富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

葛城山のつつじ2021~弘川城登山道

2021年05月17日 | 旅行・登山

2021年5月14日 6:28 河南町中 なかむら公園

大和葛城山を望む。葛城山のヤマツツジがだいぶん咲いているようです。

あしたからは天気が崩れるようなので、早朝より山に向かいます。

 

6:45 河南町弘川 弘川寺 役小角によって創建されたと伝えられる古刹です。西行法師終焉の地としても有名。

弘川寺に到着。手前の細い桜の木は、「隅屋桜(すやざくら)」といい、 南朝 楠木正儀の忠臣であった弘川城主 隅屋與市(すやよいち)正高ゆかりのしだれ桜。1360年の南北朝時代に北朝方の足利軍に攻め込まれ、奮戦の上この地で戦死したといわれています

この近くの登山道から弘川城に登ります。

 

6:47 お寺から距離にして50m、ここから弘川城に登ります。

 

橋の脇に置いてあった「わな」。イタチかタヌキか?

 

登ってすぐ道が分かれます。左、手すりのある方は村の墓地。弘川城へは右へ。

 

地図の青い所が弘川城へ登る道。(ここにはこの案内板はありません。)

 

6:54 ここからずっと城跡まで基本登り坂です。

木の階段が設けられていますが、傷んだり埋まっているところもあり、すこし登りにくいです。倒木もあり。

 

7:07 明らかに人為的に掘り下げられた山道。

ひょっとして弘川城に至る経路の守りか? でも、弘川城へはまだかなりあります。

 

7:11 途中大きな石をたくさん見かけます。

 

7:13 30分ほどして、「里山の道」と「弘川城址への道」に分岐。右へ。

 

7:18 途中オオトカゲが出てきてびっくり!

 

7:38 またまた巨石出現。花崗岩のようです。

 

7:43 途中わかりにくい分岐がありました。黄色いビニールテープにマジックで「←城跡」と書かれた方へ進みます。こちらの方が道が狭いので間違い易いです。

 

7:46 巨岩出現。葛城山山麓は太子町から千早赤阪村に至るまで領家帯の花崗・片麻岩帯に属し、金剛・葛城山の隆起によりところどころ基盤の花崗岩が露頭しています。

 

7:49 桧の植林の中の階段を登ります。

 

7:55 程なく道標。

この道標、注意!ここで道を間違いました。来た方向から見ると「弘川城址」は左に見えますが...本当は右。

なぜ間違えたかというと、道が三叉路で「Y」型になっており、下から来ると右、左の肩のほうから来ると城址は左という意味でした。よく確認すればよかった。

 

道標の上の案内板はなるほどこのようになっていました。

これを確認すればよかった。なお現在地の🔴は色あせていました。

 

8:00 なお間違えて5分くらいするとこの道標が出てきます。これが出てきたら間違い。

 

8:11 ところどころ大きい岩。

 

8:14 程なくでっかい岩。何か彫ってあります。

 

8:15 「此上 弘川城阯 南朝忠臣 隅屋與市 陣屋」と読むのでしょうか?

 

8:18 石の上でちょっと休憩させてもらいました。朝ごはん。

 

8:53  「此上」に登ってみたのですが、道のようなものはなく結局城跡は分からず仕舞い。尾根の突き出したところにあるようです。残念。

 

9:03 気を取り直して、巨石の先を進みます。弘川寺からのコースと合流しました。

この三叉路、左へ行くと弘川寺へ、右に行くと葛城山に至ります。この先まだまだ長い。

 

葛城山から降りてくる道から見た時の道標。三叉路の左が弘川城址、右が弘川寺へ。

弘川城址が今来た道。

 

9:20 葛城山方面に20分ほど歩くと四叉路に至ります。ここはややこしい道で、左へ行きます。分かりやすい案内板がなく、間違い易いので注意。

まっすぐ坂を下りると別の谷に出て、遠回りになりますので、注意。

 

9:29 やはり大きな岩。

 

9:35 碓井谷林道の「四つ辻」に出ます。少し歪んだ「四つ辻」なので注意。

コースとしてはまっすぐ行きます。このあたりが中間地点。

 

もう朝食休憩を入れて2時間半も登っていますが、全然到着しません。

この案内板左へ向かいます。

 

9:38 ここがその入口。大浦谷の林道。

 

9:47 両側が崖、谷筋の桧の植林の中を行きます。

 

9:53 道路わきのほほえみ。

 

9:59 なんのためかよく分かりませんが、ゴム製の仕切りのようなものが続きます。

 

10:11 車の通行が制限されています。「林道ウスイ谷線 支線2号」と書かれています。

 

ゲートの左脇を通過します。

 

10:44 30分ほど歩いて電波塔。

 

10:53 五ツ辻と言われているところ。青崩(あおげ)からの天狗谷道が合流。ここまで来ればあとわずか、ほっとします。

 

10:56 作業用の道を付けるため、森林組合が工事をしていました。

 

11:00 やっとこさ、右のロープウェイからの道、真ん中のダイトレ道の分岐に到着。

 

遅い4時間以上かかっている。途中30分ほど休憩したにしても、間もなく66歳を迎えるに当たり、体力が低下。地図の標準タイムは3時間。

 

11:10 白樺食堂前ベンチでトイレ休憩。

 

11:13 ここから山頂 標高960mに向かうコースが見えます。

 

11:15 私は山頂コースはアップダウンがあるので、そのまま進んで、高原ロッジの脇から自然つつじ園へ。

 

11:20 木製デッキ。去年より人出は多いようです。向こうが金剛山。

 

11:21 満開のピークは2日ほど前。今年は早く5月12日頃でした。

 

11:34 金剛山を背景に見事なヤマツツジ。

 

11:49 一面まっかっか。来た甲斐がありました。

 

14:13 ここで2時間半ほど、昼食休憩と鑑賞。

〈つつじの花はこちらをご覧ください〉葛城山のつつじ 2021

 

14:25 猿回しが来ていました。

 

14:30 かつらぎ高原ロッジを経由して山頂へ。

 

14:37 山頂へ至る草原。この坂を登れば山頂。

 

14:40 360度の眺め。南に金剛山と遠く大峰山系。

 

14:41 東に大和三山、奈良盆地。

 

14:44 西にかすむ大阪平野と大阪湾。淡路島らしきものも見えています。

 

14:58 大和葛城山山頂 このオブジェもいつの間にかリニューアルされ、この場所は葛城高原ロッジのライブカメラで10分おきにHPで配信されています。

 

14:51 

郵便ポストも設置されています。毎日9:30頃集荷に来られます。

ここからはがきを出すと、御所郵便局の風景消印を押してもらえます。来年はここから登頂記念のはがきを出そっと。

 

はい、ここから帰り道。かなり省略していますけど...

16:40 1時間半あまり下ったところの案内板 弘川城の少し手前

 

16:55 鉄塔 帰りは弘川寺コースを歩きました。下り坂続きで、ふくらはぎがパンパン。足がつって歩けなくなるのを恐れながら...

 

17:01 なんて書いてあるかよく分かりませんが、たぶん「←大和葛城山・弘川寺→」と書いてあるようです。

 

17:02 ここからは車も通れる舗装された道

 

17:07 大きな岩がゴロゴロしています。

 

17:15 一人登山の時は案内板があるとホッとします。弘川寺コースはおおむね案内板が充実していますが、ない所もあり、分岐が多く初めてのコースの時はビクビクします。

 

17:18 最初の透過型砂防堰堤 ほぼ土砂が堆積。

 

17:21 2つ目の透過型砂防堰堤 この谷は葛城山からの真砂(花崗岩の風化した砂)がかなり堆積するようです。

 

17:24 このコースも巨石が多いです。

 

17:31 最後の堰堤。この3つ堰堤を下ると程なく出発地点...

 

17:40 弘川寺に着きました。帰路も2時間40分かかっている。

撮影日:2021年5月14日

関連記事:葛城山のつつじ2020~水越峠登山道 2020.5.23.撮影:5月13日、14日

2021年5月19日 ( HN:アブラコウモリH )

 

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