「その手は桑名の焼き蛤」でも知られる、桑名名産の蛤。せっかくだから、食べていかなくちゃ!
泉鏡花の小説「歌行燈」の舞台となったうどん屋さんで、蛤うどんをいただきました。
蛤うどん・・・結論からいえば、めちゃくちゃうまい!すごくいいお出汁がでています。 いつもは汁、ほとんど飲まないのですが・・・この日はごくごくいっちゃいましたよ~!はまぐりの身もふっくらしていてお味もばつぐん。めんもつるつるっとしたのどこしです。生のりの香りも美味!
前日から3回目の「うどん」ですが、これが一番おいしかったな。
私がいただいたのは「蛤うどん御膳」(¥1780)ですが、単品もあります。
小説に登場していたのは釜あげうどんだそうで、天ぷらと交互にお出汁をつけて食べるのがおすすめだとか。めずらしい蛤の天ぷら(¥1050)もすごく気になります!
名産とあって、こんなところにも蛤がいましたよ。
桑名はマンホールの絵がすてき。
今の名古屋市内の宮宿から桑名宿まで海路七里あったことから、「七里の渡」と呼ばれていたのだそう。
ちょうどこの日、桑名のお祭りだったんですよ。
「くわな石取祭」、日本一やかましいといわれるお祭りです。
地区ごとに、祭車を太鼓と鉦をたたきながら祭車を押しながら町を歩きます。京都の祇園祭にちょっと似てますね。でも、音が大きい!!!初めての人はびっくりすると思う!
中には、高村光雲の彫刻をあしらった車も。
およそ2時間弱の滞在でしたが、予想外のお祭り見学もできて、桑名さんぽ、大満足!
市内には、建築家コンドル氏が設計した洋風建築もあるそうで、時間があればもう少し歩きたかったです。
歌行燈 HP