ホームビデオは、所詮当事者だけで楽しむものと思いつつ、ほほ40年間カメラを回して来ましたが、ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』を観て、よその家庭のホームビデオに初めて心動かされ、とてつもない感動を覚えました。
同映画の監督・撮影・語りの信友直子さんが、愛する老親に執拗にカメラを向け、ありのままを追う。そのうち母親が認知症になり、続いて監督自身が45歳の時に乳がんで全摘というピンチに立たされる―。
翻って、わが母は67歳でアルツハイマー認知症を発症。緩やかな進行のため12年間を在宅看護、残る8年間を老健施設でお世話になりながら、最期2週間は妻と施設に泊まり込んで看取りました。
超高齢化社会にあって、「老いと介護」は誰しも避けては通れない、いずれ自身が通る道。同映画にわが家庭を重ね合わせ、老親の介護に携わった者としてあんなこと、こんなこと、色々あったなと共感することだらけです。(お断り:facebookに同文掲載)

同映画の監督・撮影・語りの信友直子さんが、愛する老親に執拗にカメラを向け、ありのままを追う。そのうち母親が認知症になり、続いて監督自身が45歳の時に乳がんで全摘というピンチに立たされる―。
翻って、わが母は67歳でアルツハイマー認知症を発症。緩やかな進行のため12年間を在宅看護、残る8年間を老健施設でお世話になりながら、最期2週間は妻と施設に泊まり込んで看取りました。
超高齢化社会にあって、「老いと介護」は誰しも避けては通れない、いずれ自身が通る道。同映画にわが家庭を重ね合わせ、老親の介護に携わった者としてあんなこと、こんなこと、色々あったなと共感することだらけです。(お断り:facebookに同文掲載)
