2021年5月14日 6:28 河南町中 なかむら公園
大和葛城山を望む。葛城山のヤマツツジがだいぶん咲いているようです。
あしたからは天気が崩れるようなので、早朝より山に向かいます。
6:45 河南町弘川 弘川寺 役小角によって創建されたと伝えられる古刹です。西行法師終焉の地としても有名。
弘川寺に到着。手前の細い桜の木は、「隅屋桜(すやざくら)」といい、 南朝 楠木正儀の忠臣であった弘川城主 隅屋與市(すやよいち)正高ゆかりのしだれ桜。1360年の南北朝時代に北朝方の足利軍に攻め込まれ、奮戦の上この地で戦死したといわれています
この近くの登山道から弘川城に登ります。
6:47 お寺から距離にして50m、ここから弘川城に登ります。
橋の脇に置いてあった「わな」。イタチかタヌキか?
登ってすぐ道が分かれます。左、手すりのある方は村の墓地。弘川城へは右へ。
地図の青い所が弘川城へ登る道。(ここにはこの案内板はありません。)
6:54 ここからずっと城跡まで基本登り坂です。
木の階段が設けられていますが、傷んだり埋まっているところもあり、すこし登りにくいです。倒木もあり。
7:07 明らかに人為的に掘り下げられた山道。
ひょっとして弘川城に至る経路の守りか? でも、弘川城へはまだかなりあります。
7:11 途中大きな石をたくさん見かけます。
7:13 30分ほどして、「里山の道」と「弘川城址への道」に分岐。右へ。
7:18 途中オオトカゲが出てきてびっくり!
7:38 またまた巨石出現。花崗岩のようです。
7:43 途中わかりにくい分岐がありました。黄色いビニールテープにマジックで「←城跡」と書かれた方へ進みます。こちらの方が道が狭いので間違い易いです。
7:46 巨岩出現。葛城山山麓は太子町から千早赤阪村に至るまで領家帯の花崗・片麻岩帯に属し、金剛・葛城山の隆起によりところどころ基盤の花崗岩が露頭しています。
7:49 桧の植林の中の階段を登ります。
7:55 程なく道標。
この道標、注意!ここで道を間違いました。来た方向から見ると「弘川城址」は左に見えますが...本当は右。
なぜ間違えたかというと、道が三叉路で「Y」型になっており、下から来ると右、左の肩のほうから来ると城址は左という意味でした。よく確認すればよかった。
道標の上の案内板はなるほどこのようになっていました。
これを確認すればよかった。なお現在地の🔴は色あせていました。
8:00 なお間違えて5分くらいするとこの道標が出てきます。これが出てきたら間違い。
8:11 ところどころ大きい岩。
8:14 程なくでっかい岩。何か彫ってあります。
8:15 「此上 弘川城阯 南朝忠臣 隅屋與市 陣屋」と読むのでしょうか?
8:18 石の上でちょっと休憩させてもらいました。朝ごはん。
8:53 「此上」に登ってみたのですが、道のようなものはなく結局城跡は分からず仕舞い。尾根の突き出したところにあるようです。残念。
9:03 気を取り直して、巨石の先を進みます。弘川寺からのコースと合流しました。
この三叉路、左へ行くと弘川寺へ、右に行くと葛城山に至ります。この先まだまだ長い。
葛城山から降りてくる道から見た時の道標。三叉路の左が弘川城址、右が弘川寺へ。
弘川城址が今来た道。
9:20 葛城山方面に20分ほど歩くと四叉路に至ります。ここはややこしい道で、左へ行きます。分かりやすい案内板がなく、間違い易いので注意。
まっすぐ坂を下りると別の谷に出て、遠回りになりますので、注意。
9:29 やはり大きな岩。
9:35 碓井谷林道の「四つ辻」に出ます。少し歪んだ「四つ辻」なので注意。
コースとしてはまっすぐ行きます。このあたりが中間地点。
もう朝食休憩を入れて2時間半も登っていますが、全然到着しません。
この案内板左へ向かいます。
9:38 ここがその入口。大浦谷の林道。
9:47 両側が崖、谷筋の桧の植林の中を行きます。
9:53 道路わきのほほえみ。
9:59 なんのためかよく分かりませんが、ゴム製の仕切りのようなものが続きます。
10:11 車の通行が制限されています。「林道ウスイ谷線 支線2号」と書かれています。
ゲートの左脇を通過します。
10:44 30分ほど歩いて電波塔。
10:53 五ツ辻と言われているところ。青崩(あおげ)からの天狗谷道が合流。ここまで来ればあとわずか、ほっとします。
10:56 作業用の道を付けるため、森林組合が工事をしていました。
11:00 やっとこさ、右のロープウェイからの道、真ん中のダイトレ道の分岐に到着。
遅い4時間以上かかっている。途中30分ほど休憩したにしても、間もなく66歳を迎えるに当たり、体力が低下。地図の標準タイムは3時間。
11:10 白樺食堂前ベンチでトイレ休憩。
11:13 ここから山頂 標高960mに向かうコースが見えます。
11:15 私は山頂コースはアップダウンがあるので、そのまま進んで、高原ロッジの脇から自然つつじ園へ。
11:20 木製デッキ。去年より人出は多いようです。向こうが金剛山。
11:21 満開のピークは2日ほど前。今年は早く5月12日頃でした。
11:34 金剛山を背景に見事なヤマツツジ。
11:49 一面まっかっか。来た甲斐がありました。
14:13 ここで2時間半ほど、昼食休憩と鑑賞。
〈つつじの花はこちらをご覧ください〉葛城山のつつじ 2021
14:25 猿回しが来ていました。
14:30 かつらぎ高原ロッジを経由して山頂へ。
14:37 山頂へ至る草原。この坂を登れば山頂。
14:40 360度の眺め。南に金剛山と遠く大峰山系。
14:41 東に大和三山、奈良盆地。
14:44 西にかすむ大阪平野と大阪湾。淡路島らしきものも見えています。
14:58 大和葛城山山頂 このオブジェもいつの間にかリニューアルされ、この場所は葛城高原ロッジのライブカメラで10分おきにHPで配信されています。
14:51
郵便ポストも設置されています。毎日9:30頃集荷に来られます。
ここからはがきを出すと、御所郵便局の風景消印を押してもらえます。来年はここから登頂記念のはがきを出そっと。
はい、ここから帰り道。かなり省略していますけど...
16:40 1時間半あまり下ったところの案内板 弘川城の少し手前
16:55 鉄塔 帰りは弘川寺コースを歩きました。下り坂続きで、ふくらはぎがパンパン。足がつって歩けなくなるのを恐れながら...
17:01 なんて書いてあるかよく分かりませんが、たぶん「←大和葛城山・弘川寺→」と書いてあるようです。
17:02 ここからは車も通れる舗装された道
17:07 大きな岩がゴロゴロしています。
17:15 一人登山の時は案内板があるとホッとします。弘川寺コースはおおむね案内板が充実していますが、ない所もあり、分岐が多く初めてのコースの時はビクビクします。
17:18 最初の透過型砂防堰堤 ほぼ土砂が堆積。
17:21 2つ目の透過型砂防堰堤 この谷は葛城山からの真砂(花崗岩の風化した砂)がかなり堆積するようです。
17:24 このコースも巨石が多いです。
17:31 最後の堰堤。この3つ堰堤を下ると程なく出発地点...
17:40 弘川寺に着きました。帰路も2時間40分かかっている。
撮影日:2021年5月14日
関連記事:葛城山のつつじ2020~水越峠登山道 2020.5.23.撮影:5月13日、14日
2021年5月19日 ( HN:アブラコウモリH )
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます