てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

野生児

2016-08-30 16:14:00 | 健康と医学
 病院帰りに義弟が立ち寄ってくれました。今日は白血球の値が改善したため、抗がん剤治療を施して頂きました。

 義弟には野生児のような所があり、問わず語りに山野を駆け回っていた子どもの頃のことを話し始めました。
 児雷也(自来也)に登場する蝦蟇・蛇・なめくじの三虫三すくみを実体験したこと。
 白い大蛇に遭遇し、帰って隣人に話したが信用されず、確認に行ったお爺さんがその大蛇に再度出遭って腰を抜かし、ショックから失語症に陥った話し。
 また河原で手を怪我し、誰に教わった訳でもないのに、「チドメグサ」を見つけ、これで止血し事なきを得た・・・。話しは尽きません。

 現役時代は山男で鳴らした彼も病には勝てず、必死に病魔と闘っていますが、こんな他愛ない話を聞いて共感するくらいしか出来ず心苦しい限り。頑張れ弟よ。(お断り:facebookに同文掲載)
 

写真はチドメグサ


 義弟が8月22日付けの山陽新聞に闘病記を投稿したところ、記事を読まれた同病の奥さんから新聞社を介して問い合わせがあり、弟が電話でお話しをしました。また主治医の要請により9月10日には同じ病と闘っている患者の前でお話しする機会を頂きました。

平成28年5月22日付け山陽新聞「ちまた欄」より転載
コメント (2)
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