「ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所」
2008年に操業をスタートした秩父蒸溜所は、僅か数年で「イチローズモルト」として世界が注目するウイスキーメーカーとなりました。
創業者「肥土伊知郎」氏の父が経営していた「東亜酒造」は羽生蒸留所を所有してウイスキー製造を行っていました。肥土氏が2001年に引き継いだ時には経営不振となっており、2003年に「日の出通商」へ営業譲渡されます。その時にウイスキー事業からの撤退も決定され、貯蔵されていたウイスキーは廃棄される危機を迎えてしまいます。引き取り手探しに奔走し、笹の川酒造からの協力を得る事に成功し、貯蔵庫を間借りして羽生蒸留所に貯蔵されていたウイスキーを移動する事ができました。その後、笹の川酒造と共に羽生蒸留所の原酒を使ったウイスキーの販売を行う。
肥土氏は、2004年に㈱ベンチャーウイスキーを設立し、2007年に肥土氏自らの故郷でもあり、酒造りに適した環境でもある事より秩父にウイスキー蒸留所を完成させます。
ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所 埼玉県秩父市みどりが丘49
*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#3-2 より
主力商品
イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル
2008年蒸留を開始した秩父蒸留所ではモルトウイスキー原酒をダンネージスタイルの伝統的な貯蔵庫でウイスキーの熟成を行っています。
ひと樽ひと樽個性的な熟成をする原酒の中には、シングルカスクに向いたものやブレンドに使用することで力を発揮するものなどさまざまなタイプの原酒が育っていきます。
このうちブレンドで力を発揮する原酒を選びキーモルトとして、全部で9蒸留所のモルト原酒と2蒸留所のグレーンウイスキーをブレンド、爽やかで華やかなウイスキーに仕上がりました。 色は明るく耀きのあるゴールド。
レモンピールやオレンジピールなどの柑橘系の果実を感じるトップノート。
スイートで軽やかな中に複雑で奥深い原酒のハーモニー、コクのある余韻を感じる。
自然の状態にこだわりノンチフィルター(冷却濾過なし)、ノンカラー(無着色)としました。
*https://item.rakuten.co.jp/craftbeer/190445/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0 より