2024年12月6日 13:54 河内長野市末広町2
手前の川は清流 石川。崖に沿って多くのもみじがあります。
去年も5日から1週間は遅れていましたが、今年はさらに1週間遅れています。
ことしの紅葉はどこも2週間以上遅れていますね。
石川と天見川が合流するところ。岩盤があちこちで見え隠れしています。
石川を渡る橋を越えて、ここからいよいよ公園への急坂を登ります。
河内長野駅からは10分程度と近いですが、ここからは比高30mの急坂が待っています。
やっと登り詰めて、もみじのトンネルのような園地内の遊歩道。
天を覆うようなもみじが大迫力です。
さらにさらに遊歩道を上へ上へと登り詰めて、展望台へ。
展望台からの眺め。眼下に河内長野の街が見えます。
西斜面が切り立った丘陵になるので十分な日差しが得られ、山あいの夜間の冷え込み、さらに石川のほとりで適度な湿度が得られるというもみじの紅葉の好条件の公園です。
やはり近くに川が流れています。他の紅葉の名所の天野山金剛寺、観心寺、延命寺、楠妣庵観音寺と同じですね。
さらに、きれいなもみじの紅葉が見れる4つの条件は、
①秋晴れが続く。(もみじの場合、十分な日差し)
②夜の急な冷え込み。(気温差。最低気温が8度で色付き、5度で急に紅葉が進む。)
③適度な湿度(乾燥が進むともみじがシワシワに。小雨程度の雨か雨が降らなくてもある程度の湿度があればよい。)
④台風の被害のない年。
4つの条件がそろうのが紅葉の当たり年だそうです。
ここに休憩所があったはずですが...
2022年11月の休憩所
宇治の平等院を思わせるようなこの建物は、回廊風展望休憩所です。公園のシンボル的な存在で、昭和35年(1960)に建て替えられました。
そして、長野公園のランドマーク「回廊風展望休憩所」が来春リニューアルされます。
休憩所はどのように生まれ変わるのでしょうか?
2024年12月6日 15:15 河内長野市河合寺876 真言宗御室派 宝珠峰山 河合寺。
境内は一般公開されておらず中には入れません。ことしはかなり葉っぱが落ちていました。
下の国道310号線沿いには山門があり、観音様と由緒書があります。
河合寺は皇極天皇2年(643年)、皇極天皇が蘇我入鹿に銘じて建立させたのが始まりと伝えられています。塔頭が24坊もあった時期もあり、観心寺・金剛寺と並び河内三大名刹と呼ばれるほどでした。
山門の横に「府営 長野公園 河合寺地区(奥河内あじさい公園)」や奥之院に至る坂道の入口があり、そこからいきなりきつい坂道を登って行きます。ここにも多くもみじが見られます。
坂道を登り詰めると本堂。紅葉とさざんかがたくさん咲いていました。
本堂付近から、谷筋のもみじのながめ。
河合寺から河内長野駅へ国道310号線を歩いての帰り、祠に4体のお地蔵さまを発見。
4つとも材質の違った石で作られています。一番左から花崗岩、和泉砂岩。
そして、変成岩の紀州青石(緑泥片岩)、一番右はよくわかりませんが、深成岩系火成岩たと思います。
4体とも岩質が違うのは珍しいです。
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長野公園の紅葉 2023 2023.12.7 撮影:11月29日
長野公園の紅葉2022 2022.11.27 撮影:11月21日
長野公園の紅葉2021 2021.11.30.撮影:11月29日
長野公園の紅葉2020 2020.11.26.撮影:11月25日
長野公園の紅葉 2018 2018.12.3.撮影:12月2日
河合寺・長野公園 河合寺地区の紅葉2022 2022.11.25 撮影:11月21日、23日
写真撮影:2024年12月6日
2024年12月17日 アブラコウモリH
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