日経MJ 2021年ヒット商品番付 殊勲賞
「西武園ゆうえんち」
埼玉「西武園ゆうえんち」リニューアル - 昭和の町並み再現、ゴジラの大型ライドアトラクション導入
埼玉・所沢の「西武園ゆうえんち」が、開業70周年記念事業でリニューアル。2021年5月19日(水)に開業する。
西武園ゆうえんちが開業70周年を迎えてリニューアル
埼玉「西武園ゆうえんち」リニューアル - 昭和の町並み再現、ゴジラの大型ライドアトラクション導入
埼玉・所沢の「西武園ゆうえんち」は、自然豊かな狭山丘陵に囲まれる広大な土地を生かし、春は桜、夏はプール・ナイトプール・花火、秋は紅葉、冬はイルミネーションと、四季折々、家族みんなで楽しめる遊園地として多くの来場者に愛され、親しまれてきた。
そして迎えた2020年は、開業70周年の年。これを記念し、「西武園ゆうえんち」は、新たな魅力たっぷりにパワーアップする。
昭和時代にタイムスリップ!新生「西武園ゆうえんち」
「西武園ゆうえんち」のリニューアルでは、“心あたたまる幸福感に包まれる世界”をコンセプトに掲げた。イメージしたのは1960年代の日本。その当時、あるいはそれよりもっと前から日本人が大切にしてきた、人と人との情緒的つながりを感じられ、心あたたまる幸福感に満たされる場所を創りたいとの想いのもと、園内には、昔懐かしい町並みを再現する。また、ライドアトラクションなども新たに導入し、アトラクションならではの没入感とドキドキ感を楽しめる場所をつくりだす。
1960年代の商店街を再現した「夕日の丘商店街」
埼玉「西武園ゆうえんち」リニューアル - 昭和の町並み再現、ゴジラの大型ライドアトラクション導入
そのコンセプトを如実に感じられるのが、生きた昭和の熱気を感じられる「夕日の丘商店街」。30店舗がずらりと立ち並ぶ商店街では、1960年代当時にタイムスリップしてきたかのような気分を味わえる。
街並みの中で突如巻き込まれる!?ライブパフォーマンス
古い町並みの中で、ゲストは常にエンターテインメント&ライブパフォーマンスに巻き込まれ続ける。例えば、つい先ほどまで優しく道案内をしていたお巡りさんが、泥棒とのパルクール・チェイスを繰り広げて、至近距離でアクロバットなパフォーマンスを繰り広げることも。おせっかいで人情味あふれる当時の人間模様も体感できるのは、「西武園ゆうえんち」ならではだ。
買い物や食事は“西武園通貨”で
また、「夕日の丘商店街」でのマストアイテムとして“西武園通貨”が用意されている。“西武園通貨”は、「百園(ひゃくせいぶえん)」と「拾園(じゅうせいぶえん)」の2種類があり、それを使って様々な買い物や体験ができる。紙幣を飾るのは、手塚治虫の人気作品『ジャングル大帝』のレオとパンジャだ。
“昭和レトロ”な食事も楽しむ
食事も“昭和レトロ”な魅力がたっぷりと感じられる。「食堂 助六屋」のライスオムレツや、食べ歩きにぴったりの「肉のおほみ」のクロケット(コロッケ)、「喫茶ビクトリヤ」のスパゲッティー・ナポレターナなど、懐かしさが心にしみるメニューが揃っている。その他、ポン菓子や射的の体験もおすすめだ。
ゴジラの大型ライドアトラクション、ゴジラやキングギドラたちの戦いを体感
世界初となるゴジラの大型ライドアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」も「西武園ゆうえんち」の見どころ。「夕日の丘商店街」を見下ろす丘の高台にたつ映画館(夕陽館)にそれは位置する。「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」では、ゴジラやキングギドラたちの激闘真っ只中にゲストが放り込まれ、息つく暇もない興奮&感動体験を楽しめる。
<ストーリー>
商店街から見える小高い丘に建ち、街の人々から愛される映画館には、多くの人々の笑顔で溢れていた。いつもと変わらない平穏な日常の中、東京に突如現れたのは、謎の巨大生物・キングギドラ。キングギドラは、町の建物をなぎ倒しながら埼玉方面へと移動を進める。館内の緊急放送では、キングギドラ以外にも、さらなる謎の巨大生物が接近していることを知らされる。ゲストは、特殊災害対策部隊『特災対』の特殊装甲車に乗りこみ、ゴジラやキングギドラたちの激闘の真っ只中に放りこまれ、無事逃げ切ることが出来るのか?
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴が制作に協力
今回のライドアトラクションは、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』、『STAND BY ME ドラえもん』、『寄生獣』など人気作で知られる映画監督の山崎貴と、テーマパークの体験設計において卓越した実績を誇る刀 クリエイティブチームのコラボレーションによって手掛けられた。細部まで作り込まれた映像とストーリーでゲストを圧倒的世界観へと引き込んでいく。
「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」のアトラクションが楽しめるエリア
商店街を抜けた先にある「レッツゴー!レオランド」は、日本を代表する漫画家・手塚治虫の人気作品「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」のキャラクターをモチーフとするファミリーエリア。颯爽と走り抜けるジェットコースター「アトムの月面旅行」、回転型ライドアトラクション「飛べ!ジャングルの勇者レオ」など4つのライドアトラクションを含む6つの体験を用意。また、アトムやレオをはじめとした人気キャラクターたちをデザインした限定グッズを販売するプ「レッツゴー!バザール」も併設される。
さらに、「西武園ゆうえんち」のシンボルである大観覧車や、幻想的な風景を楽しめるメリーゴーラウンドなど情緒あふれるアトラクションも展開されている。
【詳細】
「西武園ゆうえんち」リニューアル
リニューアル開業時期:2021年5月19日(水)
住所:埼玉県所沢市大字山口2964
営業時間:日により異なります
休業日:不定休
料金:1日レヂャー切符(入園+アトラクションフリー)
大人(中学生以上) 4,400円(税込)、子供(3才~小学生) 3,300円(税込)
※その他、お得なパック料金も用意。
※3才未満は無料。
【問い合わせ先】
西武鉄道お客さまセンター
TEL:04-2996-2888
※音声ガイダンスの案内により、メニューを選択
※短縮営業時間 9:00~17:00(全日)
*https://www.fashion-press.net/news/63939 より
新しい「遊園地」の形を見た。
もう大掛かりなアトラクションを次々作り出すには「投資」に見合っていないと。遊園地の主力層-子どもが減少する中、大人にターゲットし再構築。ただ「再来園率」はどれだけか。話題にはなったが、5年後は?