「二ホンヤマナシ」
■ニホンヤマナシ(日本山梨)とは?
●古くから自生している梨で、現在栽培されているものの原種
ニホンヤマナシは中部以南に古くから自生している梨で、中国から入ってきて栽培されていたものが野性化したものとも言われています。現在、幸水や豊水などの栽培品種の多くは、この日本山梨が先祖とされています。
●ヤマナシにもいろいろあります
ニホンヤマナシといっても、各地に自然交配を繰り返したさまざまな品種が自生していて、それらを総称してニホンヤマナシと呼んでいるようです。また、この系統以外にも、東北などに自生する野生種とされる「イワテヤマナシ(ミチノクナシ)」と呼ばれる品種や「アオナシ」という品種などがあります。
●味や特徴
ニホンヤマナシの特徴は、大きさが3cmから大きくても8cmほどと、栽培されている一般的な梨と比べるととても小さく、姫リンゴの梨版のような感じです。
表面には赤梨特有のコルク果点が一面に見られ、色も褐色がかった緑で、幸水などの赤梨とよく似ています。
食べてみると、しゃりっとした食感、歯ざわりがあり、確かに「梨」の風味が感じられますが、甘みは少なく、果汁も少なく感じます。また、小さく食べる分が少ないこともあり、芯の酸味が強く感じられます。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/nashi-yamanashi.htm より
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