「スイカ」
基礎データ DATA
分類:ウリ科スイカ属
原産地:アフリカ地方
季節の分類:夏
多く出回る時期:5月~8月頃
国内の栽培面積:約9,970ヘクタール(2018年)
国内の年間出荷量:約27万6,500トン(2018年)
おもな産地:熊本県(約15%)、千葉県(約13%)、山形県(約10%)
スイカの概要
夏の風物詩の1つ「スイカ」。よく冷えたスイカの甘い果汁とシャリシャリッとした食感は、暑さで疲れた体を癒してくれます。丸い大玉スイカや小玉スイカだけでなく、ラグビーボールのような形のものや、果皮が黒い「でんすけ」、果皮が黄色い「太陽スイカ」などスイカの種類はさまざま。ディスプレイ用として三角形や四角形のユニークな形のスイカも作られています。
スイカの歴史
スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていました。10世紀には中国に伝わり、日本には16世紀後半頃に渡来したといわれています。
スイカの選び方(見分け方)
1.皮の黒と緑の縞模様がくっきり
2.ずっしりと重く、ツル付きはツルが緑色
3.ツルの付け根周辺が少しへこんでいる
4.音ではやや判断しづらい
5.カットすいかは種が黒く果肉が締まっている
スイカの保存方法
1.丸ごとのすいかは冷暗所へ
2.冷蔵庫の野菜室で保存する
3.大玉すいかはバケツや保冷剤を活用
4.カットすいかはラップして冷蔵保存
5.冷凍してスムージーなどに
スイカの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
カリウム(120mg)、βカロテン(赤肉スイカ:830mcg)
注目成分 シトルリン
期待される効能
むくみ解消、利尿作用、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防
すいかはカリウムやアミノ酸の一種である「シトルリン」の作用により、むくみや利尿作用に効果があるといわれます。この成分は特に皮(白い部分)に多く含まれるので皮を炒め物などにすると効果的です。カリウムには血圧の上昇を抑える働きもあるので高血圧化予防にも効果が期待できます。
また赤肉すいかの色素にはカロテノイドのβカロテンとリコピンが含まれていて、がん予防や老化を抑制する抗酸化作用があるとされます。
*https://www.kudamononavi.com/zukan/watermelon.htm より
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