富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

ここどこでしょう?駅から見える風景 67

2020年09月29日 | ここどこでしょう?駅から見える風景

青の交響曲が走ります。停まりませんが...相対式2面2線のホームで、ホーム有効長は6両。

なおホームの柱は深緑に塗られて区別されています。

 

ホームからは大阪芸術大学短大部の校舎越しにあべのハルカスが見えます。

 

また、同じく金剛山、大和葛城山、そしてPLの大平和祈念塔も小さく見えます。

〈画面をクリックすると拡大します〉

 

ホームはこんな高い所にあります。

 

上りの電車は10分間隔で運行されています。

 

コロナの影響で駅のポスターが少なくなりました。 2020年4月28日

 

改札は2階、ホームは3階にあります。1日の乗降客数は9340人(2018)

この駅どこでしょう?

〈解答は画面をクリックしてください〉

 

駅前(西側)はこんな感じ。耐震工事がなされ、威圧感があります。

 

駅から南側の高架下は大和川橋梁付近まで、730mの間、遊歩道となっています。

 

駅から南へ行くと、近鉄 大和川橋梁。堤防のクサフジがきれいです。

 

一面クサフジで覆われた大和川堤防北側。

 

JR阪和貨物線跡 近鉄線をくぐります。

 

丹北郡式内社 阿麻美許曾(あまみこそ)神社

近鉄の橋梁近くの下高野橋を渡るとうっそうとした森が見えてきます。近づくと、3本のとてつもなく大きな楠。樹齢500年は越えるといわれるこれらの楠はこの神社のランドマークになっています。

ところで、この神社は下の地図でも解るとおり、大阪市なのに大和川の南側にあります。周りは松原市で、大和川の南側に割りこんで、松原市に突き出したような変わった行政の区割りになっています。

 

これは、300年以上前の宝永元年(1704)の大和川付け替え工事の時に、阿麻美許曾神社のある矢田村が川で分断され、神社を含む村の南部は川の南側に取り残される形となってしまいました。

南岸に残された矢田村の大半は後の松原市に編入されましたが、この神社は古くから矢田村の氏神であったため、編入されず矢田村に属しました。

そして、今もこの神社と南に延びる参道(これは下高野街道)および周辺がこの地図の通り、大和川の南で大阪市に属しています。

〈画面をクリックすると拡大します〉

 

神社の南門の南に延びる道路では、道路の東は東住吉区矢田。

 

おむかいの西は松原市天美。

 

参道のずっと先の大阪市域が突き出しているところは、手前が松原市、おとなりが大阪市!

620mも槍のように市域が突き出しています。

 

ここどこでしょう?駅から見える風景(65)

撮影日:2020年5月1日

事前に写真を撮って、館内学習で作りました。

2020年9月29日 (2020年度富田林百景 林 保夫 )

 


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