富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ここどこでしょう?駅から見える風景 22

2019年03月12日 | ここどこでしょう?駅から見える風景

この駅どこでしょう?駅の両側が法面で、半地下(掘割)駅。

駅舎は橋上にありますが、そこが1階です。複線で、ホームは有効長は8両が停車できます。

ヒント:駅近くに急勾配の大カーブがあります!

〈解答は画面をクリックしてください〉

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この大カーブはR200mの急カーブ、特急といえども速度を45km/hに落として走行し、車輪と線路の摩擦音が響きます。

しかも、ここは道明寺駅(標高21m)のある石川の氾濫原と、仲津媛陵や允恭陵の乗っかる中位段丘面がある土師ノ里駅(標高28m)に至るため、比高7mを克服しています。

R200mの大カーブと比高7mの急勾配の2重苦を克服して、今日も電車は走ります。

 

大カーブと急勾配を克服するために設けられた土盛。

 

藤井寺市国府(こう)三丁目の河岸段丘の急勾配道路!

 

駅前は古市古墳群

手前の道路は旧170号線、鍋塚古墳(手前の方墳)と後ろは全長290mの仲津媛陵(応神天皇の皇后陵、前方後円墳)

 

 近くに全長425mの巨大前方後円墳、応神天皇陵もあります。

 

 

 2016.10.1.17:08 大カーブを走る「青の交響曲(シンフォニー)」

 

土師ノ里駅がホームを掘り割って半地下式になっている理由と大カーブで電車がきしむ理由がお分かりになりましたか?

ここと古市駅の長野線・南大阪線の分岐を合わせて、通称 近鉄南大阪線のZ(ゼット)カーブと言いますが、この理由についてはまたの機会にご紹介します。

 

電車 デコメ絵文字ここどこでしょう?駅から見える風景(24)

撮影日:2019年2月23日ほか

事前に写真を撮って、館内学習で作りました。

2019年3月12日 ( 2018年度富田林百景+  林 保夫 )

 


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