「ミズホチカラ」
玄米が多収の飼料米・米粉用品種
短稈で倒伏に非常に強く直播等の低コスト生産が可能です。これまでの試験では800kg/10aから場合によっては1000kg/10aの多収事例もあります。飼料米として利用出来るほか、米粉の加工適性やパン等の製品品質も優れ米粉用米に適します。
主要特性
1.出穂期は「ヒノヒカリ」より1週間ほど晩生で、登熟期間が長く成熟期は極晩生です。
2.短稈で茎が強く倒れにくいため、台風の多い九州に適しています。
3.穂にとても多くのもみを付け、通常の食用品種よりも平均で2割も多くのお米が収穫できます。10aあたり800~900kg以上もの玄米が収穫できた例も多く、安定してたくさんとれる特性が実証されています。.
4.いもち病には真性抵抗性を持ちますが、白葉枯病、縞葉枯病に弱いためこれら病害の常発地には適しません。
5.除草剤成分のベンゾビシクロン、テフリルトリオン、メソトリオンに感受性のため、これら成分を含む除草剤は使用できません。
6.熊本県で主として米粉用に、福岡県などでは飼料米用に作付けされています。
*https://www.naro.go.jp/collab/breed/0100/0107/001475.html より
地 方 番 号 西海203号 水稲 粳
系 統 番 号 は系多13 交 配 番 号 九交87-36
試 験 番 号
育成地/部署 (独)農研機構 九州沖縄農業研究センター / (筑後研究拠点) / 稲育種ユニット(低コスト稲育種研究チーム・稲マーカー育種研究チーム)
品 種 名 ミズホチカラ
品種名(かな) みずほちから
種苗法登録年 2011年 命 名 年 2009年
育成開始年 1987年 配付開始年 1992年
参考成績書 2009年2月
備 考 (飼料米・加工原料米用)
農林登録番号 水稲農林438号 農林登録年 2010年
種苗法登録年 2011年 備 考
交配組合せ 奥羽326号/86SH283長
*農研機構HP より
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