okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

起雲閣 @熱海

2019-08-18 23:44:50 | 静岡のおやつ

 この後は、次のお目当て、起雲閣へ。

 ここは、1919(大正8)年、海運王 内田信也の別荘として建てられ、岩崎邸、住友邸と並び熱海の三大別荘と呼ばれた貴重な建物。1925(大正14)年に東武鉄道社長 根津嘉一郎が買い取り、洋館部分を増築。戦後は石川県の実業家の手に渡り「起雲閣」として開業したのち、今は熱海市の所有となっています。

 本館の日本間は、目の覚めるような群青色。これは、金沢地方の様式と思われ、起雲閣時代に改装されたのではないかとのこと。

 2階の部屋は、太宰治が山崎富栄と宿泊したことでも有名。

 障子の桟に竹をつかっていいたんですよ!節がそのまま。

 1932(昭和7)年に建てられた洋館はこんなにおしゃれ!

 ステンドグラスとモザイクタイルが美しい

 ローマ風のお風呂もすてき!

 ここでお風呂にはいったら・・・最高だろうなぁ

 ぐるりと館内を見学した後、喫茶室でお茶。

 コーヒー(¥450)と今月のお菓子、熱海だいだい饅頭(¥150)。

 皮がふっくらの小麦まんじゅうの中は白あん。さわやかな橙風味とほのかな苦み。たしか、みなみ製菓さん製だったかな。

 ホテル時代はバーだったらしく、店内はちょっぴりムーディーな雰囲気が残っていて。

 緑のベルベット生地の椅子。

 心ときめく場所でした

 熱海ってモダンな町でもあったのですね。もう少し勉強してみたくなりました

                                 (2017.9)

 

起雲閣 熱海市HP

静岡県熱海市昭和町4-2 TEL 0557-86-3101  9:00-17:00  休:水

 

 


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