2023年7月22日 当日も猛暑日で夕方になっても動くと汗ばむ程の暑い日で有ったが、(富田林の自然を守る市民運動協議会)主催、「奥の谷の昆虫観察会2023」が奥の谷で夜遅く9時過まで多く参加者総勢37名内子供16名で開催された。その状況の一部を紹介します。 2023.07.22 撮影
午後4時30分 奥の谷のみかん小屋に参加者が集合して田淵会長の「昆虫観察・採集会」の説明と講義が有った。
講義の主な内容は、昆虫が地球上に現れたのは?、地球上に何種類いるか?、昆虫の役割など講義された。最後に昆虫採集の方法話された。
1.サーチング法…山野を歩きながら葉や花や樹木にとまっている昆虫を手で採集。
2.ネッテイング法…捕虫網で目に付いた虫を採集。
3.スウイ-ピング法…草や木の上をなでるように捕虫網を振り、葉上などにいる虫を採集。
4.ビーテイング法…木の枝、草、花、等を叩き下にマットを置いて落ちてきた虫を採取。
5.虫の棲家を探す…枯木の中、動物の糞、死体、石の下などを探す。
6.トラップによる方法。
①ライトトラップ…夜間に白いシ-トを貼り、蛍光灯、ブッラクライト、水銀灯などを灯 らし、光に寄ってくる昆虫を採集。今回、奥の谷で採用された。
②パントラップ…平らな容器に水をはり、草原に置いておき中に落ち込む虫を採集。
③ピット(ホール)トラップ…ガラス、紙コップに餌を入れて地面すれすれに埋める、やってきた虫が落ち込み、虫を採集。(徘徊昆虫が取れる)今回、奥の谷で採用された。
④人工樹液を樹木などに塗る…黒糖、酒、酢などを混ぜて煮た液を樹木に塗る(脱脂綿などにつけて木に貼り付ける)樹液に集まる虫を採集。
⑤バナナトラップ…よく熟したバナナを薄いネット袋に入れて木に吊るしておく、樹液に集まる虫を採集。今回、奥の谷で採用された。
田渕会長が奥の谷で20年以上コツコツと採集された昆虫の標本を見学。
①ライトトラップ
設置場所と点灯の確認
③ピットホール(トラップ)
セミの蛹から成虫に脱皮中のセミ(ヒグラシ?)
夜9時過ぎたので、昆虫観察会を終了致しました。
長文最後まで見ていただきありがとうございました。 2023.07.23 kusu
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