「島らっきょう」
沖縄に伝来された時期
島らっきょうは、香りと辛味が強い在来種等です。
本土のものよりも小ぶりです。春先から初夏にかけて出回ります。
沖縄の生活習慣との関連
沖縄の人にとって“島らっきょう”はなくてはならない野菜の一つ。旬の時期には、塩でもんで浅漬けにしたり、丸ごと衣をつけて天ぷらにしたり、他の野菜や肉と一緒に炒め物などになって食卓に並びます。
外観や食味等の特徴
島らっきょうは、エシャロットのように細長い状態で早掘りされ、漬物用は球状になるまで肥大させます。強い香りとパリパリした食感が食欲をそそります。
栄養成分面の特徴
島らっきょうには、血が固まるのを防ぐアデノシンという物質が多く含まれています。また、独特の臭い成分アリシンには、ビタミンB1の活性化を助け疲労回復に役立ちます。
伝承されてきた利用法
沖縄においては、酒の肴として、水分を切った後、塩もみし、おかかをふりかけたり、塩かキムチをまぶして即席漬けや天ぷらにして食します。
選び方・保存法のポイント
生で調理するには、若採りのものを。漬け物にするには、大きめのものを選ぶとよいでしょう。
*https://kuwachii-okinawa.com/agricultural/2559/ より
「ラッチョウ」
【生産地】本島北部、宮古島市、宮古諸島、伊江村
【特徴】和名は「島らっきょう」。本土のものより小ぶり。
【食味】香りと辛味が強い。パリパリした食感
【料理】塩もみして生食、炒め物、天ぷらなど
【来歴】平安時代に中国から薬として沖縄に伝来したと言われている。
【時期】1月~5月
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/47-okinawa#index_ExkxOYRi より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます