「こしいぶき」
銘柄:早生品種 収穫時期:9月上旬
高品質、良食味、新潟米の代表早生品種
「こしいぶき」は800余の品種交配から厳選して誕生した、「コシヒカリ」のおいしさの特徴である「味」「つや」「粘り」などを受け継いだ優良品種です。しっかりとした食感を持ち、冷めてもおいしさが保たれます。
炊きあがりはツヤツヤ、硬さやねばりのバランスの良さも抜群!さらにお手頃な価格で家計にやさしい!
こしいぶきの特徴
コシヒカリの血統を受け継ぐ早生品種
コシヒカリを親に持つ「ひとめぼれ」と「どまんなか」をかけ合わせて誕生した「こしいぶき」。味やつや、香り、粘りはコシヒカリと肩を並べる良品です。コシヒカリよりも10日ほど刈り取りが早く、両方生産している生産者も効率よく刈り取りを行うことが出来ます
「食味」へのこだわり
品種選抜では「味度メータ」を使った検査や、光沢・粘り・味の官能検査により「食味」を重視した開発をおこないました。
気象変動に強い安定した収量と品質
開発においては高温など気象変動の激しい環境でも、安定収量と品質を保つ品種を選抜しました。
稲の背丈はコシヒカリより低い
刈り取り時の稲の高さはコシヒカリよりも10cmほど低く、栽培しやすい品種です。稲の倒伏も少ないので、刈り取りもスムーズに行えます。倒れないから、収量も安定しているのです。
優れた炊飯特性
冷めても硬くならず良食味が持続するのもこしいぶきの魅力。ブレンド適正もあり、家庭用だけでなく業務用としても重宝されています。
こしいぶき誕生物語 ~おいしさと信頼のあゆみ~
「こしいぶき」は、コシヒカリに匹敵する食味を持つ早生の主力品種が切望されたことを背景に、平成5年から研究・開発が始まりました。早生品種では極良食味米の開発は難しいとされていましたが、通常の2倍以上にあたる800種類もの交配組合せから、高品質・良食味特性を持つ優良7系統を育成(開発期間を短縮するために沖縄県石垣島で世代促進を実施)し、高温登熟性試験や奨励品種決定調査を繰り返しおこないながら、「こしいぶき」となる品種を選抜しました。
こしいぶきはコシヒカリと並ぶ新潟県の基幹品種として定着しています。
*https://www.zennoh.or.jp/nt/product/rice/koshiibuki.html より
*農研機構HP より
コシヒカリの弟分的存在の「こしいぶき」。
新潟においては、主力のコシヒカリと収穫時期が被らないため、よく栽培されている。
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