2024年7月20日、当日も猛暑日で夕方になっても動くと汗ばむ程の暑い日で有ったが、奥の谷で夜遅く9時過まで「奥の谷の昆虫観察会2024」が(富田林の自然を守る市民運動協議会)主催で開催された。奥の谷では明るいうちは主に2.ネッテイング法、1.サーチング法の方法により虫(昆虫)を採集。日が暮れると③バナナトラップ、③ピット(ホール)トラップ、①ライトトラップの方法で虫(昆虫)を採集した。その状況の一部を紹介します。2024.07.20 撮影
午後4時30分 奥の谷のみかん小屋に参加者が集合して田淵会長の「昆虫観察・採集方法」の説明と講義が有った。
講義の主な内容は、昆虫が地球上に現れたのは?、地球上に何種類いるか?、昆虫の役割など講義された。最後に昆虫採集の方法を話された。
昆虫の採集方法
1.サーチング法…山野を歩きながら葉や花や樹木にとまっている昆虫を手で採集。
2.ネッテイング法…捕虫網で目に付いた虫を採集。
3.スウイ-ピング法…草や木の上をなでるように捕虫網を振り、葉上などにいる虫を採集。
4.ビーテイング法…木の枝、草、花、等を叩き下にマットを置いて落ちてきた虫を採取。
5.虫の棲家を探す…枯木の中、動物の糞、死体、石の下などを探す。
6.トラップによる方法。
①ライトトラップ…夜間に白いシ-トを貼り、蛍光灯、ブッラクライト、水銀灯などを灯らし、光に寄ってくる虫を採集。
②パントラップ…平らな容器に水をはり、草原に置いておき中に落ち込む虫を採集。
③ピット(ホール)トラップ…ガラス、紙コップに餌を入れて地面すれすれに埋める、やってきた虫が落ち込み、虫を採集。(徘徊昆虫が取れる)
④人工樹液を樹木などに塗る…黒糖、酒、酢などを混ぜて煮た液を樹木に塗る(脱脂綿などにつけて木に貼り付ける)樹液に集まる虫を採集。
⑤バナナトラップ…よく熟したバナナを薄いネット袋に入れて木に吊るしておく、樹液に集まる虫を採集等が有る。
奥の谷では明るいうちは主に2.ネッテイング法、1.サーチング法等の方法により虫を採集。
日が暮れると⑤バナナトラップ、③ピット(ホール)トラップ、①ライトトラップの方法で虫を採集した。
明るい内にライトトラップを設置。(蛍光灯、ブラックライト、水銀灯等)
前日に設置したピット(ホール)トラップに集まった虫(昆虫)を調査。
奥の谷の散策路(一周2㎞弱)にバナナトラップを仕掛けて廻る。幼い子供たちも、足場の悪い山道を頑張って一周いたしました。
日が暮れる間、夕食と休憩。
セミがさなぎから成虫に脱皮中。(羽化)
灯りを付けたライトトラップに寄ってきた虫(昆虫)を調査。
本日採集した虫(昆虫)の名前等を調べている。判明した昆虫は40種類弱おりました。
追加 2024年7月15日 奥の谷に入った直ぐの畑(一石田)で野ウサギを撮影した。
長文最後まで見ていただきありがとうございました。 2024.07.22 kusu
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