裁判に勝ちました。
訴訟を起してから8ヶ月目です。
相手は海先・山千の強者、それに弁護士まで付けて居りました。
此方は何も解からぬ女手一つ。弁護士もつけません
でも正義は最後には勝ったのです。
ことの起こりは、市の入札です。
Kが落としたのです。彼女はその下請けを引き受けたました。
Kは20%をピンはね、後を彼女に任せました。彼女は其れを更に孫請Mに任せたのです。
進行状況や企画審査は彼女が管理します。工事の作業を全部Mに任せたのです。
彼女の儲けは15%の約束です。
この時、Mに任せることをKにはっきり断われば、その後の問題は起さなかったでしょう。
其れを単に彼女の処の部長が「Mにも手伝ってもらうから。」と曖昧な報告だけをKにしただけです。
前渡金が出てその80%を払って頂きました。彼女はそのうちの85%をMに払い、工事は順調に進みました。
当社の部長も、責任はありますから絶えず現場に顔を出しております。
Kとも2-3回は顔を合わせた見たいです。
やがて工事が終わり、市の検査も合格してKには入金がありました。
約束通り当社も支払いがある筈です。
Mも待って居ます。
ところがその頃からKからは連絡が有りません。
確認しようと思っても、電話すら繋がらない様に感じます。
漸く捕まえたら、「当社は払えません。」と言い出す始末です。
「何故?」
話し合いさえ拒否するKに困り果て、裁判所に行き、係りの人に聞きながら「請求に関する訴状」を
申し立てました。
半分はこんな書類が裁判所から行くとKはびっくりして払うだろうと云う思惑も有っての話です。
そのうちに奇妙な事が起こりました。KはMのところに、彼女が払うべき金に近いお金を振り込んだのです。
殆ど同時に、裁判所から、Kの準備書面と云う書類が届きました。
彼女の訴状は受けて立つというのです。
それによると次のような趣旨でした。
「今度の工事は彼女がMに丸投げをして居るのと同じです。
丸投げは契約に因って禁止されています。
ですから改めて本書を持って私どもは契約の解除を申し出します。
したがって残金は一切お支払いできません。
唯Mに対しては、実際に工事をしてくれた当事者ですから私どもから相当額を支払い済みです。」
彼女は此れを見た時は情けないやら腹が立つやらで言葉も出ませんでした。
裁判所に何回も電話をかけ、本も参考にしながら初めて反論の準備書面を作りました。
* 丸投げと云っているが、当社は進行管理や品質の管理は責任を持って行っている。
証拠はフロッピーに治まっている。何時でも開示は出来ます。
* 第一、当社の行動がおかしかったならば、直ぐに言ってくれるべきと思います。
仕事をし始めてから直ぐに丸投げに気付いたと言ってますが、何故その時に、直ちに注意を
してくれなかったのですか。
* 又、発注元の検査も全部済み、お金も入ってから、こうした事を言い出すとは、公序良俗に
反するもので有ります。
其れが彼女の言い分でした。
紆余曲折がありました。
先方の弁護士はしきりに裁判官に「Kは和解の受け入れの用意がある。」
など言って居ます。細かいことで彼女を撹乱しようとしました。
途中で彼女の方に好意的かと感じていた裁判官の交代もあったり、一喜一憂しましたが、
彼女は信念が正しいと信じ、生半可の和解は拒否全て拒否しました。
普通より長く、8ヶ月くらい経って勝訴の判決が下りたのです。
どんな裁判にせよ、ずぶの素人が、弁護士がついている海千山千の強者に全面的に勝訴したのです。
正義衰えずと、今までの苦労が吹っ飛びました。
異議の申立てが無ければ、いよいよ差押が出来ます。
その間、謄本を取ったりして、出来るだけ相手の現状を調べました。
そして、無事異議の申し立も無く、判決は確定したのです。
しかしいざ差押しようとして、はたと行き詰りました。
Kは、私どもと取引をした株式会社K土木の他に会社を幾つか持って居ます。
自宅や会社など不動産も持っていますが、名義人は奥様かそれらの会社になって居ます。
資産家と云う風評ですが、何処にどうなって居るか解からないのです。
特に今回はK土木が相手であり、K個人は保証人でも有りません。
Kの関連するとこは資産があっても、彼女が差押られる資産はどう探しても出てきません。
何のために裁判であんな苦労をしたのかと自嘲したくもなります。
差押の権利は10年有るそうです。
その間に、K土木が何か隙を作ってくれれば、あるいは差押も
出来るかも知れませんが、そんなぬかりを作るようなKでは無さそうです。
「裁判は勝ったが」こんな言葉が死語になる様にしたいものです。
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訴訟を起してから8ヶ月目です。
相手は海先・山千の強者、それに弁護士まで付けて居りました。
此方は何も解からぬ女手一つ。弁護士もつけません
でも正義は最後には勝ったのです。
ことの起こりは、市の入札です。
Kが落としたのです。彼女はその下請けを引き受けたました。
Kは20%をピンはね、後を彼女に任せました。彼女は其れを更に孫請Mに任せたのです。
進行状況や企画審査は彼女が管理します。工事の作業を全部Mに任せたのです。
彼女の儲けは15%の約束です。
この時、Mに任せることをKにはっきり断われば、その後の問題は起さなかったでしょう。
其れを単に彼女の処の部長が「Mにも手伝ってもらうから。」と曖昧な報告だけをKにしただけです。
前渡金が出てその80%を払って頂きました。彼女はそのうちの85%をMに払い、工事は順調に進みました。
当社の部長も、責任はありますから絶えず現場に顔を出しております。
Kとも2-3回は顔を合わせた見たいです。
やがて工事が終わり、市の検査も合格してKには入金がありました。
約束通り当社も支払いがある筈です。
Mも待って居ます。
ところがその頃からKからは連絡が有りません。
確認しようと思っても、電話すら繋がらない様に感じます。
漸く捕まえたら、「当社は払えません。」と言い出す始末です。
「何故?」
話し合いさえ拒否するKに困り果て、裁判所に行き、係りの人に聞きながら「請求に関する訴状」を
申し立てました。
半分はこんな書類が裁判所から行くとKはびっくりして払うだろうと云う思惑も有っての話です。
そのうちに奇妙な事が起こりました。KはMのところに、彼女が払うべき金に近いお金を振り込んだのです。
殆ど同時に、裁判所から、Kの準備書面と云う書類が届きました。
彼女の訴状は受けて立つというのです。
それによると次のような趣旨でした。
「今度の工事は彼女がMに丸投げをして居るのと同じです。
丸投げは契約に因って禁止されています。
ですから改めて本書を持って私どもは契約の解除を申し出します。
したがって残金は一切お支払いできません。
唯Mに対しては、実際に工事をしてくれた当事者ですから私どもから相当額を支払い済みです。」
彼女は此れを見た時は情けないやら腹が立つやらで言葉も出ませんでした。
裁判所に何回も電話をかけ、本も参考にしながら初めて反論の準備書面を作りました。
* 丸投げと云っているが、当社は進行管理や品質の管理は責任を持って行っている。
証拠はフロッピーに治まっている。何時でも開示は出来ます。
* 第一、当社の行動がおかしかったならば、直ぐに言ってくれるべきと思います。
仕事をし始めてから直ぐに丸投げに気付いたと言ってますが、何故その時に、直ちに注意を
してくれなかったのですか。
* 又、発注元の検査も全部済み、お金も入ってから、こうした事を言い出すとは、公序良俗に
反するもので有ります。
其れが彼女の言い分でした。
紆余曲折がありました。
先方の弁護士はしきりに裁判官に「Kは和解の受け入れの用意がある。」
など言って居ます。細かいことで彼女を撹乱しようとしました。
途中で彼女の方に好意的かと感じていた裁判官の交代もあったり、一喜一憂しましたが、
彼女は信念が正しいと信じ、生半可の和解は拒否全て拒否しました。
普通より長く、8ヶ月くらい経って勝訴の判決が下りたのです。
どんな裁判にせよ、ずぶの素人が、弁護士がついている海千山千の強者に全面的に勝訴したのです。
正義衰えずと、今までの苦労が吹っ飛びました。
異議の申立てが無ければ、いよいよ差押が出来ます。
その間、謄本を取ったりして、出来るだけ相手の現状を調べました。
そして、無事異議の申し立も無く、判決は確定したのです。
しかしいざ差押しようとして、はたと行き詰りました。
Kは、私どもと取引をした株式会社K土木の他に会社を幾つか持って居ます。
自宅や会社など不動産も持っていますが、名義人は奥様かそれらの会社になって居ます。
資産家と云う風評ですが、何処にどうなって居るか解からないのです。
特に今回はK土木が相手であり、K個人は保証人でも有りません。
Kの関連するとこは資産があっても、彼女が差押られる資産はどう探しても出てきません。
何のために裁判であんな苦労をしたのかと自嘲したくもなります。
差押の権利は10年有るそうです。
その間に、K土木が何か隙を作ってくれれば、あるいは差押も
出来るかも知れませんが、そんなぬかりを作るようなKでは無さそうです。
「裁判は勝ったが」こんな言葉が死語になる様にしたいものです。
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