アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「けだもののケンカ発言」で、五輪誘致が消えた…

2012年08月08日 | Weblog
 石原都知事が、「西洋人の柔道ってのは、けだもののケンカみたい」と、発言しました。定例会見での発言なので、いわば公式見解?
 小説家とは思えない、子ども並の比喩です。
 そもそも、「けだもの」への理解が…。小説家ですから、「けだもの」というものを、深く追究してから使っていただきたかった。
 「けだもの」は、そもそも、「全身に毛があり、四足歩行する動物」のことです。2番目の意味で、「人間らしい心のない人をののしっていう…」です。
 西洋人の柔道は、全身を毛で覆い四足歩行で戦うのですか?また、人間らしい心を持たずに戦うのですか?西洋人柔道家に対して失礼千万です。人種差別ですか?

 このような意識で、「オリンピックを東京に!」…これは、西洋人がこぞって反対しますよ。「けだものみたい」と表現する人が知事を務める東京が、オリンピックを誘致しようとしている…!ちゃんちゃらおかしい。

 石原都知事は、西洋人の柔道スタイルがワイルドだということを言いたかったのではないかって?
 ワイルドだろうが、スギちゃんだろうが、ジュリー(沢田研二ではない)が認めているんだからそれで良いんじゃないですかっ!ルールに則って競技しているのに、何が「けだもの」だ!
 けだもの発言の裏には…1964年の東京オリンピックで柔道が採用されて以来、初めて男子の金メダルなしなので、日本人男子選手をかばおうという意図があったのでしょう。しかし、浅慮でした。日本人男子は、けだものより弱いということを言っているのですから。

 では、石原さんは(同じ意図で)どのように言えば良かったか?
 「西洋人の柔道ってのは、反キリストの象徴の格闘みたい」と、言えば問題にはならなかったでしょう。
 えっ?意味がワカランって?だから問題にはならないのですがね。反キリストの象徴ってなんですか?「野獣」です。つまり、「野獣の格闘」。
 野獣と、「けだもの」と、どこが違うって?…お、お、同じですね。はい…。

メダル大量獲得の近道が…

2012年08月07日 | Weblog
 新聞を広げ、スポーツ面の一枚の写真に…「日本?日本だよねぇココ?」と、思いました。新潟県を中心に開催されていた高校総体の陸上男子5000m決勝の写真…7人の選手が写っているのですが、上位5人は、アフリカからの留学生。アフリカの高校総体ではなく、日本の高校総体なのですが…。

 落ち着いて考えると、高校駅伝にはアフリカ出身選手が中心選手として登場してきます。彼らが一堂に会するのが日本の高校総体ですから、5000m決勝にアフリカ勢が多数出てきても何の問題もないのですがね。

 スポーツ面では、「日本は国際化されている」なあと思います。
 大相撲の外国人力士を見てください。幕内力士の半数になんなん(垂なん)としています。幕内力士が100%外国人となっても何の問題もありません。「国技」ではありませんから。大相撲は、「世界技」です。
 プロ野球、ラグビー、サッカー、バスケットボール、陸上長距離…当たり前のように外国人選手がおります。

 世界的に見ると、これまた当たり前のように帰化選手がおります。
 日本では…宇津木麗華(女子ソフトボール)、小山ちれ(女子卓球)、白井貴子(女子バレーボール)、早川浪(女子アーチェリー)…こうしてチェックしていくと、バスケットボール、アイスホッケーなどにもいるいる…。猫ひろしも忘れるなって?…忘れます!

 帰化してもらって日本にメダルを…それも良いでしょう。国際化の時代の日本ですから。メダルの考え方ですが、「金」は、それで良いです。銀は、分解すると、「金」と「良」ですから、「金より良い」。銅は、分解すると、「金」と「同」。つまり「金と同じ」。メダルは、すべて「金以上」ということです。

 閑話休題。ロンドン五輪女子マラソンでは…25kmの段階で、上位6人が…エチオピア3人、ケニア3人。さすがに強い。優勝したエチオピアのゲラナは、デンソーにいた選手。そのまま帰化してもらえば、日本は女子マラソン金メダルだったのに…。

 高校総体5000mの上位のアフリカからの選手達、帰化していただきましょうよ!日本の陸上界が世界を席巻する日が来ますよ。ついでに、ジャマイカ勢にも帰化をお願いしましょう。
 「…もうヤケクソだから、ロンドン五輪のメダリストを全員日本に帰化させろ」って?その考えも悪くないですが…日本にぃ…帰化する魅力がありますかねえ…。

五輪選手は、私人であり公人である

2012年08月06日 | Weblog
五輪日本代表の女子がおります。五輪期間中に、この選手の交際相手が暴力団だと判明したらどういうことになるでしょうか?
 1 選手本人とは関係ないので、なんの措置もしない。
 2 日本代表のイメージが悪化するので、即座に帰国させる。
 まあ、上記のどちらかでしょう。

 私は、「即座に帰国させる」という、考えに賛成です。「恋愛の自由だろう!人権侵害だ!」と、言われそうです。その意見の方にお伺いしますが、「暴力団」とはなんですか?
 暴力団は、反社会的な犯罪助長集団です。その暴力団と交際するということは、「暴力、脅迫、強要、強盗、詐欺などの不当・不法行為を用いて、他人の金品、財産を奪ったり、利益の共用を強いる」ことを容認しているということになりませんか?そういう人が日本代表として、五輪に出場して良いのでしょうか?「恋愛の自由」は否定しておりませんよ。日本代表にふさわしいかどうかの問題です。
 人権侵害?人権問題にはなりませんよ。交際相手が暴力団であることを(意図的だったかどうかは別として)隠して日本代表になった。日本を冒涜したわけです。
 五輪選手は、「私人」です。もちろん、人権があります。と、同時に、国を代表しているわけですから、「公人」でもあるのです。国を辱める行為、あるいは選手団を辱める行為は断じて慎まなければなりません。
 「個人の自由だべ!」って?そうゆうことは、五輪代表を辞退してから言ってください。

 その女子選手の名前を教えろって?「例え話」ですから、実際には存在しません。そもそも、日本の代表になるような選手が、暴力団と交際するはずがないでしょう。

 ロンドン五輪ボート女子エイトに出場したドイツのナディア・ドリガラ選手が、ネオナチの活動家との交際をテレビで報じられた(8月2日)。
 これにはびっくりでした。もちろん、「鶏ガラ?旨いスープができます」と、個人的にボケましたけどね。「トリガラ」ではなく「ドリガラ」でした。

 この件も、「恋愛の自由だべ。恋人の主義主張と五輪代表は関係ないべ!」とおっしゃる人も少なからずおられるでしょう。
 その人達は、「ネオナチ」のなんたるかを…甘く見ています。
 ネオナチは、ナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)が、ユダヤ人大量虐殺や侵略戦争を推し進めた歴史を正当化する勢力です。アウシュビッツなどの強制収容所でユダヤ人を約600万人殺したナチスを、正当だと…!

 ネオナチを恋人に選ぶということは…ユダヤ人虐殺を正当化する男が好きということ。つまり、ネオナチスが好きということでしょう?イスラエル選手団とトラブルを起こさなくて良かったです。えっ?ドリガラ自身はネオナチじゃないからユダヤ人とトラブルを起こさないって?…はいはい、ドリガラには罪はありません。問題は、ドイツを代表して、ロンドンへ来たことです。テレビで報道された段階で、とっととドイツへ帰れば良かった。えっ?もう帰った!そ、それで良いのです。初めから、ロンドン五輪を辞退しておればもっと良かったのにね。

 「五輪選手は、私人であり公人である」
 …クーベルタン男爵の言葉かって?いえいえ、私の言葉なんですけどね…。

柔道会場に沢田研二が…

2012年08月05日 | Weblog
 「審判がジュリーを見ています!」と、実況アナが叫ぶものだから、沢田研二が、ロンドン五輪の柔道会場に来ているのかと思いましたよ。
 世界の柔道は強いです。日本の選手も頑張った。男子の金メダルがゼロ…それがどうしました!?科学技術は、一番でなければなりませんが、スポーツは二番でも、一回戦敗退でもいいのです。夢を見せてくれただけで、「ありがとう」と言いたい。

 で、「ジュリー」。♪窓際に寝返りうって…のジュリーではなく、柔道の審判委員のジュリー。この度の五輪での信じられない判定から…IJF(国際柔道連盟)の大会では、「審判員は不要」という意見を述べたいです。
 
 審判員不要の理由?…はっきりしています。現在は、主審、副審(2人)がそれぞれ、同等の権利を持って判定します。そ、それが、3人とも白旗(または青旗)を上げても、ジュリーの意向でみごとに覆される。バカバカしくて、やってられませんよ。事実、柔道大会が終わる前から荷物をまとめて帰国してしまった柔道審判員がいるそうです。

 IJFの大会では、現在の主審から権限を半分にした、「進行審判」をおきます。この進行審判が、「はじめ」「まて」「押さえ込み」「解けた」など、試合の進行をつかさどります。「一本」「技あり」「有効」「指導」「注意」のジャッジもします。しかし、ジュリー取り消されたりします。権限が半減ですからしょうがないです。審判の全ての権限は、ジュリーにあります。

 どうでしょう!IJFに提言しようと思っています。私は、講堂館員ですから、講道館の審判規定が良いと思っています。ロンドン五輪の柔道で、前回大会より良くなったなあと感じるのは、「尻もちでも一本」という、とんでもないジャッジがなくなったことです。ジュリー効果でしょうか?

 皮肉といえば皮肉ですが…シドニー五輪で、篠原信一選手(今回の男子代表監督)は返し技が認められず敗退でした。そのあと、IJFは、「誤審だった」と、非公式ながら認め、「映像から正しく判定するジュリー制」を導入したのです。
 技の有効性を見極め、審判の判断を補助するためのジュリー制…そ、その権限が、「裁判長」にまでなってしまいました。裁判長にまでなってしまったのですから、それでやっていただきましょう!

引き分けねらい、負けねらい…道徳的には?

2012年08月04日 | Weblog
 なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、「引き分けねらいを指示した」と、言った後、「しまったぁ」といった顔をしました。瞬間、「つい言っちゃったぁ、言わなきゃ良かったぁ…」ロンドン五輪南アフリカ戦直後の話ですがね。則夫さんは、そのあと開き直って、「勝つため(金メダル獲得)に、最大限の努力をするのが自分の使命」と、引き分けねらい指示の理由を付け加えました。いいと思いました。男が一旦口に出した言葉を、ごまかさなかったところがいい。

 南アフリカに勝ってしまうと、リーグ戦F組みの1位になってしまう。そうなると、決勝トーナメントの初戦までに、640kmの距離を8時間以上かけて移動しなければならない。リーグを2位通過すると、移動無しで決勝トーナメントの初戦を迎えられる。8時間の移動は、選手のコンディションに大きな影響を与えます。だから、引き分けに持ち込みたかったのです。
 ただ、終了間際が醜かった。攻めずに、ボールをまわして時間を稼ぎました。あれがなければ、「日本は引き分けを狙ったな」と、気づく人が少ないままだったと思いますがね。

 南ア戦では、「出場機会がなかった選手を出した」ということで7人が五輪初先発でした。このあたりから、「引き分けならいの意図」が感じられました。
 また、意地悪な見方をすると、リーグ1位になると、フランスと当たる。フランスには分が悪い。それを回避するためには、リーグ2位になる必要がある。そうすれば、決勝トーナメントでブラジルと当たる。ブラジルのほうが勝ち目がある・・・。

 ともあれ、なでしこの、「わざとに引き分け」には、作戦だから良いんじゃないかと思っていました。そこへ持ってきて、バドミントン。
 決勝トーナメントでどの山に入るかの作戦とはいえ、「わざとに負けようとした」これには、世界バドミントン連盟(BWF)が、合計4ペアを失格処分にしました。理由は、「勝つために一生懸命戦わなければならない」という規約に違反したから。バドミントン、素晴らしい!

 ありゃ?よーく考えると、「最後に勝つために、途中の試合で意図的に引き分けたり、負けようとしたり…」これって、なでしこの南ア戦も、バドミントンの失格四天王ペア(中国、インドネシア、韓国2ペア)も、同じじゃないか?

 これは、道徳の教材に使えますよ。米ハーバード大学「白熱教室」のサンデル教授などは、すでに講義で使おうと用意をしていますよきっと。

 金メダルの為に、過程で八百長まがいの試合をする。その「罪」と、「金メダル」は相殺されるのか?道徳的に正しいことなのか?
 私の結論ですか?そ、それは…「なでしこが、ブラジルに快勝したので…」正しいということでしょうか…。

キリマンジャロの雪は深い

2012年08月03日 | Weblog
「キリマンジャロの雪」…1936年にアーネスト・ヘミングウェイが発表した短編小説。ちょうど、60年前の1952年に映画化された。
 「キリマンジャロの雪」というタイトルを聞いたときの、私(幼少時)の感想は、「キリマンジャロは、アフリカ大陸にある。アフリカには赤道が通っているので暑い。雪が降るはずがない」でした。そのあと、親に説明されてしぶしぶ納得しましたけどね。 子供心に、「キリマンジャロ山頂に、何を求めてか不毛の頂上を目指し登り、力尽きて死んだ豹の亡骸がある…」このエピローグが印象的でした。

 「キリマンジャロの雪」という映画が評判になっていると聞きまして、「何を今さら?60年前の映画が評判に?」と、思ったら、まったくの別物でした。こちらは、ヴィクトル・ユーゴーの長編詩をモチーフにしたもの。
 こうなると、野次馬の目(私の目です。白目に出血して赤目なのですがね)が光ります。「ヘミングウェイvs ユーゴー」。両者ともタイトルは、「キリマンジャロの雪」。何か関係があるのではないか?

 ユーゴーは、1885年に亡くなっております。ヘミングウェイは、1899年に生まれました。と、いうことは、ヘミングウェイが、ユーゴーの叙事詩を読んだと考えられます。感動したヘミングウェイは、自分の短編小説に、ユーゴーをまねて、「キリマンジャロの雪」というタイトルを付けたくてしょうがなかった。

 そこで書いた小説が…
 キリマンジャロ山のふもとで狩猟をしていた小説家が、脚の壊疽で瀕死の状態にあった。死を悟った小説家は、看護する妻の制止を振り切り自棄酒を始めた。小説家は、ヨーロッパ大陸の各所で過ごした日々を回想した。そして、最期の夢の中で大空を飛行し、キリマンジャロ山頂で力尽きて死んだ豹の亡骸を探した。

ユーゴーの長編詩をモチーフにしたという、今評判の映画のほうは…
 フランス・マルセイユの港町が舞台。造船所で働くミシェルは50代で職場の労組委員長。不況で20人の削減を受け入れざるをえなくなり、彼は全員平等のくじ引き方式を選ぶ。委員長なら自分をあらかじめ外すことができたが、彼はそうせず、結局引き当ててしまう。…そんな夫を妻は「ヒーロー」といたわる。既に自立していた子供達は、お金を寄せ合い、2人にアフリカ・キリマンジャロへの旅費と切符を贈る。「キリマンジャロの雪」の所以がここにあります。
 もっとも、ここまではストリーの入り口。思わぬ犯罪に巻き込まれれるなど、失意や怒りの連続。人間の持つ優しさや慈しみの大切さが胸にしみる映画です。

 で、キリマンジャロの雪にかかわる、「ユーゴーvsヘミングウェイ」はどうなったんだって?
 ユーゴーのテーマは、「人間の持つ優しさや慈しみの大切さ」です。ヘミングウェイもこれを書きたかった。しかし、普通に書いたのでは、パクリの汚名が…。そこで、「逆もまた真なり方式」を採用…。
 自棄酒の小説家は、看護してくれている妻に、ことごとくつらく当たりました。これは、「人間の持つ優しさや慈しみの大切さ」の補角にあるもの。小説家は自分を恥じ、そのあと、夢でキリマンジャロ山頂の豹を探し死んでいく。頂上を目指した豹は小説家自身で、山頂にあるのは、「人間の持つ優しさや慈しみの大切さ」…。

 キリマンジャロの雪、深いです。

「ドラえもん」のODA

2012年08月02日 | Weblog
 ロンドン五輪…開会式で各国選手団が国旗を先頭に入場…!日の丸が二カ国。一カ国は、日本。もう一カ国はバングラデシュ。 バングラデシュの国旗のデザインは、「緑の地。中央に日の丸」が、描かれている。
地の緑色は豊かな大地を表わし、日の丸は昇る太陽と、独立戦争で流れた血を表しているという。
 日の丸を国旗に採用する国って、親近感を覚えますねえ。いいぞ!バングラデシュ!

 バングラデッシュの凄さは、14万平方キロメートルの国土に、1億5千万人が暮らしているというところ。日本の3分の1の国土に、日本の人口以上の国民ですから!
 貧しさ…第三次印パ戦争、バングラデシュ独立戦争を経て1971年に独立。独立したのは良いけど、コレラだ、赤痢だ、ヒ素だ…衛生状態は悪い。悪いなどという簡単なものではないかも。
 近年、就学率が上がり、識字率は60%近くまでに上がってきたという。ただ、児童の中退率が30%…!義務教育である小学5年生を待たずに、30%が中退してしまう。授業や教育環境の質が低く、児童の学力が向上しない…。こうなってしまうと、将来の展望も開けないんです…。

 「ドラえもん」というと、日本では、「青少年に見てもらいたい番組」に選定されている。日本民間放送連盟が、選定理由について、「ドラえもんは奇想天外なひみつ道具と心温まるストーリーで子どもたちに夢を与えてきた。親子で安心して見られ、幅広い層が楽しめる内容になっている」。

 ところがである。バングラデシュでの「ドラえもん」の扱いは…
 バングラデシュの子どもたちが、のび太のように勉強をサボったり嘘をついたりするようになっては大変だ。視聴禁止だ!
事実、バングラデシュでは、のび太のように勉強をサボったり、嘘をつく子どもが増えているとする主張が広がりを見せているという。

 た、確かに、のび太は勉強をサボる。宿題など、ドラえもんやしずかちゃんの助けを借りようとする。日本人なら、「アハハ」で済むところですが、そうではないところがバングラデシュ。「ゆとり」「遊び心」「ユーモア」が、ない…。のび太の嘘も同様。

 ところで…ドラえもんバッシングは、「ドラえもん」の人気があるから。
 私のアイディアとして、「よく勉強し、嘘をつかないのび太くんを登場させる、バングラデシュ版のドラえもんを制作して送り込む」。これは、バングラデシュに受け入れられますよ。ODAで、ドラえもん!いいと思います。日本は、バングラデシュへ人材育成だけで3億円(1年に)を無償で提供しています。そのうち、1億円でいいから、「バングラデシュ版ドラえもんの制作」にまわしてほしいなあ。

ジャップは死語?

2012年08月01日 | Weblog
 英国の保守系政治週刊誌スペクテーターが、小さな記事の中で日本人の蔑称「ジャップ(Jap)」という単語を使った。しかも、4回も…。

 在英日本大使館葉、スペクテクターに対し、「この言葉は第二次大戦中の反日プロパガンダで度々使われ、攻撃的で侮蔑的な感情を呼び起こす」として、今後は使用しないよう求める書簡を送った。

 まあ、日本側の態度としては当然。で、私が多少の驚きをもったのは、英国内の反応。
 「Japが差別的用語だったとは知らなかった。これからは使わないようにする」「英国人は、ブリッツ(Brits)と書かれても、抗議などしないのに?」
 こんな感じ…つまり、Japに対して、侮辱してやろう、差別してやろうという気持ちがない…。なぜ?戦後67年。第二次世界大戦が、風化したということでしょう。日本人でも、Japと呼ばれることに嫌悪感を感じる人が少なくなっているように思います。

 Japは、国際的にいわゆる、「死語」になってきているようです。それはそれでいいのですが、親しさの表現のように「ヘイ!ジャップ!」とは呼ばれたくないですけどね。

 五輪の開始で、「チョー気持ちいい」が取り上げられておりまして、懐かしかったですよ。最大級の誇張接頭辞、「超(チョー)」。これも、かなり古くなってきました。来年には、死語でしょうか。

 昨日(7月31日)は、参院社会保障・税一体改革特別委員会で、「国民の生活が第一」が、野田さんを口汚く罵っておりました。なんという議員かって?本名は出せませんが、仮名は、森U子という議員ですがね。その品のなさ…呆れるばかりです。つい先日まで仲間だったのに、手の平返しで罵倒する。森U子さんが盟主と仰ぐルーピー鳩山が、官僚の言いなりにならないことを標榜した、「政治主導」を言い出しましたよね。政治主導の意味が解っていない。
 あの、「政治主導」はどこへ行ったのでしょうか?完全に死語ですね。その前に、「最低でも県外」があるだろうって?あれは、鳩山さんが辞めた段階で消えました。死語に入れると、死語が怒りますよ。「鳩山さん」自体が、死語になろうとしているし…。

 「バッチグー」「ゆるしてチョンマゲ」「プッツンする」「アイム・ソーリー・ひげそーりー」「冗談はよしこさん」「感謝感激雨あられ」「いただきマンモス(ごちそうサマンサ)」「余裕のヨッチャン」…

 こうして死語を並べると…またまた民主党とオーバーラップしてきす…。
 消費税増税で、国民の暮らしは本当に良くなるのか?→「だいじょうブイ」
 森U子に攻められても、野田佳彦(よしひこ)総理は→「余裕のヨッチャン」
 米ホワイトハウスが、首相の名前を「ノダ・ヨシコ」と誤記した→「冗談はよしこさん」。野田さんは、「不問に付す」とのこと。よっ!太っ腹!
 天下りを根絶できなかっただろう!→「ゆるしてチョンマゲ」天下り根絶自体が死語ですかね。
 コンクリートから人へ→「そんなバナナ」コンクリートから人は造れません。コンクリートから人へも…だれもその言葉を口にしなくなりました。
 仕分け→蓮舫さんが、「プッツン」しましたよね。「仕分け」も風前の灯火。
 高校授業料の無償化→「バッチグー」
 おーい!マニュフェストは、どうなったんだーっ!→うそピョーン