「35人学級の実現を」…もう何年来言われてきたことか。手書きの看板が街に立ったりもしましたが。この度、文科省が、「義務教育全面35人学級化見送り」を発表。
「学級の児童生徒数が少ない方が一人一人に目が届くので良い。だから、40人学級ではなく35人学級に」…一見まともな考えのようですが、冗談じゃない。これは、通用しません。
40人学級(現在)でも、その昔の50人以上の学級でも、教師の力量で十分すぎる教育効果を上げることができます。言い換えれば、35人学級にしても力のない教員には教育効果はあげられません。
ただ、「少人数の方がいいなあ」と、思うことがありました。小学6年生の水泳授業の指導をお願いしたいという申し出がありまして…私に水泳の指導をしてくれと言うのは、無謀。しかし、「No」という言葉を知らない私、これを快諾!自分が超無責任な人物であることに今さらながら気づきました。なぜ水泳授業の指導者に私の名前が挙がったか?それは、「毎日熱心にプールでエキササイズをしている人」だからなのだそうで…。アクアウオーキングをしているのであって、泳ぎはあまりしていないんですけどね…。
ともあれ、いきなり水泳の先生になった私、割り当てられたのは、「Bグループ20人」。で、割り当てられた場所は…25mプールの、1コースの半分。これには意気消沈。指導の意欲など消え失せました。12m50cmに20人が入る…泳げませんよこれ!イモ洗い状態…失礼、人洗い状態です。(注:民間プールを借用)
「勝手に隙間を見つけて泳ぎなさい!」
指導しようにも、ワイワイという喚声の中、声が届かない。有能な水泳指導者であるかもしれなかった私ですら、手も足も出ずぅ…指導放棄!
そうこうしているうちに、「先生トイレへ行っていいですか」「先生、寒いので採暖室へ行ってもいいですか」…
「いいよ!断らなくてもいいから、どこへでも行きなさい」と、言ったら、ぞろぞろと、トイレ、採暖室へ。プールに残っているBグループは、ほんの数人。その数人には、「アンティーク流の息つぎ」「アンティーク流のクロール」を伝受(←これが、ホントいい加減)。「教え方が上手い」と…私を褒めるとは小学生も大したものです。
そんなわけで、プール授業は、20人では多すぎます。1人の指導者に、せいぜい5~6人の子どもが限度です。40人?と、と、とんでもない。
机に向かう授業と、実技を伴う授業とは別ですがね。
文科省は、なぜ現在の義務教育標準法維持(小3〜小6は標準で1クラス40人と定める。小1、2は35人)としたか?
今年の全国学力テストで「学力と学級規模の相関関係がない」ことが分かったためという。ねっ!冒頭に書いたように、学級規模と学力の相関などないのです。
ただ…水泳授業では、5~6人のグループとして、私のような優秀な指導者を多数確保でき、コースも沢山使用できる予算付けはお願いしますよーっ!
「学級の児童生徒数が少ない方が一人一人に目が届くので良い。だから、40人学級ではなく35人学級に」…一見まともな考えのようですが、冗談じゃない。これは、通用しません。
40人学級(現在)でも、その昔の50人以上の学級でも、教師の力量で十分すぎる教育効果を上げることができます。言い換えれば、35人学級にしても力のない教員には教育効果はあげられません。
ただ、「少人数の方がいいなあ」と、思うことがありました。小学6年生の水泳授業の指導をお願いしたいという申し出がありまして…私に水泳の指導をしてくれと言うのは、無謀。しかし、「No」という言葉を知らない私、これを快諾!自分が超無責任な人物であることに今さらながら気づきました。なぜ水泳授業の指導者に私の名前が挙がったか?それは、「毎日熱心にプールでエキササイズをしている人」だからなのだそうで…。アクアウオーキングをしているのであって、泳ぎはあまりしていないんですけどね…。
ともあれ、いきなり水泳の先生になった私、割り当てられたのは、「Bグループ20人」。で、割り当てられた場所は…25mプールの、1コースの半分。これには意気消沈。指導の意欲など消え失せました。12m50cmに20人が入る…泳げませんよこれ!イモ洗い状態…失礼、人洗い状態です。(注:民間プールを借用)
「勝手に隙間を見つけて泳ぎなさい!」
指導しようにも、ワイワイという喚声の中、声が届かない。有能な水泳指導者であるかもしれなかった私ですら、手も足も出ずぅ…指導放棄!
そうこうしているうちに、「先生トイレへ行っていいですか」「先生、寒いので採暖室へ行ってもいいですか」…
「いいよ!断らなくてもいいから、どこへでも行きなさい」と、言ったら、ぞろぞろと、トイレ、採暖室へ。プールに残っているBグループは、ほんの数人。その数人には、「アンティーク流の息つぎ」「アンティーク流のクロール」を伝受(←これが、ホントいい加減)。「教え方が上手い」と…私を褒めるとは小学生も大したものです。
そんなわけで、プール授業は、20人では多すぎます。1人の指導者に、せいぜい5~6人の子どもが限度です。40人?と、と、とんでもない。
机に向かう授業と、実技を伴う授業とは別ですがね。
文科省は、なぜ現在の義務教育標準法維持(小3〜小6は標準で1クラス40人と定める。小1、2は35人)としたか?
今年の全国学力テストで「学力と学級規模の相関関係がない」ことが分かったためという。ねっ!冒頭に書いたように、学級規模と学力の相関などないのです。
ただ…水泳授業では、5~6人のグループとして、私のような優秀な指導者を多数確保でき、コースも沢山使用できる予算付けはお願いしますよーっ!