広尾の山種美術館にいってきました。
「浮世絵入門」を開催中だと知って、終わっちゃう前にいかなくちゃ!と慌ててこないだ。
「東海道五拾三次」の初期のころの版など貴重なコレクションの一挙公開。場所的にすいているだろう・・・と思っていたのだけど、作品の前に行列ができるほどの混雑ぶりにびっくり! 知らなかったのはワタシだけだったんでしょうか。。。
広重の版画に登場してるひとの顔って、ユーモラスですよね。自分の名前をもじり「ヒロ」の字を作品中に描いたり。広重っておもしろみのある人だったんだろうな、と思いながら作品観賞。
1階のカフェ「椿」では、展示会にちなんだ和菓子をいただくことができます。
もう閉館時間だったし、だめもとでテイクアウトをお願いしたら・・・O.K.!!!やたー!
5種類ほどのお菓子から。右が「あじさい」。白と紫を重ね、凛としたただずまいのきんとんです。大粒のかんてんがキラキラと水滴のよう。中はこしあん。
左が「夕涼み」。勝川春章の「四代目岩井半次郎のおかる」をイメージしたお菓子なんですって。 江戸美人が色っぽく団扇を仰いでいる様子が目に浮かびますね。
こちらのお菓子は、青山の菊家さんのもの。企画展のテーマにあわせ、特注でつくっていただいているんだそう。1つ¥500は、和菓子の割に高い!と思ったけど、でも、2つ分はイートインするのとほとんど変わらないか。
菊家さん、なかなかお店に伺う機会がなかったのですが、思いがけず出合えてうれしかったです。
こちらは、売店で購入したてぬぐい。 五拾三次といえば、海や空の深い藍色が印象的です。
山種美術館って・・・別な場所にあったような?と思ったら、やっぱり。日本橋から昨年、お引っ越ししてきたんですね。・・・こんどは、お菓子をみにいっちゃうかも・・・
山種美術館 HP
東京都渋谷区広尾3-12-36 03-5777-8600(フリーダイヤル)
※「浮世絵入門」は7/11(日)までの開催です。