「では被告は800万を原告に支払うということで終りたいと思いますが原告はどうお考えですか。」
被告側は今日は弁護士も出廷して居りません。
「私裁判の事はよく解かりませんが、私の請求はあくまで2300万です、被告が勝手に孫請に1500万払ったと
云って其れを私の支払いから引くのは筋が通っていないように思います。
下請けの地位が認められるものならば、私から孫請に払うべきで、私に支払い義務が有ります。
被告は、一旦は私に支払い義務は有るのではないでしょうか。」
一寸裁判官も考えましたが、大きくうなずき、「貴方の言う通りです。訂正しましょう。」
判決は「2300万を払え」と決まったのです。
判決ってこんなものですか。
債務名義の取得も此の金額で申請できます。
市からの土木工事、彼女と被告とで争いましたが彼女が負けました。自宅近くの工事、近所の手前からも
彼女は自分が是非とも落としたかったのです。
元請の被告に頼み込み、15%払ってその下請けになりました。彼女は更にこれから15%をとり孫請に請負わせたのです。
今は100%を請け負わす丸投げは、法律でも禁じられて居ます。
彼女は最低限必要な管理監督はしました。
ところが工事が終わり原告に入金が済んでから、急に元請は丸投げだから支払わないと言い出したのです。
最初から気付いて居たと云って居るが、其れならば、気付いた時に何故直ぐに注意をしなかったか。
又入金してから言い出すのは、余りにもおかしい事ではないか。
それに、工事も丸投げと云われるような事はして居ない。証拠もある。
訴訟したのです。
相手は弁護士を立てて居ますが、此方は慣れない女手一つ。 裁判は1年以上かかりました。
しかし全面的に彼女の勝訴が決まって、今日は判決の日です。
相手は欠席、彼女だけの出廷です。
此の裁判の最中、妙なことが有りました。
元請から孫請に1500万の振込みが有ったのです。
「私は丸投げした下請けには払わないが、実際に工事をした孫請には払います。」と孫請に電話が有った
そうです。
金額はほぼ彼女と孫請と取り交わした金額通りでした。
此の事は元請も裁判中、主張して居ます。
「だから本件は支払い済みだ。」と云うわけです。
判決は之を考慮して最初800万と云ったのですが、彼女の反論によりその場で訂正。判決は正式に決まりました。
相手が出席していれば反論が有ったかもしれません。
仮執行宣言付の訴訟にしませんでした。債務名義を取るのに2週間後です。
取れたら直ぐに差押をしようと思って相手の不動産を調べました。
同じ市内で且つ同業者ですから、不動産など見当も付きます。
がっかりです。元請の被告名義の不動産は一つも有りません。
他にも会社を持っており、その会社の名義や奥さんの名義になって居るのです。
最近名義を変えた物も有りました。
詐害行為で争えるらしいですが、弁護士費用もない彼女、又1年間の裁判は耐え切れません。
結局は、市からの工事代金が発生した時しか有りません。
市の入札の情報は入ります。
丁度その頃、被告は700万の工事を請負、検査の段階でした。
押えるのは簡単ですが、彼女はしませんでした。
押えれば確かに取れますが、彼女は2300万を取りたいです。そちらが出来なくなる可能性が有ります。
被告も之は差押を覚悟してらしいです。万一取られても未支払いの800万とほぼ等しい。と考えて居た
見たいです。
その後は被告も用心しました。出来るだけ仲間に落とさせ、自分はその下請けと云う形で逃れたのです。
1年半経ちました。
此のとき彼女は廃業して居ました。
しかし執念で狙って居た彼女は、被告が落としたことを知りました。丁度、最後の支払が2300に似合います。
被告も、たまには自分で落とさないと入札業者の資格に響きます。
彼女は、前途金も、中間払いも素知らぬ顔です。
最初用心して居た被告も段々安心をして来た様です。
しかし此の2300万は彼女に差押えられました。
さあ、被告は、差押の中から、1500万の返金を頼んで来るか、または孫請に支払っ多1500万を返させるか
しないと大損です。
恐らく、彼女には謝り難いから、孫請に返金を強要するでしょう。
しかし、この時孫請は破産を申請中だったのです。
孫請とも交渉出来ません。
差押はしましたが、彼女は戸惑って居ます。
此の内、1500万は、本来は自分の物では有りません。
孫請に払うべきお金ですが、孫請は回収済で管財人からも請求は有りません。
被告の異議申し立ての期間は当に過ぎて居ます。
原告は廃業しましたから、仕事上で意趣返しも出来ません。
有り難く貰って置きます。
10年保管して、全てに時効が成立してから使用と決めて居ます。
こうした儲け、何と言うのでしょうか。
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被告側は今日は弁護士も出廷して居りません。
「私裁判の事はよく解かりませんが、私の請求はあくまで2300万です、被告が勝手に孫請に1500万払ったと
云って其れを私の支払いから引くのは筋が通っていないように思います。
下請けの地位が認められるものならば、私から孫請に払うべきで、私に支払い義務が有ります。
被告は、一旦は私に支払い義務は有るのではないでしょうか。」
一寸裁判官も考えましたが、大きくうなずき、「貴方の言う通りです。訂正しましょう。」
判決は「2300万を払え」と決まったのです。
判決ってこんなものですか。
債務名義の取得も此の金額で申請できます。
市からの土木工事、彼女と被告とで争いましたが彼女が負けました。自宅近くの工事、近所の手前からも
彼女は自分が是非とも落としたかったのです。
元請の被告に頼み込み、15%払ってその下請けになりました。彼女は更にこれから15%をとり孫請に請負わせたのです。
今は100%を請け負わす丸投げは、法律でも禁じられて居ます。
彼女は最低限必要な管理監督はしました。
ところが工事が終わり原告に入金が済んでから、急に元請は丸投げだから支払わないと言い出したのです。
最初から気付いて居たと云って居るが、其れならば、気付いた時に何故直ぐに注意をしなかったか。
又入金してから言い出すのは、余りにもおかしい事ではないか。
それに、工事も丸投げと云われるような事はして居ない。証拠もある。
訴訟したのです。
相手は弁護士を立てて居ますが、此方は慣れない女手一つ。 裁判は1年以上かかりました。
しかし全面的に彼女の勝訴が決まって、今日は判決の日です。
相手は欠席、彼女だけの出廷です。
此の裁判の最中、妙なことが有りました。
元請から孫請に1500万の振込みが有ったのです。
「私は丸投げした下請けには払わないが、実際に工事をした孫請には払います。」と孫請に電話が有った
そうです。
金額はほぼ彼女と孫請と取り交わした金額通りでした。
此の事は元請も裁判中、主張して居ます。
「だから本件は支払い済みだ。」と云うわけです。
判決は之を考慮して最初800万と云ったのですが、彼女の反論によりその場で訂正。判決は正式に決まりました。
相手が出席していれば反論が有ったかもしれません。
仮執行宣言付の訴訟にしませんでした。債務名義を取るのに2週間後です。
取れたら直ぐに差押をしようと思って相手の不動産を調べました。
同じ市内で且つ同業者ですから、不動産など見当も付きます。
がっかりです。元請の被告名義の不動産は一つも有りません。
他にも会社を持っており、その会社の名義や奥さんの名義になって居るのです。
最近名義を変えた物も有りました。
詐害行為で争えるらしいですが、弁護士費用もない彼女、又1年間の裁判は耐え切れません。
結局は、市からの工事代金が発生した時しか有りません。
市の入札の情報は入ります。
丁度その頃、被告は700万の工事を請負、検査の段階でした。
押えるのは簡単ですが、彼女はしませんでした。
押えれば確かに取れますが、彼女は2300万を取りたいです。そちらが出来なくなる可能性が有ります。
被告も之は差押を覚悟してらしいです。万一取られても未支払いの800万とほぼ等しい。と考えて居た
見たいです。
その後は被告も用心しました。出来るだけ仲間に落とさせ、自分はその下請けと云う形で逃れたのです。
1年半経ちました。
此のとき彼女は廃業して居ました。
しかし執念で狙って居た彼女は、被告が落としたことを知りました。丁度、最後の支払が2300に似合います。
被告も、たまには自分で落とさないと入札業者の資格に響きます。
彼女は、前途金も、中間払いも素知らぬ顔です。
最初用心して居た被告も段々安心をして来た様です。
しかし此の2300万は彼女に差押えられました。
さあ、被告は、差押の中から、1500万の返金を頼んで来るか、または孫請に支払っ多1500万を返させるか
しないと大損です。
恐らく、彼女には謝り難いから、孫請に返金を強要するでしょう。
しかし、この時孫請は破産を申請中だったのです。
孫請とも交渉出来ません。
差押はしましたが、彼女は戸惑って居ます。
此の内、1500万は、本来は自分の物では有りません。
孫請に払うべきお金ですが、孫請は回収済で管財人からも請求は有りません。
被告の異議申し立ての期間は当に過ぎて居ます。
原告は廃業しましたから、仕事上で意趣返しも出来ません。
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10年保管して、全てに時効が成立してから使用と決めて居ます。
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