「会社を止めたいって、それは良いですが、その後の生活は大丈夫ですか?」
腹だけは決まっているでしょう。
殆どの零細企業主は苦笑いをしながら、呟く様に言います。
「何とかしなければ成らないでしょう。それだけです。と云って企業の続行ももう限度で
す。」
「先の宛が全然無いならば、無理しても続ける事は出来ないですか。結局は人様に
迷惑を掛けるようになりますが、続けている間は食べることも出来ます。
幸運にもその間に局面の変化も有るかもしれません。
何とか先の見通しをつけるまで続けることも考えましょう。」
元は15名以上の中小企業でも、今の社員は3名だけ、家族も合わせてこれが最低の規模です。これ以上の縮小は出来ません。
「リストラなんかやる余地は無い。」と言って居たのがそれでもこんなにやったのです。
「いずれにせよ、5日後の支払いは全然出来ないわけですね。もう断っても聞いては貰えな いない。其れならば止めちゃおうと言う事ですね。」
破産覚悟で弁護士事務所に飛び込んだら、会社と本人、奥さんまで入れて破産の費用が最低で100万掛かりますと言われてそのまま帰ってきたらしいです。
「100万といえば家内に言わせれば我が家で4-5ヶ月の生活費に相当するらしいです。」
「先ず債務整理空手をつけますから、そちらから検討しましょう。
検討していると、今後の何らかの方法も浮かぶかも知れません。」
債務整理と云っても破産は駄目と結論が出ていますから任意整理しか有りません。
其れも支払いは出来ませんから、難しくは有りません。
債権者に対する交渉とNOの時の対策です。
「債権者は社長がもう駄目だと言えば態度を直ぐに一変します。
公租公課の類は其れまで何もしなくても、社長が冗談でも「駄目だ」と言えば直ぐに
差押えに入ります。
銀行も同じです。
どんなことが有っても「会社は続行す。」と言い切っていましょう。たとい差押をされて も弱音だけは吐かないでください。」
差押対策など詳しく説明します。
「これで貴方は会社の整理が出来るわけです。そう決めましょう。
ただし今後の生活がまだ決まって居ない場合、決まるまで今の仕事で食べることも考えま しょう。
住まいや工場は当分使えます。多いに利用しましょう。
今の計画の中で仕入れ先と従業員には若干払って仕事の一時的な継続が出来ないでしょう か。何としても続けたいです。
いけない時は完全なストップは出来る状態です。やって見ませんか。」
虫のよい注文です。最低のものを相手に渡し、仕事が続くものを仕入れて1日も長く仕事を
続けなさいと云うことです。
其の間に将来の設計を考えようというわけです。
又、実際にこうしたところまで追い込まれて、それでも続けていたら、競争相手に事故が有り注文が増えて助かったような例はいくらも有ります。
潰れることを覚悟して整理をし、其処から本業だけを続けることを考えるのです。
続かない人は廃業の形にします。
興信所の倒産件数には入らない規模です。噂などどうにでも成ります。
一般に、中小企業は、本業さえ黒字になれば、企業そのものは必ず継続は出来ます。
今はサービサーが出来ていますから、一方では債務整理が簡単になり、企業も継続しやすくなっています。
その本業がどうしても黒に成らないから、お手上げしてもやりようが無いのです。
其の間に私財は全部つぎ込み、素空缶になっています。
正直者ほどこんな事になっています。
そんな時は、内整理と云うより此処で一旦本整理をし、そして続くところまで又続けます。
少しでも蓄えを増やすことも考えます。と云うやり方です。
ただ一つ、「此処で失敗すれば、折角今回も協力してくれた仕入れ先にはもっと迷惑を
かける。そうなる確率の方が高い。」と云う事を割り切らなければ成りません。
今の零細企業の相談の一つの例と思っています。
アベノミクス、大きな眼から見れば効果は有ったのでしょう。
しかし零細企業に関係する人で、効果有ったと言う人を知りません。私も逆に悪くなったと受け取っています。
一寸景気が回復して売上が増えれば今の零細企業はすべて生き返ります。
そんな日が間近と期待すのはしすぎでしょうか。
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電話・FAXでのお問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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腹だけは決まっているでしょう。
殆どの零細企業主は苦笑いをしながら、呟く様に言います。
「何とかしなければ成らないでしょう。それだけです。と云って企業の続行ももう限度で
す。」
「先の宛が全然無いならば、無理しても続ける事は出来ないですか。結局は人様に
迷惑を掛けるようになりますが、続けている間は食べることも出来ます。
幸運にもその間に局面の変化も有るかもしれません。
何とか先の見通しをつけるまで続けることも考えましょう。」
元は15名以上の中小企業でも、今の社員は3名だけ、家族も合わせてこれが最低の規模です。これ以上の縮小は出来ません。
「リストラなんかやる余地は無い。」と言って居たのがそれでもこんなにやったのです。
「いずれにせよ、5日後の支払いは全然出来ないわけですね。もう断っても聞いては貰えな いない。其れならば止めちゃおうと言う事ですね。」
破産覚悟で弁護士事務所に飛び込んだら、会社と本人、奥さんまで入れて破産の費用が最低で100万掛かりますと言われてそのまま帰ってきたらしいです。
「100万といえば家内に言わせれば我が家で4-5ヶ月の生活費に相当するらしいです。」
「先ず債務整理空手をつけますから、そちらから検討しましょう。
検討していると、今後の何らかの方法も浮かぶかも知れません。」
債務整理と云っても破産は駄目と結論が出ていますから任意整理しか有りません。
其れも支払いは出来ませんから、難しくは有りません。
債権者に対する交渉とNOの時の対策です。
「債権者は社長がもう駄目だと言えば態度を直ぐに一変します。
公租公課の類は其れまで何もしなくても、社長が冗談でも「駄目だ」と言えば直ぐに
差押えに入ります。
銀行も同じです。
どんなことが有っても「会社は続行す。」と言い切っていましょう。たとい差押をされて も弱音だけは吐かないでください。」
差押対策など詳しく説明します。
「これで貴方は会社の整理が出来るわけです。そう決めましょう。
ただし今後の生活がまだ決まって居ない場合、決まるまで今の仕事で食べることも考えま しょう。
住まいや工場は当分使えます。多いに利用しましょう。
今の計画の中で仕入れ先と従業員には若干払って仕事の一時的な継続が出来ないでしょう か。何としても続けたいです。
いけない時は完全なストップは出来る状態です。やって見ませんか。」
虫のよい注文です。最低のものを相手に渡し、仕事が続くものを仕入れて1日も長く仕事を
続けなさいと云うことです。
其の間に将来の設計を考えようというわけです。
又、実際にこうしたところまで追い込まれて、それでも続けていたら、競争相手に事故が有り注文が増えて助かったような例はいくらも有ります。
潰れることを覚悟して整理をし、其処から本業だけを続けることを考えるのです。
続かない人は廃業の形にします。
興信所の倒産件数には入らない規模です。噂などどうにでも成ります。
一般に、中小企業は、本業さえ黒字になれば、企業そのものは必ず継続は出来ます。
今はサービサーが出来ていますから、一方では債務整理が簡単になり、企業も継続しやすくなっています。
その本業がどうしても黒に成らないから、お手上げしてもやりようが無いのです。
其の間に私財は全部つぎ込み、素空缶になっています。
正直者ほどこんな事になっています。
そんな時は、内整理と云うより此処で一旦本整理をし、そして続くところまで又続けます。
少しでも蓄えを増やすことも考えます。と云うやり方です。
ただ一つ、「此処で失敗すれば、折角今回も協力してくれた仕入れ先にはもっと迷惑を
かける。そうなる確率の方が高い。」と云う事を割り切らなければ成りません。
今の零細企業の相談の一つの例と思っています。
アベノミクス、大きな眼から見れば効果は有ったのでしょう。
しかし零細企業に関係する人で、効果有ったと言う人を知りません。私も逆に悪くなったと受け取っています。
一寸景気が回復して売上が増えれば今の零細企業はすべて生き返ります。
そんな日が間近と期待すのはしすぎでしょうか。
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