「親父さんが代位弁済になったのは10年前さ。
親父はそこでさっぱり引退して、息子が後を継いだよ。
同じ会社では具合が悪いと云って親父が作って休眠していた別会社を利用したよ。
その会社は業績見込みはまあまあだったから、信金に融資を御願いに行ったよ。
信金は無論承知で保証協会に通じたのさ。ところが保証協会は全然相手にもしなかったね。
親父の作った会社で、親父と全く同じ仕事をして居るから、如何に息子がやっていても、事実上は
親父の会社と同一と見なします。と云うわけね。代位弁済が残って居る内は駄目だと剣もほろろ。
その時は、仕方がなく諦めたさ。
しかし、保証協会が保証しない会社は銀行も会社とは認めないんだな。当座取引すら出来ない。
町金融を利用して10年過ぎて、その間、親父さんも亡くなって、もういいだろうと、嫁さんが打診
保証協会に依頼に行ったのさ。
保証協会は覚えていて、代位弁済の残ったうちは駄目ですと、その場でお断りだったよ。
其ればかりか、融資を依頼しに来るなんて、会社は立派に動いているな。親父さんが死亡して居るならば
相続人の息子さんが債務者だと、改めて現在の息子の会社に請求を始めたのさ。
之が元で嫁さんは自殺しちゃったよ。
県議会で取り上げたが結局はうやむやのなってしまったが、保証協会って執念深いね。
一方では月に5000円や、いや2000円を払って居る人も居るが、実際の反面は、夜叉みたいだよ。」
保証協会は一旦、代位弁済をすれば、其れが弁済にならない限り、何年でも債務者や保証人を追い続けます。
死亡した時は相続人まで追いかけます。
経理上は帳簿除却を済ませているでしょうが、其れとは関係有りません。
追いかけるのを止めても融資保証は永久にしないらしいです。
今は保証協会の保証が無いと銀行でも貸しません。それどころか当座取引もしません。
詰まり代位弁済をすれば、その子孫は同じ業種である限り、永久に自ら事業をする事は出来なくなります。
「罪は本人だけに留まらず、子孫にも永久に残ります。」
之が、中小企業の金融の骨格を成している保証協会の方針です。
話は変わって、最近、銀行とは取引は有りませんが、創業5期、毎期利益を上げ、資金も自己資金が2億あり頑張っている会社が有ります。
メガ銀の1行が尋ねてきました。
「今時御社くらい成長して居る会社も珍しいです。是非当行とお取引を願えませんか。5000万ほどご融資を
如何でせか。」
今は資金は他に依頼する必要も有りませんが、今後のために、付き合っておこうと、銀行の要求するままに
書類などを渡しました。
すると、翌日直ちに銀行の担当者が謝りに見えたのです。
「役員の中に、倒産会社の社長の名前が見えます。業種は全く同じです。申し訳有りませんが此の話は
無かったものとしてください。」
暫くして違うメガ銀も取引きを望んできました。結果は全く同じでした。
かって、中小企業でしたが、此の分野では国内切っての会社が整理をしました。引継いだばかりの若い社長は
自分の財産まで全て投げ打って身を引きました。それでも銀行に10億近く迷惑を掛けて居ます。
その社長が又やりだしたのです。
老舗でもあり人望も有ったせいか会社はぐんぐん延びたのです。
ダミー社長にやらせていましたが最近、自分も役員で籍を入れました。これが駄目だったのです。
元の会社が整理をしてもう7年になります。
何年経とうが、同じ業種ならば、その社長が役員登記されていれば、銀行との取引は不可能みたいです。
之には時効はなく、半永久的の罰則です。
一旦迷惑を掛ける恐ろしさ。その恨みは救いがなく、孫子に伝わります。
以前の農林漁業公庫と3億の負債を和解した会社が有ります。2代目が引継いで居ます。
2代目は今の政策金融公庫に融資を願いに行きました。
業種柄回された部署は、元の農林公庫部門です。
「私どもは貴方の会社の為に3億も放棄させられています。其れが今になって代が変わったと云っても融資
など出来ませんよ。」
「じゃあ、親父が取り交わした和解書は何だったの?」
云いたいのを我慢して帰っています。
「払ったのは僅かでもきちんと和解をしてある。」「保証協会の代位弁済してあの銀行は損をして居ない
筈だ。」「サービサーに譲渡されて、そのサービサーと和解も出来ている。」
此方は一旦は不良債権になっても、もう解決済みのつもりです。
しかし自分が、または関係ない息子がやり直しを諮っても、金融業界は何年経っても融資をしようとは
しません。
之では政府が幾ら「中小企業の育成を」など叫んでも、むなしい叫び声ではないでしょうか。
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親父はそこでさっぱり引退して、息子が後を継いだよ。
同じ会社では具合が悪いと云って親父が作って休眠していた別会社を利用したよ。
その会社は業績見込みはまあまあだったから、信金に融資を御願いに行ったよ。
信金は無論承知で保証協会に通じたのさ。ところが保証協会は全然相手にもしなかったね。
親父の作った会社で、親父と全く同じ仕事をして居るから、如何に息子がやっていても、事実上は
親父の会社と同一と見なします。と云うわけね。代位弁済が残って居る内は駄目だと剣もほろろ。
その時は、仕方がなく諦めたさ。
しかし、保証協会が保証しない会社は銀行も会社とは認めないんだな。当座取引すら出来ない。
町金融を利用して10年過ぎて、その間、親父さんも亡くなって、もういいだろうと、嫁さんが打診
保証協会に依頼に行ったのさ。
保証協会は覚えていて、代位弁済の残ったうちは駄目ですと、その場でお断りだったよ。
其ればかりか、融資を依頼しに来るなんて、会社は立派に動いているな。親父さんが死亡して居るならば
相続人の息子さんが債務者だと、改めて現在の息子の会社に請求を始めたのさ。
之が元で嫁さんは自殺しちゃったよ。
県議会で取り上げたが結局はうやむやのなってしまったが、保証協会って執念深いね。
一方では月に5000円や、いや2000円を払って居る人も居るが、実際の反面は、夜叉みたいだよ。」
保証協会は一旦、代位弁済をすれば、其れが弁済にならない限り、何年でも債務者や保証人を追い続けます。
死亡した時は相続人まで追いかけます。
経理上は帳簿除却を済ませているでしょうが、其れとは関係有りません。
追いかけるのを止めても融資保証は永久にしないらしいです。
今は保証協会の保証が無いと銀行でも貸しません。それどころか当座取引もしません。
詰まり代位弁済をすれば、その子孫は同じ業種である限り、永久に自ら事業をする事は出来なくなります。
「罪は本人だけに留まらず、子孫にも永久に残ります。」
之が、中小企業の金融の骨格を成している保証協会の方針です。
話は変わって、最近、銀行とは取引は有りませんが、創業5期、毎期利益を上げ、資金も自己資金が2億あり頑張っている会社が有ります。
メガ銀の1行が尋ねてきました。
「今時御社くらい成長して居る会社も珍しいです。是非当行とお取引を願えませんか。5000万ほどご融資を
如何でせか。」
今は資金は他に依頼する必要も有りませんが、今後のために、付き合っておこうと、銀行の要求するままに
書類などを渡しました。
すると、翌日直ちに銀行の担当者が謝りに見えたのです。
「役員の中に、倒産会社の社長の名前が見えます。業種は全く同じです。申し訳有りませんが此の話は
無かったものとしてください。」
暫くして違うメガ銀も取引きを望んできました。結果は全く同じでした。
かって、中小企業でしたが、此の分野では国内切っての会社が整理をしました。引継いだばかりの若い社長は
自分の財産まで全て投げ打って身を引きました。それでも銀行に10億近く迷惑を掛けて居ます。
その社長が又やりだしたのです。
老舗でもあり人望も有ったせいか会社はぐんぐん延びたのです。
ダミー社長にやらせていましたが最近、自分も役員で籍を入れました。これが駄目だったのです。
元の会社が整理をしてもう7年になります。
何年経とうが、同じ業種ならば、その社長が役員登記されていれば、銀行との取引は不可能みたいです。
之には時効はなく、半永久的の罰則です。
一旦迷惑を掛ける恐ろしさ。その恨みは救いがなく、孫子に伝わります。
以前の農林漁業公庫と3億の負債を和解した会社が有ります。2代目が引継いで居ます。
2代目は今の政策金融公庫に融資を願いに行きました。
業種柄回された部署は、元の農林公庫部門です。
「私どもは貴方の会社の為に3億も放棄させられています。其れが今になって代が変わったと云っても融資
など出来ませんよ。」
「じゃあ、親父が取り交わした和解書は何だったの?」
云いたいのを我慢して帰っています。
「払ったのは僅かでもきちんと和解をしてある。」「保証協会の代位弁済してあの銀行は損をして居ない
筈だ。」「サービサーに譲渡されて、そのサービサーと和解も出来ている。」
此方は一旦は不良債権になっても、もう解決済みのつもりです。
しかし自分が、または関係ない息子がやり直しを諮っても、金融業界は何年経っても融資をしようとは
しません。
之では政府が幾ら「中小企業の育成を」など叫んでも、むなしい叫び声ではないでしょうか。
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