富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ここどこでしょう?駅から見える風景 102

2021年09月14日 | ここどこでしょう?駅から見える風景

2021年7月24日 9:22  *トロッコ道の脇をさらに登っていくと...(矢印の駅名はぼかしています。)

*明治の後半から国有林の木材を運ぶ森林鉄道が28kmも敷設され、トロッコ列車が九度山貯木場(現在の道の駅「柿の郷くどやま」)まで運行されていました。

 

さらにこんな細い道。

 

たどりつくと、こじんまりした駅舎が...1日の乗降客は25人(2020年)

 

標高177m 眼下に集落が...国道も敷設されています。

 

最新型の高性能ズームカー 南海電車2300系

山岳走行、R100mの急カーブ、50パーミルの限界に近い急勾配を17mショートボディで走る高性能車。転換クロスシートで乗り心地も快適!2両編成のワンマンカーで、山岳区間専用車。

 

行ってしまった...

駅を過ぎると単線ですぐトンネルに入りました。

 

単線区間ですが、駅は列車交換駅で上下の列車が行き違いします。

 

山岳駅ながら、駅員さんもおられます。

 

ホームは構内踏切で結ばれています。

 

こじんまりしたレトロな駅舎。南海100駅中3番目に乗降客が少ない駅。

 

観光列車 天空が通過します。停車駅でないので停まりません。

いや、列車交換のために一旦は停まりますがドアは開きません。

 

ホーム有効長は2扉車(17mショートボディ)4両分。

平成14年(2002)に一旦列車交換設備が撤去されて難波方面のホームのみ使用され、高野線単線区間では唯一の棒線駅となっていました。しかし、平成29年(2017)の巨大台風21号の影響で隣の駅の構内で道床流出が発生し、交換設備が使用不能になったため、当駅に交換設備が復活し、再び相対式ホーム2面2線となったという経緯があります

 

切符の販売機がない有人駅。駅員さんは列車交換の安全管理のために居られるようです。

駅員さんはの対人による切符も販売していません。乗車駅証明切符をいただいて、下車駅で清算します。

 

乗降兼用の自動改札機。運賃精算機や乗車駅証明書発行機はありません。

 

1時間に1~2本のダイヤ。1時間0本という時間帯がないので助かります。

この駅、どこでしょう?

〈解答は画面をクリックしてください〉

 

駅舎内にあった「中古沢橋梁展望デッキ」への案内。

 

行ってみました。すごい! いま上を電車が走っています。

 

中古沢橋梁

全長67.6m、高さ33.4m、竣工:昭和2年(1927)

全国で11橋しか現存していない「トレッスル橋」です。

 

関連記事:ここどこでしょう?駅から見える風景(99)

撮影日:2021年7月24日

事前に写真を撮って、館内学習で作りました。

2021年9月14日 (2021年度富田林百景 林 保夫)

 

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