〈リバイバル・アーカイブス〉2022.5.16~7.3
原本:2021年6月17日
2021年6月15日 11:39 富田林市内 佐備川の支流。両側が山に囲まれた谷筋。
11:48 いろんな生き物がいます。
オニヤンマ? おしりの形状が少し太く曲がっているので、別種かもしれません。
11:52 小川の水を引き込んだビオトープにいたメダカ。
12:55 上から見ると「パンダ」にも見えるカミキリの仲間。
12:57 小川から取水した井路 こういうところにヘイケボタルがよく飛んでいます。
6月12日 22:00 ヘイケボタルはゲンジボタルより小さく、赤い背中に縦の黒筋が特徴。
6月14日 22:13 ヘイケボタル 頭をもたげて、触覚を内にたたんでいるのは活性が落ちて、休んでいるホタル。
6月15日 11:57 夜になるとゲンジボタルがたくさん飛びます。
もとは里山であったのが、人が山に入ることがなくなり、放置された環境。
6月12日 21:54 ゲンジボタル 大きさや背中の模様が違います。「+」の模様が特徴。
6月14日 22:17 蜘蛛に捕まったホタル。
水路の周りはホタルなどの昆虫が集まるので、蜘蛛の巣がいっぱい。
6月12日 21:39 残念にも、水路に落ちたホタル。
出現数はゲンジ・ヘイケを合わせて50匹ほど。ヒメボタルはほとんど見かけなくなりました。
22:07 谷筋からみた嶽山。奥に行くにしたがって、イノシシの鳴き声が聞こえてきました。怖くなってここで引き返しました。
22:35 なんかヘンテコな幼虫がいます。頭が四角張っていて、体が細長くしかもお尻が左右2か所光っています。
6月14日 21:42 左が頭、脚は6本。尺取り虫のように歩きます。お尻を上げると、裏が小さく2ヶ所発光しています。(この写真では見えません。)
これもホタルの仲間、オバホタルといいます。陸生のホタルでミミズなどを捕食するそうです。
6月15日 12:13 このオバホタルは昼行性のホタルで、発光しながら杉林の中を飛んでいました。
触覚が太く長く、大きさはゲンジボタルより少し大きい。眼が夜行性のホタルより小さく、すこし扁平な体つきでした。
6月15日 12:13 まさに飛ぼうとしているところ。羽を広げたお尻の裏あたりも赤い模様。(ピンボケですみません。)こんなホタルもいるのですね。けっこう元気に飛び回っていました。
ここには少なくとも、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、オバホタルが生息していることになります。
12:46 昼間の嶽山(278m)。もともと谷筋は田んぼでしたが、今は休耕田が多く、草むらになっています。
12:15 杉林の下は大きなシダ。
12:49 ドクダミの群生。
12:47 これは何の実。ヤマモモとは葉っぱが違うし、桑の実かな?
12:40 上流より谷筋の景観。谷筋の上部 標高137.6m、下部103.0m。
左側の山(西山の尾根)標高145.3〜151.6m。右側の山(東山の尾根)標高151.1〜174.0m。
夜はこわいけど、空気がおいしい気がします。
関連記事:今年の富田林市のホタル
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佐備川(下佐備)のホタル 2021.6.9.撮影:6月7日、8日
富田林のゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル 2021 2021.6.4.撮影:6月2日
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富田林のヒメボタル2021 1 2021.5.23.撮影:5月19日、22日
撮影日:2021年6月12日、14日、15日
2021年6月17日 ( HN:アブラコウモリH )
小生も余り気がつかない自然が残っているのに驚きました。もっと整理して多くの人に知って頂けるように頑張ります。