますよ。決して悪いようにさせません。
新しい家を持つのも結構な話です。この神社の者が良くなっていくのは有り難いね。
心配しないで任せなさい。私が君の保証人みたいなものだよ」
保証人の保証人か。
彼はよいところで働いてよかった。とつくづく自分の幸運を感謝したのです。
新居は物入りにも掛かりました。彼は段々と支払いが滞りました。
彼には、あのときの宮司の力強い言葉が何時も支えになって居たのです。
そのために信組は何回も催促をしましたが、効果は少なくなる一方です。
ついに信組は彼の給料を差押えてきたのです。
早速宮司に報告と相談に行きました。
力になってくれると信じていたのす。
が、大きく外れました。
「差押えになるなんて人間の屑です。
そんな人間がわが神社に居たとは嘆かわしいです。自宅があるならば、
それを売ってでも保証したものは、綺麗にしなければ成りません。」
まるで新居を売れと言う口ぶりです。
お布施やお賽銭は差押えになりません。
同じ様に従業員の給料も差押えにはならないと信じていた節も有ります。
其の挙句宮司は信組を呼んで、彼の自宅を担保に入れさせるから、
又前の様な分割を復活させてくれと頼んだのです。
素直に信組と話していれば悪くても5万を払っていればよかったですが、
なまじ宮司の力を信じたために家は担保に成るし、支払いも金利まで
払うことに成りそうです。此処をやめても、働き場所はなくなるし、
自宅は信組に取られることは間違い有りません。
宮司に恨みを持ちつつ、此処に勤めて居るしか有りません。
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