何を隠そう(一度も隠したことはないのですが)私は片付けが苦手です。出来ないと言っても良いかも。それでも家の中がしっちゃかめっちゃかにならないのは、全て奥様のお陰です。文句を言ったらバチが当たるのですが、一つだけ問題が。それは暫くすると、何処に片付けたかが判らなくなると言うこと。気が付くと片付いているので、何が何処に片付けられたかが判らないまま時間が経つと、私が暫くしてから、あれは何処にあるのか?と探し初めても中々見つからない。奥様も覚えていなかったり。それだけが困っています。
全く予期してなかった訳ではありませんが、
昨日、国枝慎吾選手引退のニュースが飛び込んできました。
昨年の全英オープンで国枝選手がシングルスで優勝。
この優勝で唯一残っていた4大オープンのシングルスを制し、
オリンピックを含めたゴールデンスラムを達成。
年齢も38才と言う事で、ひょっとすると引退?と思ったのですが、
40歳までは続けてくれるのでは?
勝手に思っていました。
ずっと勝てなかったウィンブルドンで勝ったことは、
やはり達成感があり、一区切りと言う気持ちになるのでしょう。
記事によれば、ご本人の言葉として、
「2023年1月22日付で引退することになりました。夢が叶った東京パラリンピック後から引退についてはずっと考えており、昨年念願のウィンブルドンタイトルを獲得してからは、ツアーで戦うエネルギーが残り僅かである事を感じる日々でした。昨年10回目の年間王者になった事で、もう十分やりきったという感情が高まり、決意した次第です」(原文まま)
そして、奥様の言葉,
「夫が引退することになりました!私自身も達成感と充実感でいっぱいで不思議と悲しさや寂しさもなくこれから始まる新しい生活にワクワクしています」
からも、達成感が感じられます。
国枝選手の素晴らしい実績は、
フェデラー選手の言葉に象徴されています。
07年に日本人記者が「日本のテニス界からはなぜ世界的プレーヤーが出てこないと思うか?」と質問したところ、フェデラー選手が「何を言っているんだ。日本には国枝がいるじゃないか」と答えたエピソードは有名です。
年間王者10回も前人未到の実績ですし、
主要大会の実績は最後に載せておきます。
4大オープン合計で、
シングルス28回の優勝、ダブルス22回の優勝。
パラリンピックもシングルス3回、ダブルス1回の優勝。
これをレジェンドと呼ばずして誰がレジェンドでしょう。
モチロン、車いすテニスとATP協会傘下のテニスプレーヤでは、
競技人口の違いはありますが、
それでも、長い間ずっとトップで居続けることは簡単なはずがありません。
(参考:ATPとは Association of Tennis Professionalsの略)
国枝選手の後継者候補としては、小田凱人選手他何人かいますが、
まだまだ国枝選手の域には達していません。
むしろ上地選手に頑張って欲しいのですが。
全豪オープンはどうなるのでしょう?
楽しみであり、不安でもあります。