「貴方がいくら、もう廃業して居ますとか言っても、それは今日言い始めた事でしょう。
今までは普通に会合に出て、副会長として振舞って居り、廃業をしたという素振り等、
何一つ無かったので有りませんか。
会規にもはっきり謳って居ますよ。倒産や廃業で事業が続けられなくなった場合は、
速やかに会に届け出て脱会しなければならないとね。
貴方が知らないわけではないでしょう。ましてや副会長ですから。
と言う事は、貴方はまだ倒産も廃業をもしていませんよ。立派な現役です。
とすれば此の株はお約束通り買い取って貰わないと困ります。
貴方のお子さんの会社が買い戻しても良いですよ。」
彼は長老に畳む付けれえるように云われて居ます。
彼も長老も入札を主とする土建業者です。
もっと上ランクを目指し、増資をした事が有ります。長老も同じ事を考えていて、
その時にお互いに株を金額にして600万づつ持合をしたのです。
資金に困った時は何時でも株を買い戻してやるという約束です。
官公庁主体の彼は資金に困り、長老に泣きついて、とうに株は買い戻して貰って居ます。
長老の持ち分は要請が有っても買い戻しのお金が無く、待って貰って居るうちに自分は
倒産と同じ廃業をしてしまったのです。
手形が無いから倒産騒ぎにはなりませんでした。仕入先には相当協力をして貰い、
何とか金融債務だけにして、すっぱりと事業は廃業をしたのです。
自宅は早くから身内に融資を依頼し、担保になって居ます。
最近の事では有りませんから詐害行為など心配有りません。
妻もずうっと手伝っていましたから、二人合わせて年金は月40万以上です。
息子は早くから彼の手元を飛び出し、同じ様な仕事を近くでやって居ますが、所謂第2会社では有りません。
廃業を決心するころは、自宅を失ったり、息子の会社にも迷惑を掛けるかも知れないと覚悟して居ました。
いざ整理に向かって走り出すと、自分が思って居たよりうまく進みました。
元来が名誉心の強い彼ですから、業界や法人会、それに地区の会合など、多くの役職を頼まれたやって居ます。
これ等の会合に出るのは彼の生甲斐でした。
其れが何とか続けられそうです。
民需ではないから、黙って居れば、世間も騒が無いでしょう。
彼は口をぬぐって、廃業したとは組合では一言も言わず、役職だけは続けて、寄り合いなどには欠かさず
出席をして居たのです。
しかし、何時しか世間では噂になって居ました。彼はそんな噂は知りません。
「彼のところはどうも廃業したらしい。しかし彼が平然としているのは息子さんの会社が、
助けているのでしょう。整理の時は、息子さんの会社には随分回したのではないでしょうか。」
長老も可笑しいと感じていましたから、噂が耳に入ると直ちに彼を呼び、株の買戻しを依頼したのです。
云われたとき、とっさに彼は「息子から出してもらおう」と思いました。
帰り、息子に相談すると息子は大反対です。
「倒産した株は紙切れですよ。価値など有りません。
万一其れが債権者のも耳に入れば、お父さんも長老も取消しを命じられ、債権者に取られてしまいますよ。
其ればかりでなく、お金の出場所も詮索されるでしょう。
それにあの会社の株は、25%の2000万は身内以外が持って居たのですよ。
其の人たちが、之を知って、買い取れと、押しかけてきたらどうしますか。
あの長老の事ですから言いふらします。
出来ないと断ってください。」
廃業などを隠して、自分は会社の代表者として振る舞い、組合活動をして居た場合、会社は健全と解釈されて、
色々請求されても応じる義務が有るなど考えても居ませんでした。
其れが出来なくて、代償を息子の会社に求めて来た場合、飛んでも無い事になります。
と云って今更、皆に今まで隠していたことを、はっきり言うのは、自尊心が相当傷がつきます。
結局は云わざるを得ない事です。
いかに蔑まれようが云わなければならないでしょう。
そして自宅は守らないといけないし、関係ない息子の会社までトラブルに巻き込んではなりません。
彼は一人では回れず、妻と一緒に回って居ります。之も又噂になりました。
組合の役職の辞職は兎も角、株のお金が返せない長老が今後どう言う態度で出るかわかりません。
何かやってくるかも知れませんが、今は出たとこ勝負で臨もうと思って居ます。
会社が無くなったら、其の職業組合からも、会社や代表者は即刻脱退すべきでしょう。
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何一つ無かったので有りませんか。
会規にもはっきり謳って居ますよ。倒産や廃業で事業が続けられなくなった場合は、
速やかに会に届け出て脱会しなければならないとね。
貴方が知らないわけではないでしょう。ましてや副会長ですから。
と言う事は、貴方はまだ倒産も廃業をもしていませんよ。立派な現役です。
とすれば此の株はお約束通り買い取って貰わないと困ります。
貴方のお子さんの会社が買い戻しても良いですよ。」
彼は長老に畳む付けれえるように云われて居ます。
彼も長老も入札を主とする土建業者です。
もっと上ランクを目指し、増資をした事が有ります。長老も同じ事を考えていて、
その時にお互いに株を金額にして600万づつ持合をしたのです。
資金に困った時は何時でも株を買い戻してやるという約束です。
官公庁主体の彼は資金に困り、長老に泣きついて、とうに株は買い戻して貰って居ます。
長老の持ち分は要請が有っても買い戻しのお金が無く、待って貰って居るうちに自分は
倒産と同じ廃業をしてしまったのです。
手形が無いから倒産騒ぎにはなりませんでした。仕入先には相当協力をして貰い、
何とか金融債務だけにして、すっぱりと事業は廃業をしたのです。
自宅は早くから身内に融資を依頼し、担保になって居ます。
最近の事では有りませんから詐害行為など心配有りません。
妻もずうっと手伝っていましたから、二人合わせて年金は月40万以上です。
息子は早くから彼の手元を飛び出し、同じ様な仕事を近くでやって居ますが、所謂第2会社では有りません。
廃業を決心するころは、自宅を失ったり、息子の会社にも迷惑を掛けるかも知れないと覚悟して居ました。
いざ整理に向かって走り出すと、自分が思って居たよりうまく進みました。
元来が名誉心の強い彼ですから、業界や法人会、それに地区の会合など、多くの役職を頼まれたやって居ます。
これ等の会合に出るのは彼の生甲斐でした。
其れが何とか続けられそうです。
民需ではないから、黙って居れば、世間も騒が無いでしょう。
彼は口をぬぐって、廃業したとは組合では一言も言わず、役職だけは続けて、寄り合いなどには欠かさず
出席をして居たのです。
しかし、何時しか世間では噂になって居ました。彼はそんな噂は知りません。
「彼のところはどうも廃業したらしい。しかし彼が平然としているのは息子さんの会社が、
助けているのでしょう。整理の時は、息子さんの会社には随分回したのではないでしょうか。」
長老も可笑しいと感じていましたから、噂が耳に入ると直ちに彼を呼び、株の買戻しを依頼したのです。
云われたとき、とっさに彼は「息子から出してもらおう」と思いました。
帰り、息子に相談すると息子は大反対です。
「倒産した株は紙切れですよ。価値など有りません。
万一其れが債権者のも耳に入れば、お父さんも長老も取消しを命じられ、債権者に取られてしまいますよ。
其ればかりでなく、お金の出場所も詮索されるでしょう。
それにあの会社の株は、25%の2000万は身内以外が持って居たのですよ。
其の人たちが、之を知って、買い取れと、押しかけてきたらどうしますか。
あの長老の事ですから言いふらします。
出来ないと断ってください。」
廃業などを隠して、自分は会社の代表者として振る舞い、組合活動をして居た場合、会社は健全と解釈されて、
色々請求されても応じる義務が有るなど考えても居ませんでした。
其れが出来なくて、代償を息子の会社に求めて来た場合、飛んでも無い事になります。
と云って今更、皆に今まで隠していたことを、はっきり言うのは、自尊心が相当傷がつきます。
結局は云わざるを得ない事です。
いかに蔑まれようが云わなければならないでしょう。
そして自宅は守らないといけないし、関係ない息子の会社までトラブルに巻き込んではなりません。
彼は一人では回れず、妻と一緒に回って居ります。之も又噂になりました。
組合の役職の辞職は兎も角、株のお金が返せない長老が今後どう言う態度で出るかわかりません。
何かやってくるかも知れませんが、今は出たとこ勝負で臨もうと思って居ます。
会社が無くなったら、其の職業組合からも、会社や代表者は即刻脱退すべきでしょう。
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