
畦草刈りを終え順調に育っている我が稲田
立秋を過ぎてなおこの夏一番の猛暑日となった9日、前回の畦草刈りから40日を経て伸び放題になっていた田の畦草刈りに精を出した。
夏草はすぐに茂るので、もっとこまめに草刈りをしなければならないのだが、この暑さが故になかなか思うに任せない。途中、何度も水分を補給し、小休止を入れながらどうにか刈り終えた。もう1枚の小さい田圃は後日に譲ることにした。
夏草といえば芭蕉の秀句『夏草や 兵どもが 夢の跡』を思い出さずにいられない。
コメの先物取引が72年ぶりに再開されたが、大震災や原発事故、新潟・福島豪雨で東北、北関東などコメどころが甚大な被害を受けたため、需給が逼迫して値上がりするとの予想が増え、基準値を大幅に上回る買い注文が殺到するなど波乱の幕開けとなった。
お陰なことに我が田の稲は、いまのところ順調に育っている。幸か不幸か我が家では自給米が精一杯なので「平成の米騒動」とは全く無縁。どうにか家族や親族が食べていけるだけの収穫を願っている。