韓国へは、よく行きました。1年に3度行ったこともありました。よくないモノを密輸入してくるのかって?小心なので、そのようなことは出来ません。
で、韓国でカラスを見たことがない。「カラスがいないはずがない」と、行く先々で注意して空を見ましたが、未だ見ていません。そのかわり、どこへ行っても必ずいるのが「カササギ」。黒地に白い模様が入ったきれいな鳥。カラスを見るより、ずっと気持ちがよい。なお、カラスについては、現地の人は、「たくさんいるよー」と、いうのですが…。ソウル特別市では、カササギを「市の鳥」としています。
この度、北部九州5県を回りましたが、な、な、なんとカササギがいたのです。日本にはいないと思っていたので、びっくりしました。九州へも何度も行っています。しかし、カササギが棲息しているなど予想だにしなかった。よって、探すこともしませんでした。目撃したのは、この度が初めて。カササギはこの時期、営巣中。巣は、電柱に作っている。
カササギは、日本国の天然記念物(1932年)になっていた。私に、何の連絡もなく。レッドデータブック(環境省)では、希少種に指定されている。佐賀県では、「県鳥」としている。
電柱のカササギの巣は、停電を招くこともある。九州電力としては撤去したいが、相手は天然記念物。そんなわけで、5月下旬にヒナが巣立ちし、巣が放棄されてから撤去するという。他に九電の努力として、営巣されないように電柱に「意地悪用風車(黄色い風車が回るので、嫌がって巣を作らない)」を取りつけるなどもしているらしい。
地元の(信頼できると思われる)人の話…
カササギは、豊臣秀吉の「文禄・慶長の役(1592~1598)」の際、佐賀藩主、鍋島直茂が朝鮮半島より持ち帰った。日本へ連れてこられて、逃げ出したものが野生化した。繁殖力が強く、どんどん増えた。証拠として、九州のカササギは朝鮮半島に生息するカササギの亜種であることが分かっている。DNAを調べたのかな?
秀吉説、どうやら本当の話らしいです。なお、どうして物好きにもカササギを持ち帰ることにしたかですが、鳴き声が、「カチ、カチ」に近いらしい。つまり、「勝ち、勝ち」。こりゃあ縁起がいいというわけで連れ帰った…。
なお、パンフレットによると、「日本書紀には、6世紀に推古天皇にカササギが献上されたという記述がある」という。この説も正しいと思います。
どういうことかって?つまり、秀吉説も正しく、日本書紀の記述も正しい。推古天皇のカササギは、死んじゃった。その後、秀吉(鍋島直茂)が持ち帰った。こう考えると、どちらの説も正しい。これで一件落着。歴史ってこんなもんです。
で、韓国でカラスを見たことがない。「カラスがいないはずがない」と、行く先々で注意して空を見ましたが、未だ見ていません。そのかわり、どこへ行っても必ずいるのが「カササギ」。黒地に白い模様が入ったきれいな鳥。カラスを見るより、ずっと気持ちがよい。なお、カラスについては、現地の人は、「たくさんいるよー」と、いうのですが…。ソウル特別市では、カササギを「市の鳥」としています。
この度、北部九州5県を回りましたが、な、な、なんとカササギがいたのです。日本にはいないと思っていたので、びっくりしました。九州へも何度も行っています。しかし、カササギが棲息しているなど予想だにしなかった。よって、探すこともしませんでした。目撃したのは、この度が初めて。カササギはこの時期、営巣中。巣は、電柱に作っている。
カササギは、日本国の天然記念物(1932年)になっていた。私に、何の連絡もなく。レッドデータブック(環境省)では、希少種に指定されている。佐賀県では、「県鳥」としている。
電柱のカササギの巣は、停電を招くこともある。九州電力としては撤去したいが、相手は天然記念物。そんなわけで、5月下旬にヒナが巣立ちし、巣が放棄されてから撤去するという。他に九電の努力として、営巣されないように電柱に「意地悪用風車(黄色い風車が回るので、嫌がって巣を作らない)」を取りつけるなどもしているらしい。
地元の(信頼できると思われる)人の話…
カササギは、豊臣秀吉の「文禄・慶長の役(1592~1598)」の際、佐賀藩主、鍋島直茂が朝鮮半島より持ち帰った。日本へ連れてこられて、逃げ出したものが野生化した。繁殖力が強く、どんどん増えた。証拠として、九州のカササギは朝鮮半島に生息するカササギの亜種であることが分かっている。DNAを調べたのかな?
秀吉説、どうやら本当の話らしいです。なお、どうして物好きにもカササギを持ち帰ることにしたかですが、鳴き声が、「カチ、カチ」に近いらしい。つまり、「勝ち、勝ち」。こりゃあ縁起がいいというわけで連れ帰った…。
なお、パンフレットによると、「日本書紀には、6世紀に推古天皇にカササギが献上されたという記述がある」という。この説も正しいと思います。
どういうことかって?つまり、秀吉説も正しく、日本書紀の記述も正しい。推古天皇のカササギは、死んじゃった。その後、秀吉(鍋島直茂)が持ち帰った。こう考えると、どちらの説も正しい。これで一件落着。歴史ってこんなもんです。