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津堂城山古墳の花菖蒲2023

2023年06月11日 | 草花

古市古墳群で最初に作られた大王陵、津堂城山古墳の濠に「小山花菖蒲園」があります。今年は6/2(金)~12(日)まで「花しょうぶまつり」が開催されています。

 

2023年6月7日 14:02 藤井寺市津堂 津堂城山古墳の小山花菖蒲園。

 

色とりどりの花菖蒲と紫陽花が植えられています。

地元の「藤井寺市花菖蒲愛好会」の方々の手によって3千株、1万6千本の花菖蒲が、約4千㎡の敷地に咲き誇っています。

 

期間中は花しょうぶの展示即売会がテントのところで開催されています。

後方は世界遺産および国の史跡 津堂城山古墳の後円部。史跡の中に花菖蒲園があるのは珍しいですね。

 

期間内は園の中に入って鑑賞することができます。期間外は外から鑑賞することになります。

 

菖蒲園は津堂城山古墳の北側の濠にあります。

このように墳丘長208mの大王陵と考えられ、後円部墳丘の頂上部は陵墓参考地として宮内庁の管轄にあるにも関わらず、それ以外の所は自由に立ち入ることができ、古くから子供の遊び場や近隣の人々の憩いの場となっている前方後円墳は稀といえます。

 

三羽の親子の水鳥の埴輪が出土した島状遺構(方墳形の祭壇)のすぐ横に咲く花しょうぶ。

 

共に植えられた紫陽花とともに、この時期の季節の花として、古墳を彩ります。

 

つぼみの多さからして、ピークはもう少し後のようです。

 

園内や濠内の水仙池には小魚がおり、子供たちは魚取りに夢中。

 

菖蒲園の中の水路にも、どこからやってくるのか小魚がたくさん泳いでいました。

 

よくみるとしおれた花を係の方が一つ一つ摘まれているようで、見栄えがするように管理されています。

 

この公園は他にガイダンス棟「まほらしろやま」や津堂八幡神社があり、草花園や運動場もあるため、近在の子供たちや家族連れ、年配の方の憩いの場となっているようです。

 

これは古墳から出土した長持型石棺のレプリカ。

古墳の後円部の周堤のガイダンス棟「まほらしろやま」にあります。

関連記事:津堂城山古墳の花菖蒲2022 2022.6.6 撮影:6月4日

津堂城山古墳の花菖蒲 2021.6.9.撮影:6月5日  

撮影日:2023年6月7日

2022年6月11日(HN:アブラコウモリH )

 

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