2021年4月21日 16:21 藤井寺市藤井寺 西国観音巡礼五番札所 葛井寺(ふじいでら)
ことしも芳香を放ちながら、紫の藤が咲きました。
いつもは連休前あたりに満開になりますが、今年は何日かは早いようです。
令和の大修理
ここ阿弥陀堂は延享3年(1746)上棟され、昭和9年(1934)に修理修復が行われましたが、傷みが著しいため再建されます。
今日現在、紫藤は満開の手前、白藤もいつもはまだ咲いていないのですが、5分咲きを過ぎたあたりです。
赤藤(紫藤)と白藤
芳香を放ち、天気もいいため、熊ん蜂がたくさんてやって来ています。
長く尾を引く藤の花
境内のお寺の建物によく似合います。
本堂にたくさんの奉献された額が掲げられています。
花山法皇の御詠歌で、「まいるより 頼みをかくる 葛井寺(ふじいでら) 花のうてなに 紫の雲」と書かれています。
芋虫のようなこれは...
線香からの「紫の雲」。
紫の雲と紫の藤。
たくさんの盃状穴 本堂の手前右脇にあります。
これは人工的に開けられた穴。甌穴(おうけつ、ポットホール)ではありません。近世(江戸後期)の民間信仰の「さずかりもの」を願っての盃状穴と思われます。
大師堂前の線香立て
文政元年(1818)に奉納されました。浮彫りのタケノコは「二十四孝」の孟宗でしょうか?
奉納された銅製の灯籠と長く尾を引く紫の藤
先に紫の藤が咲き、遅れて白い藤が咲きます。4月21日現在、紫の藤は満開の手前、白い藤は5分咲き程度で満開まではあと5日ほどかかりそうです。
お寺によく似合う、藤の花ですね。
関連記事:
葛井寺の藤 2020 2020.5.1.撮影:4月28日
葛井寺の藤 2019 2019.4.26.撮影:4月25日
葛井寺の藤 2018.4.20.撮影:4月20日
西国五番 葛井寺の藤 2017 2017.5.7.撮影:5月6日
西国五番 葛井寺の藤 2016.5.02.撮影:4月25日
写真撮影:2021年4月21日
2021年4月22日(HN:アブラコウモリH )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます