この駅どこでしょう?駅の両側が法面で、半地下(掘割)駅。
駅舎は橋上にありますが、そこが1階です。複線で、ホームは有効長は8両が停車できます。
ヒント:駅近くに急勾配の大カーブがあります!
〈解答は画面をクリックしてください〉
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この大カーブはR200mの急カーブ、特急といえども速度を45km/hに落として走行し、車輪と線路の摩擦音が響きます。
しかも、ここは道明寺駅(標高21m)のある石川の氾濫原と、仲津媛陵や允恭陵の乗っかる中位段丘面がある土師ノ里駅(標高28m)に至るため、比高7mを克服しています。
R200mの大カーブと比高7mの急勾配の2重苦を克服して、今日も電車は走ります。
大カーブと急勾配を克服するために設けられた土盛。
藤井寺市国府(こう)三丁目の河岸段丘の急勾配道路!
駅前は古市古墳群
手前の道路は旧170号線、鍋塚古墳(手前の方墳)と後ろは全長290mの仲津媛陵(応神天皇の皇后陵、前方後円墳)
近くに全長425mの巨大前方後円墳、応神天皇陵もあります。
2016.10.1.17:08 大カーブを走る「青の交響曲(シンフォニー)」
土師ノ里駅がホームを掘り割って半地下式になっている理由と大カーブで電車がきしむ理由がお分かりになりましたか?
ここと古市駅の長野線・南大阪線の分岐を合わせて、通称 近鉄南大阪線のZ(ゼット)カーブと言いますが、この理由についてはまたの機会にご紹介します。
撮影日:2019年2月23日ほか
事前に写真を撮って、館内学習で作りました。
2019年3月12日 ( 2018年度富田林百景+ 林 保夫 )
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