「新之助」
2017年(平成29年)に一般発売が開始されたイネ(稲)の品種。「北陸190号」と「新潟75号」の交配によって育成された。新潟県における2017年(平成29年)産の産地品種銘柄(選択銘柄)になっている。品種名は、「新しい」と「新潟」の「新」に、現代的でスタイリッシュな日本男児をイメージして付けられた。
新潟県の「米研究120周年」を記念する晩生品種である。新潟県全体の高温障害・気象災害のリスクと収穫作業の分散で、晩生品種として「新之助」が開発された。中生品種は「コシヒカリBL」、早生品種は「こしいぶき」(2000年に品種開発)である。熟期は晩生で、「コシヒカリ」と比べると1週間程度収穫時期が遅くなる。開発途中の2010年(平成22年)の猛暑では、高温に強い性質が実証された。コシヒカリBLよりも茎が太く、10センチほど短く、風で倒れにくい。
品種特性
粒は大粒。日本穀物検定協会[3]の食味官能試験では、新潟コシヒカリと同レベルでタンパク質が低く適度なアミロース含有である。表層は硬めで、しっかりした粒感と「粘り」が両立している。味覚センサーによる分析では、コクや甘み、味の厚みに特徴があるとする結果が出ている。長期貯蔵でも脂肪酸度が低く古米化の品質劣化がしにくく、比較的美味しさを保つのが特徴である。炊飯米は、比較的硬めでしっかりとした粒感がありつつも粘りも強く、「コシヒカリ」とはまた違った良食味となっており、炊飯後も固くなりにくい。
*Wikipedia より
*農研機構HP より
Wikiにもあるように、「コシヒカリとはまた違った良食味」である。好き嫌いが分かれることもある。
ただ一度気に入ると「コシヒカリ」には戻らないことも。
当店では「限定生産者グループ」の新之助を販売しています。