週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

ヤ・ノ・キショー!

2006年03月30日 | アルビレックス新潟
今日は、矢野貴章選手について書こうと思います。

今季柏から移籍し、上野優作選手から背番号11を引き継いだ矢野選手。開幕戦以来、ずっとエジミウソンとのコンビで2トップの位置でスタメン出場しています。

ヤ・ノ・キショーという独特のコールもアルビレックスサポーターにすっかり定着したって感じで、矢野選手の名前を連呼する機会もどんどん多くなっています。まだ若いし、ひたむきだし、うちの女房などは「母性本能をくすぐられるわ」なんてことを申しております。

とにかく矢野選手のプレーには好感がもてるさわやかなプレーが多いです。常に全力疾走って感じで、ゲームの終盤にはバテバテになっていることもあります。ところがそこで「ヤ・ノ・キショー」のコール。彼は必死になって、歯を食いしばって頑張るのであります。その姿がまたステキです

この矢野選手。ゴールをアシストする好プレーを今までたくさんやってきています。エジミウソンのゴールの多くは矢野選手との連携から生まれたものですし、昨日のエジの1点目なんかも、三田選手矢野選手とつないで最後にエジでしたよね。なのにリーグ戦、カップ戦を通じて矢野選手自身は未だ得点はゼロ今日こそ貴章の初ゴールを見たい」これは僕らサポーターたちの共通した願いなのであります。

矢野選手のプレーからは、いい意味での「悲愴感」を感じます。歯を食いしばって頑張り抜く、でも報われない、だけど必死でボールを追いかける、転ぶ、でもすぐ立ち上がる、また全力で走り抜く。矢野選手のプレーに声援を送る僕たちの気持ちは「運動会で転んでしまい、どろんこになりながら起きあがって歯を食いしばってまたゴールを目指して走り出すわが子に、観客席から声援を送る保護者」と似ているような気がします。

昨日のナビスコ清水戦でも、シルビーニョの高速パスに頭からとびこんでわずかに距離が足りなかった場面がありました。ほんの数センチの差で「アルビの歴史に残るゴール」となっていたかもしれないほどのものを感じました。エジミウソンからのゴール前のパスにも、もう少しで届かずゴールできなかったシーンもありましたね。

亜土夢選手が初先発試合であっと言う間に初ゴールを決めたのと対照的に、矢野選手は産みの苦しみにおちいっているように感じます。実際、ゲーム中の矢野選手の表情からも「またはずしてしまった」的な気持ちや「チームのみんな、またはずしてゴメン」的なムードが感じられることも多くなってきました。

でも、矢野選手僕らサポーターはみんなよくわかっています。あなたの闘志あふれるプレーがあるから、エジのゴールがあるのです。焦っちゃいけない。くさっちゃいけない。まだまだ先は長いんですから、今まで通りひたむきなプレーを続けてください。新潟サポーターは魂のこもったプレーには惜しみない声援を送り続けますよ。ガンバレヤ・ノ・キショー

追記:矢野選手が初ゴールをあげてふっきれた時、「なんじゃこいつ?すっげぇ~!」ってサポーターが唸るくらいの快進撃を続けることを、八百政はここに予言します

コメント (4)
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