てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

断捨離の副産物

2023-05-10 12:44:10 | 暮らしと生活
遅ればせながら、先日来より本腰を入れて断・捨・離に励み、順調に進んでいる。
家中の各部屋の片づけから始まって、不用品(粗大ごみ)の分別に余念がない。
そんな中で、この際処分するはずの電気製品2機が見事に復活し感激している。

1機は3年ほど前まで作動していたが、突然音が出なくなった1960年代のテープレコーダー。
試しに電源を入れると昔ながらのモーター音がし、まさかの再生ができた。
先ずは1970年の新春、義父の名調子の司会で始まる家族団らんの音楽会を懐かしく聴いた。
祖母の「金色夜叉」、朗々とした親父の詩吟、小生の拙いギターをバックに家内と歌うフォークソング・・・と続くが、懐かしくもあるが赤面の至り。

2機目はビデオデッキ。
次々に壊れ、長男宅にある1台だけが辛うじて作動する中、とうとう三男宅のデッキが動かなくなり処分を頼まれていたもの。
ごみ出し前の最後の点検をすると、何とちゃんと作動し、再生ができるではないか!
ならばと、撮り貯めたビデオコレクションの中から「ローマの休日(1953年米)」をピックアップし、デジタルデータ化しながら観かえしてみた。
言わずと知れた“英国王室の格差ロマンス”の不朽の名作だが、この映画が公開された1953年は、奇しくもエリザベス女王が戴冠された年である。
キャプチャー画像でみにくいが、小生の印象に残る2カットを下にご紹介。
明日は「慕情(1955年米)」と楽しみが続くが、断捨離の先はまだまだ見えない(悲)









コメント (6)
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