2021年7月24日 9:22 *トロッコ道の脇をさらに登っていくと...(矢印の駅名はぼかしています。)
*明治の後半から国有林の木材を運ぶ森林鉄道が28kmも敷設され、トロッコ列車が九度山貯木場(現在の道の駅「柿の郷くどやま」)まで運行されていました。
さらにこんな細い道。
たどりつくと、こじんまりした駅舎が...1日の乗降客は25人(2020年)
標高177m 眼下に集落が...国道も敷設されています。
最新型の高性能ズームカー 南海電車2300系
山岳走行、R100mの急カーブ、50パーミルの限界に近い急勾配を17mショートボディで走る高性能車。転換クロスシートで乗り心地も快適!2両編成のワンマンカーで、山岳区間専用車。
行ってしまった...
駅を過ぎると単線ですぐトンネルに入りました。
単線区間ですが、駅は列車交換駅で上下の列車が行き違いします。
山岳駅ながら、駅員さんもおられます。
ホームは構内踏切で結ばれています。
こじんまりしたレトロな駅舎。南海100駅中3番目に乗降客が少ない駅。
観光列車 天空が通過します。停車駅でないので停まりません。
いや、列車交換のために一旦は停まりますがドアは開きません。
ホーム有効長は2扉車(17mショートボディ)4両分。
平成14年(2002)に一旦列車交換設備が撤去されて難波方面のホームのみ使用され、高野線単線区間では唯一の棒線駅となっていました。しかし、平成29年(2017)の巨大台風21号の影響で隣の駅の構内で道床流出が発生し、交換設備が使用不能になったため、当駅に交換設備が復活し、再び相対式ホーム2面2線となったという経緯があります。
切符の販売機がない有人駅。駅員さんは列車交換の安全管理のために居られるようです。
駅員さんはの対人による切符も販売していません。乗車駅証明切符をいただいて、下車駅で清算します。
乗降兼用の自動改札機。運賃精算機や乗車駅証明書発行機はありません。
1時間に1~2本のダイヤ。1時間0本という時間帯がないので助かります。
この駅、どこでしょう?
〈解答は画面をクリックしてください〉
駅舎内にあった「中古沢橋梁展望デッキ」への案内。
行ってみました。すごい! いま上を電車が走っています。
中古沢橋梁
全長67.6m、高さ33.4m、竣工:昭和2年(1927)
全国で11橋しか現存していない「トレッスル橋」です。
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撮影日:2021年7月24日
事前に写真を撮って、館内学習で作りました。
2021年9月14日 (2021年度富田林百景 林 保夫)
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