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イッピンNHK 「西洋への憧れ きらめく~長崎のガラス~」

2023-09-06 07:58:27 | イッピンNHK

 第136回 2016年9月13日 「西洋への憧れ きらめく~長崎のガラス~」リサーチャー: 宮澤エマ

 番組内容
 長い注ぎ口を持つ優美な形と深い瑠璃色で人気の器がある。“長崎チロリ”という冷酒用の急須で、もとは江戸時代に作られたもの。国際貿易港・長崎では、西洋のガラスがもたらされただけでなく、生産も行われた。いわゆる和製ビードロで、日本的な繊細美が特徴。長崎チロリもその一つだ。また幕末になると、もう一つの西洋の光が長崎に現われる。教会を飾るステンドグラスだ。現代の長崎のステンドグラス作家を宮澤エマがリサーチ。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201609131930001301000 より

 番組案内には
 長い注ぎ口を持つ 優美な形と 深い瑠璃色で 人気の器がある。 “長崎チロリ”という冷酒用の急須で、
もとは 江戸時代に作られたもの。 国際貿易港・長崎では、西洋のガラスが もたらされただけでなく、
生産も行われた。 いわゆる 和製ビードロで、日本的な繊細美が 特徴。 長崎チロリも その一つだ。
 また 幕末になると、もう一つの西洋の光が 長崎に現われる。 教会を飾るステンドグラスだ。
 現代の長崎のステンドグラス作家を 宮澤エマが リサーチします

 まず 長崎チロリから リサーチ開始。 ガラス職人歴15年・竹田礼人さんの工房を訪れます。
 長崎チロリは 独特のフォルムと 美しい瑠璃色が特徴で ゆっくりと時間をかけて注ぐための
形に作られます。

 チロリ作りには 高度な技が必要。 1100度の釜の中に 特殊な配合の瑠璃色のガラスが溶け
ています。 吹き棒にガラスを取り 胴体の形を作ります。 温め直しながら形を作り 取っ手を付け
る。 注ぎ口は 溶けたガラス玉を付け 胴から空気を吹き込み 膨らませます。 ここからは 二人
作業。 注ぎ口に穴をあけ 注ぎ口の先端を ペンチで引っ張りながら 息を吹き込む。

 吹いて ハイ いいよ ブロー ハイ・・・ こうして 細長い注ぎ口を作ります。 徐冷炉に入れて
ゆっくり冷やす。 生地が薄いので 透き通るような瑠璃色になる。 十分冷ましてから 磨き 輝きを
出して 完成。 原料は 酸化コバルト+二酸化マンガン+タスマニア産の砂。 
  
 ビードロは 16世紀中ごろ 南蛮貿易によってもたらされました。 幕末 最後の協会・大浦天主堂
には 荘厳な光、空間を華やかに彩るステンドグラスがあります。 ステンドグラスは 今も 暮らしの
中に息づいています。 次に 100点以上 ステンドグラスを 世に出してきた 作家・土井千代子さん
の工房を訪れます。 土井さんの吊りランプは さわやかな感じが お客様から好評です。
  
 土井さんは あえて吊りランプを シンプルに作ります。 吊りランプは まず ガラス選びから。
米英産の板ガラスから選びます。 今回の吊りランプは 乳白色や まだら模様のすりガラスなど
4種のガラスを使います。
  
 板ガラスを所定のサイズに切り ガラスに線を入れ 銅テープを巻き はみ出た部分は 折り
曲げる。 枠で板ガラスを固定し ハンダ付けして 固定する。 4枚組み合わせると完成。
  
 空間を やさしく彩る長崎ステンドグラス。 さわやかな感じが お客様から好評・・。

*https://blog.goo.ne.jp/1945ys4092/e/232619d02b2d8ceb6c1d9d24d637984c  より

 


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